まず、現在に至るまでに、色々な人類発祥の事実が発見されているという事。
まず、疑問なのが、進化論に対して、キリスト教徒はどう捉えているのかと
いう疑問。
個人的には、生物は突然変異と進化を繰り返してきて現在に至っていると
思うので、尚更、宗教に依存しないDEATH。
何度も言っているが、自分は赤子の時に無理やり洗礼させられた
えせキリスト信者。
ちなみに洗礼名は、ステファーノ。
このミドルネームはちょっと気にいっている。
キリスト教では、人類の発端はアダムとイブに起源している。
そこら辺の見解をちょっと知りたいが、今回は、その事はおいておきます。
まず、皆さんが聞いた事がある、ワードを並べてみましょう。
ピテカントロクス、ネアンデルタール人、アウストラロピテクス
クロマニヨン人、などなど聞いた事があると思います。
そんな中、450万~430万年前にアルディピテクス・ラミダスという
化石がエチオピアで見つかった。
頭が小さく手が長く足で物をつかめ木登りも出来るという特殊な二足歩行の
生物。
ラミダスの骨盤はチンパンジーと比べて縦長でなく人類に近い横長で
二足歩行に適していたと考えられる。
自分の今迄の見解は、発達した脳を支える為に、直立になったという話。
でも、今回新たに得た情報はその後の話だが、地殻変動によって
森林が草原になり、遠くまで果実などを取りにいかなければなくて、
二足歩行が有利で、両手いっぱいにかかえて運べたという事だ。
それで、生存競争に勝てたと言うのだ。
その後、ラミダスから頑丈なパラントロプス属と華奢なホモ属に分かれる。
ラミダスが身長120センチに対して、それ以降は150センチ位だろうか。
パラントロプス・ボイセイは頑丈型猿人と言われ側頭筋が発達していて
硬い豆や植物の根っこなどを噛み砕いた。
一方、ホモ・ハビリス(240万年前)は、現在のハイエナ的な動物から
死肉を奪って生活していた。
その時に石器が生まれ、使用されていった。
それこそ、「必要は発明の母」のことわざの語源たるかもしれない。
その後、ボイセイは絶滅して、ハビリスはホモ・エレクトスに進化する。
(180万~5万年前まで生息)
北京原人やジャワ原人もここからのルーツで、その後
ホモ・ハイデルベルゲンシスとなる。
その一部がヨーロッパへ流れて、ネアンデルタール人となる訳である。
その過程で何が変わったかと言うと、まず体毛が無くなった事によって
発汗出来て、体温を発散して、獲物を追いかけれる持久力が可能になった。
そして、肉食が多くなる事によって、脳が大きく発達して、同じ人類に
対して、思いやりの心がめばえてきた。
そして、老人に対しての介護の姿勢もめばえてきた。
それは、歯の無い骸骨の寿命から分析されている。
ボトルネック現象と言って、今の人類の遺伝子が殆ど同じだそうです。
19万年前の氷期にアジアのジャワ原人や寒冷地に適応したネアンデルタール
人には影響なかったが、アフリカでは対応出来ず、南に逃れて
南アフリカ共和国のピナクル・ポイントに行き着きました。
森や草原に慣れていたのに、海産物に初めて触れた。
そこで、好奇心に勝っていた人達が生き残った。
今では、当たり前だが、ムール貝とかその当時は、それを食すか食さない
かが、明暗を分けた。(16万年前)
その頃、ホモ・エレクトスは1万人以下にまで減少していたのです。
でも、その人達が生き延びてくれたので、今の人類につながって
いるのです。
これからも、興味深い話題です。