家族全員 絶望から救われた 退院の日
前投稿で書いた 輸血でギリギリ命が繋がった出来事は 深夜の病院での事…
この時点で 私たち家族は 誰も 知る由もありませんでした。
真夜中に 電話がなる恐怖を ビクビクしながら iPhoneを握りしめた長い長い夜…
家族で 話し合っていたのは
輸血しても出血が止まらず 血を抜いては入れ…抜いては入れ…
そんな繰り返しになっているのなら もう そのまま連れて帰ろう と…
でも 病院前で 目に飛び込んできたラスティは 立っていたんです
先生からの話で 全てが奇跡だった事を知り ラスティの生命力! 強運!全てに感謝するほかありませんでした。
でも 心臓にある44mmは ほぼ血管肉腫。
何もしなければ 10日。
化学療法で 3ヶ月。
手術と化学療法で 6ヶ月。
悲しいことに どの選択をしても それは延命で 完治する事はありません。
ラスティが倒れてからの私は 悲観するばかりで 四六時中泣いてばかり…
ろくに食べず、夜も寝ず、家族に とてもとても迷惑をかけていたと思います。
そんな私に 先生が かけてくださった言葉…
「 おかあさん、この子は あの時もう死んでしまってた子です。今ここにラスティちゃんがいるこの時間を もっと笑顔で楽しんでください。
涙は いなくなってから 思う存分流してください。」
ありがたい言葉…
そう!そうよね!
あとどのくらい一緒にいられるか分からないのに せっかくラスティから貰ったボーナスTIME 1分1秒無駄には出来ない!
少しずつ前を向き始めた私 ←いいぞ!いいぞ!
その第1歩は 抗がん剤治療の開始。
どんな副作用が出るか 不安でしたが、この子は三途の川を渡りかけたのに戻ってきた子
必ず 元気に帰って来ます!
心臓の血管肉腫に効く抗がん剤は
「ドキソルビシン」
とてもとても強いお薬です。
先生からは ガンの成長を抑制する効果と 言われてるけど、 にっくき腫瘍がどんどん小さくなって 最後には 無くなっちゃえーーー
って 願ってる私です
帰宅後のラスティ…
だよね…
そりゃそうだよね
でも 次の日には
お友達と 一緒にお散歩出来ましたよ!
ラスティも 私も まだまだ負けません
だって 美味しいウマウマ もっともーーーっと たくさん食べたいもんね