masumiノート

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ガソリンは危険物なのだ

2009年07月08日 | ガソリンスタンド
大阪・此花区のパチンコ店放火事件だけど、
何故、犯人が無事なのか不思議だった。

知らない人も多いと思うけど、
ガソリンは液体が燃えるのでは無く、気化した蒸気に引火します。
ガソリンの引火点はマイナス43℃で、引火性物質と言われるように大変引火しやすく危険です。

<ガソリンスタンドは危険物取扱い施設です。>

爆轟現象が起これば、衝撃波で吹き飛ばされることだってあるんですよ。


そういう知識の無い人がガソリンを使って放火しようとしたら、
恐らく液面に火を持っていこうとするでしょう。
そして、液面に届く前に、蒸気に引火して本人も火傷を負う羽目になるハズです。

でもニュースでは犯人は負傷してない様子だったので、
「オカシイなぁ?」
「灯油にガソリンを混ぜたのかなぁ?」と、不思議に思っていた。

今朝の新聞によると、タンクローリー運転手の経験もあったと書かれていたから、危険物取扱者の資格保持者でガソリンの性質を知っていたんだね。

納得。

それにしても、色々考えさせられる事件ですね。

もちろん犯人が悪いんだけど。
世の中のせいにするのもちょっと違うかも知れないけど・・・

何だかなぁ・・・

でも、やっぱり
「誰でもよかった」なんて
人の命を奪っちゃいけないよ。


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