某月某日 盛小学校で6年担任当時の教え子の幸夫君が来宅、「還暦の後祝い」をするので出席できますかとのこと、否やのはずもなくOKの返事をすると、日をおかず、丁重な案内状をいただいた。 昨年、花巻温泉を会場に還暦祝いをしたが、ご高齢の恩師に遠方へのご足労をおかけするのも忍びないので、改めて後祝いにご招待とのこと。
8月15日。大船渡温泉を会場に、盛小学校昭和41年度卒の「還暦後祝い」。卒業生約120名中30名の出席。 お盆中であること、所在が全国広範に及ぶこと等などで地元勢少数精鋭?。当時6年生担任3人中、先輩のお二人は物故、存命の私のみの出席。 彼らには42歳の年祝いに会っているので18年ぶりの再会か?
全員集合。 人生すったもんだがありながら、60歳を迎えた教え子諸君。
年金受給年限の延長などで現在なお現役としてバリバリ働いてサラリーをいただいている人、家業に専念している人、公民館などで地域づくりに取り組んでいる人、奉仕活動等に生きがいを見つけている人、施設や授産所で頑張っている人、あるいは念願の趣味に生きがいを見つけている人、家族・身内の介護、看病に明け暮れしている人 ・・・・。小学校を卒業して約50年目を迎え、千差万別の人生模様を描きながら生きている 面々・・・・。
温泉自慢の海鮮料理に舌づつみしながら杯を酌み交わす
「わたしたち先生の組でした」。 「そんなことわかっているよ・・・・・」
飲むほどに酔うほどにボルテージがあがり、「誰が生徒か、先生か、みんなで・・・・・」 メダカの学校だ!
そして、万歳三唱の音頭で会を閉じる。懐かしく楽しい還暦後祝いでした。
42,60の年祝いを無事通過し、次は古希の70歳。その時も祝いの席にご招待するからと口々におっしゃるが? ・・・え~と その時恩師の私は何歳? いつまでも彼等彼女等の行く末を見守りたい気持ちはあるのだが、寿命には限りのあることなので・・・・・・。
市内に繰り出しての2次会にも誘われたが、「年寄りはいないほうが・・・」と誘いを振り切って帰宅。 その後の展開はどうなったのか、教え子に感謝の一夜でした。
どんどはれ! The End