新学期が始まり、気分も一新して、「さあ、はじめよう!」と思った矢先に、スタッフのハルさんが風邪をひいて声が出なくなってしまいました。
というわけで、今日はもう一人のスタッフのケイさん、一人で大奮闘です。ハルさんが貢献できるのは、笑顔のみ。
歌、手遊び、お祈り、聖書のお話し、全部一人は大変だなあ、と思っていたところ、「今月の案内に何かお手伝いができたらと書いてありましたね。」と、一人のお母さんが言ってくださいました。
「じゃあ、今日の絵本を読んでもらおうよ」ということになり、さっそくお願いしました。神様ってすごいよね。私たちの足りないところを、こうして補ってくださるんですね。
今日、もう一つうれしかったことは、3月で卒会したお母さんがお一人、お菓子を持って顔を出してくれたことです。幼稚園バスが少し遅いので12時くらいまでいられるということで、一緒にお茶をして(子供のフルーツの時間)、準備や台所の片付けなどを陰で手伝ってくれました。感謝!
今日の絵本
「こぐまとシーソー」
福音館の絵本です。
こぐまが野原で一人でシーソーに乗っていますが、相手がいないので動きません。次々とお友達が来ますが、なかなか動かず、最後にやっと大きなお友達が来て、シーソーは上へ、下へと楽しく動きました。
さえちゃんは「つぎはだれかな?」の声に、ページをめくる前に「こぶた~」と当ててしまいました。始まる前に、置いてあるのを先にママと読んじゃたんだって。でも、子供は先を知っているから、楽しむということもあります。知っていても、何度でも味わいたい楽しさがあるんですね。さえちゃんが楽しんでくれてよかったです。
今月の聖書のお話し
「砂の上に建てた家と岩の上に建てた家」
新約聖書のマタイによる福音書、7章24節から29節にあるお話しです。
「わたしが今まで話した言葉を聞いて、それを行なう人は、ちょうど岩の上に家を建てた賢い人のようなものです。」
イエスさまが山上の垂訓と呼ばれるお話をした最後に、このたとえ話を話しました。いいお話を聞いても、「そうだなあ」と思うだけでなく、イエスさまのことばに従ってそのように実際にするのならば、なにか突然のこと(洪水)が起っても、大丈夫(家は倒れない)という意味です。
今日の手遊び
「砂の上の家と岩の上の家」
今日のお話のこどもさんびかの歌にあわせた手遊びです。
おろかものが(手を上にキラキラ) いえをたて(顔の前でおうちをかく)
おろかものが(同上) いえをたて(同上)
すなのうえに(両手を下向きにし左右に平らに動かす)いえをたて
あめがふってきた(両手を上から下ろしながら雨のまね)
あめがふって(両手で雨) みずがわき(両手を合わせて下から上に噴水)
あめがふって(同上) みずがわき(同上)
みずがわいて(両手で噴水)かわとなり(両手で左から右にゆらゆら)
そのいえはたおれた(頭の上で三角屋根をつくり、横に倒れるまね)
かしこいひとが(両手を腕組み) いえをたて
かしこいひとが(同上) いえをたて
いわのうえに(両手を下向きにし左右に開いて下におろす)いえをたて
あめがふってきた
あめがふって みずがわき
あめがふって みずがわき
みずがわいて かわになり
そのいえは 大丈夫(両手を横に力こぶ)
今日の遊び
「小麦粘土」
今日はふつうに「赤」「緑」「黄色」の3色を作りました。
小麦粉 紙コップ1杯
塩 紙コップ1/2杯
水 75cc
油 小さじ1杯
いつもは目分量で水を入れていましたが、マニュアルどおりに水を入れたら、やっぱりちゃんといい堅さになりました
手抜きはダメですね。うまくこねあがったら、最後に油をいれると、てりが出ます。
今日はたっちゃんが、筒に一生懸命粘土を詰め込んでいました。ほとんどの粘土を入れた後、今度はスプーンを使ってかき出しています。自分のお仕事にすっかり夢中。楽しんでくれたかな。
小麦粘土は、最後に袋に入れて持って帰るのですが、子供たちはとってもうれしそうににぎって離しません。おうちでも、また遊んでね。
最後はみんなで手分けをして、おかたづけをします。
食堂の一角を動かしていたので、おもちゃを片付けて机を元に戻します。
おもちゃは台車に乗せて倉庫にしまうのですが、子供たちが一番好きなお手伝いが、この台車を押すことです。
でも、よく見ると、押してるのか、ぶら下がっているのか、乗っかっているのか?
こうして台車は鈴なりの子供たちを引き連れて、倉庫へと向かいます。
お部屋が元に戻ったところで、最後の感謝のお祈りをするのですが、子供たちはもう部屋中を走り回っています。「集まろうね~」なんて言ったって、聞きません。そこで、すまして、手遊びをひとつ始めます。
「
グー、チョキ、パーで、グー、チョキ、パーで、なにつくろう なにつくろう
」
ほ~ら、みんな集まってきた。
みんな集まったところで、テーマソング「ワワワの歌」を歌って、「おいのりの歌」を歌って、今日の感謝のおいのりをして、おしまい。また、来週ね