3月9日 ぜんせきより
東北2店目、全国5店目が開所 コストコが98円掲出
「論説」大きな束になって戦う選択
エネ庁石油流通課が主宰する「SS経営力強化のための検討会」の潮流を受けて、全石連は先ごろボランタリーチェーン(VC)検討会を開催した。
その家電業界では、寡占化したはずの量販店から、ネット通販へのシェア移動が続いている。
その代表選手がアマゾンだが、さらにコスト競争力の強い事業者が、かのコストコだ。
全国一律で時給1200円以上という待遇、さらには一大商業施設が建設される側面で、地元自治体や地権者の諸手を挙げる誘致活動を含め、このコストコに、一体だれがかなうのか。
コストコは国内50店舗体制を意図しているという。
既存店を含め、敷地に余裕のある郊外型の全店舗にSSを併設する計画だという。
たいていの倉庫店には自動車修理工場があり、取り付け作業を含むタイヤの価格競争力も驚異的な値付けがされている。
商圏内の地域SSに残される油外収益の範囲も、極めて限定的と考えるべきだろう。
コンビニなどのフランチャイズとは異なり、VCは、地域の独立店が単独の経営体を維持しつつ、組織と行動のシステムを通じて、志を同じくする人たちが大きな束になって戦うひとつの選択肢で、
経済産業省による流通近代化対策でもある。
***(以下masumi)
コストコと戦うなんてmasumiさんはパス。
こうちゃんもコストコと戦おうとは思わないって言ってます。
>経済産業省による流通近代化対策でもある。
思うに、
「系列店でも(出荷元が同じと証明されれば)業転を仕入れても良いという見解を出してやったんだから、不当廉売だの差別対価だのいちいち文句を言ってこずに、業転玉を共同購入して戦いなさい」(但しマークを下ろすことになってもそれは自己責任だよ)
ってコトなんでしょう。
そう考えると、全石連会長の「系列でも業転5割許容を」というエネ庁長官への訴えは、もしかしたら言わされたのかも?
(溜息)
将来的な長いスパンで考えずに、目先の“楽な道”に飛びつくからこうなった、と思う。
楽な道っていうのは業転玉を仕入れることです。
大きな束になるんだったら、あの当初に一致団結して「差別対価」を訴えることもできたはずなのに・・・
ま、今さらですけどね。
で、
何回も書いているけど、masumiさんは諸手を挙げて当市へのコストコ誘致に大賛成です。
当市にはPBは無いのです。(JAは別格だから)
規制緩和直後というよりそれ以前から、当市の地場フルを苦しめたのは系列店です。
2者店の出店を始まりに、その2者店もCAセルフになり、運営者交代したところもあり、
販社や広域大手が地場フル店の仕入れ値かそれ以下の安値看板を掲示してー、と、
そういうなかでやってきました。
18年。
何度か危機はありながらも、揮発油以外の灯油でさえも他社買いせずに。
コストコが来ても、今更当店の体制に影響なし、なのであります。