明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

如月 ことばの歳時記より

2014-02-01 | 調べてみた

愛読書というほどでもないけど
時々取り出してパラパラとめくる
『ことばの歳時記』 (金田一春彦 著)

 

1年365日…ん、366日か…
その日付ごとにその日その時期にまつわる
短いエッセイで構成されている
タイトルのまま歳時記的読み物です。

久々に取り出して読んでいると
1月と2月の境目のページに
睦月・如月の由来が書かれており
フムフムと小さい活字を追ってみました。

1月の睦月の由来はこれといった
決め手がないようなので割愛するとして…

如月…そうだ2月は如月だった
なんだか忘れていました。

余寒がきびしくて衣類を更に重ねて
着なければならない
つまり【衣更着】の意味

この1月の寒さを上回る寒さが
2月には待ち受けているということか…

旧暦での話なので、今とはまた感覚が
違うのかもしれないけど
それでも気を引き締めて
【衣を更に着込んで】
春を待ちたいと思うのでありました

 

      

 

ちなみにWikipediaでは…

日本では旧暦2月を如月と呼び、
(きさらぎ、絹更月、衣更月と綴ることもある)

現在では新暦2月の別名としても用いる。
「如月」は中国での二月の異称をそのまま使ったもので、
日本の「きさらぎ」という名称とは関係がない。

「きさらぎ」という名前の由来には諸説ある。

旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、
衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」

草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」

前年の旧暦八月に雁が来て、
更に燕が来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」

陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」

2月にツバメ?なんて思ったけど
旧暦だから今の3月頃ね

昔の人は自然と共に生きていたのね


      

 

今でこそ当たり前のようにネットで検索して
すぐに疑問を解決できるけど、
この本が出版されたのは昭和48年。

こういう知識・雑学の塊のような本は
今とは違った価値があったのだろうと
遠くなりゆく昭和に目を凝らしてみる~

歩く辞書とか生き字引という言葉は
死語になるのかなぁ…
え、もう既に死語?

(ちなみに歩く辞書で検索したら
出版社のアルクの辞書が最初に出てきました)

そんなことを思ったり、思わなかったり…
私にとってある意味【昭和の日】

 

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