君を忘れない

育児、愛犬、趣味、おしゃれetc...
藤原竜也さん・阿部サダヲさんが大好きな気ままなブログです♪

「君を忘れない」

2009年05月01日 | 愛犬♪
改めまして・・・
こんな愚痴、戯言、毒、サダヲ、竜也 ばっかりのブログにご訪問いただいて本当にありがとうございます。

このブログを始めて約1年半が経ちました。
もとはと言えば藤原竜也くんへの押さえ切れない気持ちと
大好きだった愛犬ラブラドールレトリーバーの「ラム」への気持ちで始めました。
今月はラムちゃんの命日なんですね。
あのコが亡くなってもう2年か・・・
2年経つけど、今も時々ラムを思い出しています。

現在我が家にはかわいい2匹の犬がいます。
フレンチブルの「うめ」 パピヨンの「もも」
どっちもとてもかわいいし、癒しです。
でもラムが側にいないのはやっぱりちょっと淋しいです。
ラムは本当に優しくおおらかで
いつも私や家族の気持ちを感じ取ろうとしていました。
賢いコでした。
これからもずっと一緒にいる・・・と思っていたのに
ラムは短命すぎました。
それでも、たくさん思い出があるから
これからも時々それらを思い出してそしてラムの分まで頑張っていこうと思います。
このブログを通して出会えた方々、お友達になってくれた方々
いつもいつも本当にありがとうございます!


そしてラムちゃん。今も「君を忘れない」でいるよ~


黙祷・・・

星になったラムの事・・・3

2007年11月01日 | 愛犬♪
それからまたほんの数日後の朝。
ラムの体がなぜか震えていました。なんだかとても苦しそうに息遣いも荒い様子。
手の施しようがないとわかっていても思わず病院に駆け込むと やはり痛み止めの注射を打つしか対処法はなく、またこの日初めて「安楽死」という選択もあると言われました・・・ その時点で頭が混乱してしまい、とても安楽死なんて賛同できる状態ではありません。

 その夜、ラムは苦しみ続けました。間隔をあけてまるで陣痛のように痙攣が押し寄せてきます。声をかけながら体中をさすって痙攣が治まるのを待ちます。
安楽死・・・ 私はこの意味について真剣に考えていました。
もうダメだとわかっていても彼女との別れを選ぶ事は出来ない。
けれど、この苦しみから救ってあげられる方法もない。。。
自分以外の尊いひとつの「命」の灯を消す権利が私にあるのだろうか?
 そもそも、いつから体調がおかしかったのか?なぜ気づいてあげられなかったのか? ・・・たぶんそれは私がいつもしっかり彼女を見つめていれば気づいたハズ・・・ 後悔と悔しさで涙が止まりませんでした。

朝を迎えても答えはでません。
家族の意見は、やはり安楽死を選んだ方がいい。見ているのがつらい・・・との事でした。
ラム自身はこの時には意識もまばらになり、もう数日の間、飲まず食わずで横になったまま首を上げる事もなくなりました。
「ラムちゃん 痛いの?どこが痛い?さすってあげるからね。」
そう話かけると力無くしっぽを2~3回振ってくれました。
ラムは充分頑張りました。

この時、私は「安楽死」を決断しました。
病院へ連絡すると 出来れば家族の方みんなで看取ってあげてほしい と言われました。

午後、病院へ到着し歩く事が出来ないラムを私の叔父と主人が担架に乗せて運ぼうとすると急に頭を持ち上げ
「ワンッ ワンッ」と2回鳴き声をあげました。
ラムはまだもっと頑張るつもりだったのかな?もっともっと生きたいと言っているのかな? ここまできても心が揺らぎました。
このブログの中には書いていませんが、ラムは本当に苦しみました。痛みに暴れることさえありました。

 病院の一室 家族はみんな涙をこらえていました。
先生がこれからの処置について詳しく話してくれました。
「大丈夫です。苦しみや痛みはまったくありませんよ。」
・・・ラムは静かに横たわって 何を思っていた事でしょう・・・
腕に点滴のような針をさして、そこから薬を注入するそうです。
 最後の時が近づいていました。
「では、お薬を流します・・・ たくさん撫でてあげていてください・・・」
うちの家族はそれすら出来ないほどに泣いていました。
私はラムの頭を撫でながら涙を拭う事もなく、たくさん話しかけました。
それから何分ぐらい経ったのわかりません・・・
ラムは静かに目を閉じて、そして彼女の心臓の音は永遠に止まりました。

今もまだその選択が正しかったのか分かりません。
そしてそんな人生を送ったラムは果たして幸せだったのか?
もっと一緒にこうしたかった、あれもしてあげられなかった・・・とにかくたくさん悔いが残っています。
けれど「後悔」だけでは悲しいから。

ラムちゃん、温もりを 優しさを 愛を いっぱいありがとう。
私はいつまでも 君を忘れないよ。

星になったラムの事・・・2

2007年10月29日 | 愛犬♪
私が二人目の子供を妊娠している時、家族で立ち寄った某ペットショップでうちの主人はある子犬に一目惚れ・・・
それが今も我が家で賑やかに暮らしているフレンチブルドックの「ウメ」なんですけど・・・ 私がどんなに反対しても「飼う!」と言って譲らずに、結局何度もペットショップに足を運んでとうとううちの一員になりました。
当時のラムは私の叔父と一緒に暮らしており、
やがて第二子を出産した私は毎日毎日子供たちに振り回される生活・・・
ラムと満足に遊んでいる時間もなく、しかも新入りの犬の世話・・・
結局あれだけ「世話をするから」と言っていた主人は予想通り世話するハズもなく
子供二人と犬一匹、そりゃーせっせと世話をしていましたよ・・・
そんな時、ラムに会うとなんだか淋しそうな顔をしていたことを思い出します。
淋しいというより、諦めの顔かな?

時が過ぎて、今年のお正月。なんだかラムの様子がおかしいのです!
お腹が膨らんで、水も飲まないような状況。
慌ててかかりつけの獣医さんに診せると、すぐに検査入院となりました。
結果は腹水が溜まり内臓を圧迫。お腹から針を刺して1リットルもの水が抜けたそうです・・・
とりあえず退院することが出来たのですが、それも束の間
10日もするとまたお腹が膨らんできました。
結局それが3度続き、ラムはつらい治療を何度も耐えなければならなかったのです。 きっと苦しかったのでしょう、元気に走り回る姿をもう見る事はありませんでした。
 やがて春が過ぎGWに突入したてのある朝、彼女は立ち上がるとなぜかまっすぐ歩くことができません・・・ 喉が渇いているのか水を飲みに行こうとしてもなかなか水までたどり着けないのです。
もちろん、その日のうちに病院で検査です。
・・・結果は人間でいうならば脳梗塞の状態だそうです。さらに子宮が腫れ上がりまた少しずつお腹に水が溜まり、今度は心臓の膜にまで水が溜まっていました。
「もう治療の方法がない」 先生が静かに言いました。泣いてはいけないっ そう思うほど涙が止まらず言葉が見つかりませんでした。

家に帰ると容態はさらに悪化。
階段を上ることができません・・・下半身が上半身についてこない様子でした。
彼女はそれでも諦めずに何度も階段を2~3段上がっては落っこちて・・・
「もういいよ。一緒に上がろうね」と出来るだけ明るく話しかけると、彼女は階段を諦め私の主人に抱かれて自分の部屋にたどり着きました。
 それから数日間起きているのか寝ているのか、また何を思っているのか
彼女は体を横たえたまま一日を過ごしていました。
                          まだ続く・・・

星になったラムの事・・・

2007年10月27日 | 愛犬♪
今日は朝から雨です
娘が風邪をひいてしまい幼稚園をお休みしました。
たいしたことはないのですが、一応病院でお薬をもらって子供たちとおうちにひきこもり。。。。

なんとなく心もレイニー
なので星になった愛犬「ラム」の事を思い出していました。

彼女は真っ黒なラブラドールで当時私が勤めていた会社で飼われていたわんちゃんの娘でした。
初めて出会った彼女は、まだ私の手のひらに乗るほどの小ささで、もちろん目も開いていません。
よちよちとよたよたと歩いて母親のおっぱいを探す姿がなんとも愛らしく、またいじらしく、その彼女の体の暖かさに大きな「命」を感じました。

その後、生後3ヶ月ほどで我が家にやってきて、とても心優しい素敵な家族になりました。
その時は未熟児で産まれたちいさなパピヨンちゃんもいたので犬たちに囲まれて、散歩に行ったり、ハイキングに行ったり、海に出かけたり、たのしい思い出がたくさんたくさんできました

けれど、ラムと過ごせたのはたった2年・・・
私は結婚することになり、実家を出ました。
マンション暮らしで犬は連れていけず、やがて子供が産まれ
家事と育児に追われる毎日。
実家ではみな仕事を持っており、犬たちは留守番ばかりしていたようです。

やがて、私たち家族は諸事情により私の実家を二世帯住宅にして戻ってくることになりました。
ラムはもちろん可愛がってもらっていたのですが、留守番中は庭につながれっぱなしで、お手入れも行き届いているとは思えない姿でした。
本当に決して不幸だとかかわいそうだとかいう状況では全然ないのですが、
なんだか私は主人としてこの子を貰い受けて、でも自分の手で彼女を幸せにしてあげている訳ではなく・・・
なんだか涙が出ました。
彼女の体を洗って、丁寧にブラシをかけて「ラム、ごめんね。」と話しかけると、彼女は(そんなこといいから、遊ぼう♪)とでも言うような顔で私の前に自分のお気に入りのおもちゃを差し出してきました。
これからはいつでも会えるね・・・
でもその時私は二人目の子供を妊娠していました。
                       続く・・・