月の鏡

月の鏡... 人魚の歌... 硝子の蝶...
Lunatic Venus 鏡[Kagami]のblog

ミュージカルをやってきたよ。

2017-03-21 21:18:56 | 創作
こんばんは。
Lunatic Venus 鏡です。

今日は何回ブログ書くんだろ!
しつこい!
けど書く!

いや、実際は制作過程を書いていたし
一応、このブログ
ミュージカルにも分類してあるから
やってきたことまで書かなきゃ
無責任だよなぁと思って、書きます。
書くことが纏められなくて
というか気持ちが複雑で
なんか、書けそうにはなかったけど
書いておく。

19日に、児童養護施設にて
夏ごろから企画してきた
ミュージカルをやってきました。
脚本、監督、作詞、作曲など私。
もちろん自分も出ましたよ。
たくさんの仲間に手伝ってもらいました。
恩師、奥様、そして
恩師の教え子の皆さん←私の親くらいの年齢(笑)
ありがとうございました。

年に一度ではありましたが
毎年、3月に児童養護施設を訪問し
演劇やミュージカルをやってきました。
6年間もこの活動を続けられて
幸せだったなと思います。
その一方で、ここで打ち切ることに
罪悪感みたいなものもあります。
子どもから手紙をもらって
その内容が、素直で、私には重くて
もう、ね……←

如何に自分が自分勝手か
痛感して反省しました。
児童養護施設に通うなんて
永遠にできるわけでもないのに
始めちゃって
ここまでズルズルきちゃって
余計に子どもたちを
傷つけたんじゃないかとか
そんなしょうもないことを考えて
落ち込んでいました(笑)

施設の子たち、ワガママも言わない。
来年も来てよとか言われたら
ごめんねって言えたんだけど。
ただ名残惜しそうに
延々と手を振る子どもたちを見て
どんな顔をしたら良いのか
どんなことを言えば良いのか
全然、解りませんでした。
無責任なことも言えないし。

でも、子どもたちにとって
たぶん、私はスゴい大人だった。
なんかね、勘違いしていると思う。
そんな立派な人間じゃないし。
そんな素敵な人間じゃないんですけど
崇められていた気がしてなりません。
それが少し心残りです。
役を通して私たちを見ていたから
本当の私たちと触れ合えていない。
そのせいで、子どもたちの中で
私は物凄く女性的な女性になっていて
プロレスが好きだと言ったら
それは女の子の趣味じゃない! と
謎の怒られ方をしたことがあります。
そんな理不尽な話があるかよ(笑)

ちゃんと教えてあげればよかった。
男の子が少女漫画を好んでも
女の子が少年漫画を好んでもいい。
男の子がバレエを好んでも
女の子がプロレスを好んでもいい。
個人の自由だ。
ああいうことを言うくらいだから
きっと、もっとたくさんの呪縛や
ステレオタイプを持っていて
自分もそれに縛られているんだろうな。
この国は恐ろしい。
そういうのに陥りやすい文化だし
そういうことに誰も疑問を抱かない。
自分で自分の自由を殺す。
もっと向き合えれば、よかったな。

そして、本番は
しっちゃかめっちゃかながら
なんとか、終わりました(笑)

自分の歌もひどかったし
帰ってから結構、落ち込みました。
やっぱり、監督をしながらだと
自分の練習が疎かになって
歌が物凄く雑でした。
歌詞も飛ぶしさ(笑)
歌詞が飛ぶのくらいは仕方ないけど
歌い方とかね、ひたすら反省。

でも、喜んでもらえたのかな。
楽しんでもらえたのかな。
仲間たちは楽しかったようだし
私たちの思い出にもなったし
まあ、よかったのかな。
子どもたちの思い出にもなったのかな。

楽しい思い出になってくれれば
嬉しいと思いますが。
結局、あの人たちも来なくなるとか
どうせ忘れられるとか
そんな風に思われたら、と思うと
余計に悲しませている気がして
どうにもなりません。
楽しい思い出になってほしい。
そう思って練習してきたし
訪問してきたけど。
結局、どうだったんだろう。

子どもからもらった手紙に
忘れないでねと、書いてありました。
忘れないし、忘れられないけど
やっぱり、寂しかったんだろうな。
寂しいのを我慢して
手を振ってくれたんだろうな。
そう思うと、私のこの気持ちは
誰が察してくれるんだよww
くそっ……。

つくづく、私はいつも損だよな。
私は他人の心理を察してあげるけど
機嫌もとるし
思ってもないことを言うこともあるけど
そういうことを
誰が私にしてくれるんだ。
誰が私の気持ちを処理してくれるわけ。
いつだってそう。
この気持ちはどこにやったらいいの。
どこにもどうしようもなくない?ww
どうするのが正解だったんだよ(笑)

子どもの言葉は純粋で刺さります。
子どもは残酷です。
私と似ているというか
私がいつまでも子どもなだけか。
その純粋で残酷で美しい言葉を、だ。
私はどこにパスすればいいのww
抱えていなきゃいけないんだろうけど
無理だから! 重いから!!

なんて思う程度に自分勝手です。

軽薄で、ぺてん師だから
真っ直ぐ来られると
うわ。ってなるんだね。

ひどい気持ちだよ(笑)

そんな感じで落ち込んでいて
もらった手紙に
何を書いて返そうかとか考えて
うわぁああああってなっているとき
玉置浩二さんの田園を聴きました←

玉置浩二さん大好きですよ。
すごいよねー。

で、田園、最高だねー。
すごいよねー。

生きていくんだ それでいいんだ

鏡「いいのかーーー!!」

愛はどこへもいかない

鏡「いかなーーーい!!」

そうだよね。
その通りだなぁ。

私も、ここにいるよ。
どこにもいかないよ。
だから、寂しがらないでほしい。
忘れないし、楽しかったよ。
ありがとう。
私のことなんか忘れたっていいよ。
大きくなって不意に思い出したら
子どもに優しくしてあげてほしい。

小学生のときに先生に教わったんだ!
誰かに親切にされたら
別の誰かに親切にしなさいって。
先生からもらった恩は
若い人に返しなさいって。
そうやって回っていくんだって。
それが素敵だと思った。
だから、自分もそういうのを
できたらいいなぁと思った。
エンドレスだけどね。
愛はどこへもいかない!

子どもたちは
そうやって、愛のあるところにだけ
いてほしい。
ずっと愛のあるところにいてほしい。
寧ろ、ここにあるなら
君はどこにもいけない!

そう思うと
自分のしてきたことも
最高だよな!!
ひゅーーーーー!!

協力してくださった皆様
本当にありがとうございました!


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