3月26日 燃料油脂新聞
群馬県と群馬県石協は首都圏での大規模地震を想定した「燃料対策実地訓練」を実施しました。
3月25日 ぜんせき
神奈川県警の石油製品の購入は一般入札で、東京に本社がある大手商社が落札し、神奈川県内各警察署への供給を担うことになったようです。
それも、ただでさえ問題とされている“発券店値付けカード”での供給です。
東日本大震災では、入札で契約していた大手企業が休業したため用を為さず、組合の要請で、常連客より優先車両への供給を、断腸の思いで行った地場業者もあります。
そういった経験を教訓に災害時供給協定を締結する自治体も増えました。
そして群馬県では昨年から実地訓練が行われています。
神奈川県警の広域捜査での利便性はあがるかも知れませんが、横浜市内のある所轄では所轄内に発券店値付けカードを使えるSSがないため、4月からは隣の所轄管内までいくつものSSを通り過ぎて給油に行かなくてはならなくなるそうです。
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万が一また巨大地震が起こったとしても、次は地場業者の協力は無いかも知れませんね。
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初めてご訪問くださった方へ
このブログの現在一番の目的はガソリンスタンド(昔ながらの)が置かれている現状を知ってもらうことです。
ガソリンスタンドカテゴリーの記事を全て読んで頂きたいのですが、あまり一般の方が興味を引く話題でもありませんので、
規制緩和以降のガソリンスタンドが置かれた現状を予備ブログ「masumi_iのブログ」にアップしました。
是非ご一読下さい。
4月2日 追記
地元SSがそれぞれの問題意識を文書化し各警察署へ手渡すとともに、これまで地元警察署との間で個別に結んでいた優先供給に係る災害時協定を一旦廃棄するケースも出ているようです。
4月1日 ぜんせき