東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 第6章：オカン上陸

マー君らしい…アハハハハ "o(￣▽￣メ )。o0○((
前回、我々を感動の渦に巻き込んだ「一緒に住もう。」という言葉・・・
まさかオカンがウンというとは予想だにしてなかったらしい
今後の生活を思って憂鬱気味のマー君・・・
片やオカンは筑豊での送別会で大盛りあがり！60過ぎての東京暮らしを心配するオトンにも
マー君がいるから大丈夫だと・・・

新居は、電車とボーリングの音さえ我慢すれば、広いし綺麗だしと快適そう
オカンの荷物はヌカ床のツボと古びたタンス。オカンにとっては大事なもの。
この貧乏くさいタンスが後々涙を誘う事は薄々・・・(笑)

お久しぶりの手塚さんはアジアから中東の方をふらふら～(という設定だったらしい)
どれくらい、アパートを留守にしてたんだか・・・

オカンとの久し振りの生活は・・・
寝癖はつばで直そうとするわ、人前で大声で「マー君」呼ばわりするわ、
ジーパンの穴はふさいでしまうわ、うさぎのアップリケを縫い付けるわ
鼻ひげメガネでまなみと初対面するわ、誰彼構わずご飯をふるまうわ、
大音量でテレビを見るわ、大声で笑うわ、リモコンはラップでくるむわ・・・
せからしかっ
今まで、自由気ままに生活してたマー君にとってはウザいのも無理無いわぁ。
しかもマー君の場合、住居兼仕事場であるからして、仕事に集中出来ない環境は
ちと可愛そう。仕事がはかどらないとなると、生活費が稼げないですもんね～

そんな状況で締めきりに遅れがちだったマー君に、いい人＠鳴沢くんも愛想尽かし。
上司に言われたせいもあるんでしょうが、確かに今までも何かと助けてくれてたのに、
マー君、甘え過ぎっ！！！でも、鳴沢くんから見れば、自由で何もかも
恵まれてるように見えるマー君への嫉妬もあったのかな？

しかしバカボンが入り浸る事は予想してたけど、まさかレオや徳本までっ！
オカンの料理が、皆の胃袋をわしづかみしちゃったようですね～
二人暮らしなのに、炊飯器が２つって！一体何合炊いたと？

特に手塚はヌカ漬けをいたく気に入ったよう
オカンとの生活に息が詰まりそうになったマー君に、自らの体験をしみじみと語って
くれました～
故郷は遠くにありて思うもの。
たまには顔を見せなくてはと実家に帰るものの、懐かしいのは最初の10分。
あとはお小言を並べられ、うんざりしてとんぼ返り。いないと寂しい。
いればうっとおしい。母が危篤と言われても帰らず、それを後悔してるようですね～
マー君にもいつか、このヌカ漬けをすっげぇ食いたいと思う日がくるかも。
手塚さんにとっては、オカンのヌカ漬けがお母さんを思い出させる懐かしい味だったんでしょうね～
このでっかいツボ抱えて東京に出て来たお母さんの覚悟だけはわかってあげたら。

オトンや手塚さんには、オカンの覚悟がわかってたんだ・・・
平気そうな顔してても、やっぱ年とってから知らない土地に移り住むのが
どんなに覚悟がいる事なのか、希望だけを抱いて上京したマー君には理解出来る筈も無く…

でも、オカンにとっての全ての希望はマー君なのだからと、タンスの中身が教えてくれた
大事なもの、そしてオカンの全財産＝マー君

マー君の迷惑を考え、よそに世話になろうかとも考えたけど、マー君ち以外
帰るとこが無いと悟ったオカン。
ここが二人の家。死ぬまでここにおったらええというマー君。

はい！ここ泣くとこですよ～とコブクロソングが合図をくれましたっ
泣きながらヌカ床をかき回すオカン

屋上から、ライトアップした東京タワーが綺麗に見えます
今度連れてっちゃるけん
マー君、絶対に連れて行ってあげんしゃいよ

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出演:中川雅也(ボク)***速水もこみち　佐々木まなみ(彼女)***香椎由宇　
鳴沢一***平岡祐太　山田耕平(バカボン)***柄本佑　
レオ・リー***チェン・ボーリン　徳本寛人***高岡蒼甫　手塚修一郎***石黒賢　
藤本ハル(筑豊のばあちゃん)***赤木春恵
藤本香苗(ブーブおばちゃん)***浅田美代子　中川兆冶(オトン)***泉谷しげる
中川栄子(オカン)***倍賞美津子　公式HPはこちら