びたーすいーとちょこれいと。

ほろ苦くも激甘も、自由自在な人生。
フリーの整体師・セラピスト。手帳持ち。

娘とおぢさん達と友達の記録。

離乳食開始。

2015-10-29 23:43:40 | 家族のこと

つい先日、るるさんの4ヵ月検診に決死の覚悟で挑んできた(精神科から独りでの子育ては無理との判断が出たので、来月末には実家に帰省、つまりそのくらいあかん)。

頭ん中だいたい真っ白だったが、ひとつだけしっかり聞いてきた。

「離乳食始めてもよかですか。」

どっかの明らかに偉そうな理事長先生が

「こんだけ 丸 か っ た ら 大丈夫だよ。」

と仰有ったので、ありがたく始めることにした。

確かに、まわりを見渡しても娘ほどほっぺにボリュームがある子はいなかった。もっとみんなこう、シュッとしてた。うん。顔とかつるん、ってしててちっちゃい。スリム。

それもそのはず、身長ふつう、体重は大きい方ってだけだが、頭囲が成長曲線をはみ出してた。産まれたときは成長曲線にギリギリ入るかどうかだったのだが、はみ出した。
そのくらい頭がデカイためかはわからんが、ほっぺがもうそらあぷくぷく。むっちむち。ぽってぽて。隣の知らないママさんに「赤ちゃんらしい赤ちゃん~ほっぺ触らせてください~」って言われたから差し出したら(るるさん本人は爆睡)、いたく感動なさっていた。
そのママさんのご子息はやはりスリムなかんじの、BabyGAPとか似合うシャレオツでナウいベビーだった。

るるさんは、うん、完全に西松屋。もう西松屋。無駄にかえるさんワッペンのついたロンパースとか、ひよこちゃんのフードのカバーオール(小さいひよこ柄)とかなんか赤ちゃん赤ちゃんしたもんがえらい似合う。グラグラやマザウェイズ着せたいけど、あのザ・赤ちゃんなもんがすげー似合う。

そんなるるさんは食に興味を示すのが早く、4ヵ月はじめからわたしが食べるのを見つめながら口をもぐもぐしたり、よだれをダバーと流したりしていた。試しにとリンゴ果汁を遊びに来たまーちゃんが買ってくれたのでさっそくあげてみると、スプーンを嫌がることなく平らげた。

晴れて離乳食開始のお墨付きをいただいたので、重湯をあげた。

ニコニコしながら、口を開けて、ぱくり。

はじめてだから少しにしておこうとしたら、もっとちょうだいとぐずる。

慌てて残りをあげると、またニコニコ。

わたしも母もその食欲におののいた。

もともと手のかからない方な娘だが、離乳食くらいから大変になるんじゃないかとか考えていたが、

わ た し と 夫 の 子 な の で

心 配 い ら ん か っ た 。


今日も予防接種で疲れてずっとぐずぐずだったにも関わらず、

ごはんになると満面の笑みでにんじんのおかゆを平らげ、眠りについた。

これだけ楽しそうに食事をしてくれると、疲れていても、誰にも言えなくて疲弊していることも、薬が少々合わずにつらいのも、なんだか報われる。

食とは偉大だ。
そして娘も。



メンヘラ嫁のボヤキ

2015-10-04 17:40:40 | 日常

育児は戦争である。

るるさんが日に日に大きくなるにつれ、例えば泣きかたひとつにも彼女の感情が現れてくる。

おなかがすいた、ねむたい、さびしい、なんとなくねむれない、くしゃみがでない、あつい、さむい、あんよをぶつけた、おなかがいたい、おならがでる、うんちがでない、びっくりした…実にたくさんの気持ちが「おぎゃー!」のなかに詰まっている。

るるさんはわたしの娘であると同時に夫の娘なので、わたしの一存では推し量れないことがいろいろとある。

そんな日々が大変なりに面白いが、面白がってばかりもいられない。

るるさんを育てる上で、やはりわたしの病気は邪魔をした。

母に頼んで来てもらい、なんとかかんとかすらできていない。
母に頼りっぱなしのやってもらいっぱなしである。
ぱなし娘の行く末をいまだ母は心配している。

入籍をお考えの皆様、そしていずれはそうなりたいと思う皆様、今一度相手の病歴を総ざらいして、潰せるものはつぶしておき、医療保険生命保険に加入し、潰せないことやメンタルの病気はできる限りクローズしないことをおすすめする。

親戚に(母の従兄弟)、双極性障害の女性と結婚した人がいて、支払いやら病院やら振り回されて子どもも大叔母(子どもたちからすれば父方のおばあちゃん)が育てた挙げ句罵詈雑言吐かれてもう無理だと離婚した家があるのだが、メンタル持ちが家族になるということは、まぁ法的にも実務的にも義理の家族にかなりの負担を強いる。

第一に金銭的な負担になりやすい。
第二に否が応でも夫になにがあろうと、嫁がやらかせば義理の家族にその責任がいく。婚姻関係終了届を受理されるまでは夫が死んでもそれは変わらない。

明日例えば夫が交通事故に遇わぬとも限らない。そこで死んだ場合、金銭の相続問題が出てくる。法定相続分というのが法律にはあるから、関わらないわけにはいかない。

お分かりだろうか。

こなせますか、これ。
膨大な書類に弁護士である。
自損ならまだしも、相手がいれば刑事裁判であろう。

しかも手帳なんかあるとだいたい請求できるような心身の状態でないとみなされ、青年の後見人を立てたりなんだりするはめになる。

クローズでこれをやるのは、かなりきつい。

オブラートに包みに包んででも「前振り」くらいはしておくべきである。

夫になる皆様も覚悟しておかれよ、その日は絶対にやってくる。

なにかやらかさない嫁はいない。

断言する。愛や情だけでは結婚はなりたたない。成り立たせる気がなければ無理である。
結婚は、わりと事務的なことやらがつきまとう「制度」であることを、きちんと認識するべきである。

わたしは夫と結婚したくてしたのであれだが、同居人だとか離婚だとか言うのはもう少しどうにかならんものかなあと思う。

自分が相手に死ぬときに金銭を残してやれる、また残してもらえるようになっているか、そこがなければまじであかんと思う。たとえ少額でも。

夫が死にかけてからでは遅いので、大雑把に把握してはいるのだが、会社の関係は夫に任せきりで聞きもしないためよくわからぬ。

わたしのものは母が昔からしてくれていたため、ありがたくそれをいただいている。
自分でも診断が確定する前に駆け込みで保険に入った。

相手に自分のいっさいがっさいを預けるわけだから、そりゃあ二の足踏みまくるくらい踏まないといかんじゃろうが、と思うのはわたしだけか。

わたしはわりと満足している。
夫はたぶん違うと思うが。

違うと思っていないと油断するので、そう思っておくことにする。