私が居る理由

~私が今ここに居る理由を探して生きている・・・~ とは言ってみたが、書いていることは超カルい、日々の雑記帳。

『おいで、一緒に行こう」を読んだ

2012-10-20 22:49:42 | 読んだ本
おいで、一緒に行こう―福島原発20キロ圏内のペットレスキュー
クリエーター情報なし
文藝春秋



40代の「母性」とパワーと怒りにあふれるペットレスキューのボランティア達。

警察の検問との戦い。何が正義で何が罪なのか。

あの日に起こったことは、自然災害でも、それから以後のことは人災。

家族を待ち続ける犬。警戒して寄ってこない猫。


「時として、荒っぽいこともする彼女たちを、私は諸手を挙げて賛美するつもりはない。彼女たちの健康や生活を考えると無責任な応援もためらわれる。けれど有事には国が国民を守ってくれるという神話が崩れた今、彼女たちの向うみずな行動力に、そのありあまる母性と他者への想像力に、闇の中に一筋にのびる命綱のような心強さを感じずにいられないのも事実だ。」


帯の言葉。「いのちを助けたいだけ!」
その言葉はどこへ届くのだろう。いや、届かないのか。。。

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