つい先日、るるさんの4ヵ月検診に決死の覚悟で挑んできた(精神科から独りでの子育ては無理との判断が出たので、来月末には実家に帰省、つまりそのくらいあかん)。
頭ん中だいたい真っ白だったが、ひとつだけしっかり聞いてきた。
「離乳食始めてもよかですか。」
どっかの明らかに偉そうな理事長先生が
「こんだけ 丸 か っ た ら 大丈夫だよ。」
と仰有ったので、ありがたく始めることにした。
確かに、まわりを見渡しても娘ほどほっぺにボリュームがある子はいなかった。もっとみんなこう、シュッとしてた。うん。顔とかつるん、ってしててちっちゃい。スリム。
それもそのはず、身長ふつう、体重は大きい方ってだけだが、頭囲が成長曲線をはみ出してた。産まれたときは成長曲線にギリギリ入るかどうかだったのだが、はみ出した。
そのくらい頭がデカイためかはわからんが、ほっぺがもうそらあぷくぷく。むっちむち。ぽってぽて。隣の知らないママさんに「赤ちゃんらしい赤ちゃん~ほっぺ触らせてください~」って言われたから差し出したら(るるさん本人は爆睡)、いたく感動なさっていた。
そのママさんのご子息はやはりスリムなかんじの、BabyGAPとか似合うシャレオツでナウいベビーだった。
るるさんは、うん、完全に西松屋。もう西松屋。無駄にかえるさんワッペンのついたロンパースとか、ひよこちゃんのフードのカバーオール(小さいひよこ柄)とかなんか赤ちゃん赤ちゃんしたもんがえらい似合う。グラグラやマザウェイズ着せたいけど、あのザ・赤ちゃんなもんがすげー似合う。
そんなるるさんは食に興味を示すのが早く、4ヵ月はじめからわたしが食べるのを見つめながら口をもぐもぐしたり、よだれをダバーと流したりしていた。試しにとリンゴ果汁を遊びに来たまーちゃんが買ってくれたのでさっそくあげてみると、スプーンを嫌がることなく平らげた。
晴れて離乳食開始のお墨付きをいただいたので、重湯をあげた。
ニコニコしながら、口を開けて、ぱくり。
はじめてだから少しにしておこうとしたら、もっとちょうだいとぐずる。
慌てて残りをあげると、またニコニコ。
わたしも母もその食欲におののいた。
もともと手のかからない方な娘だが、離乳食くらいから大変になるんじゃないかとか考えていたが、
わ た し と 夫 の 子 な の で
心 配 い ら ん か っ た 。
今日も予防接種で疲れてずっとぐずぐずだったにも関わらず、
ごはんになると満面の笑みでにんじんのおかゆを平らげ、眠りについた。
これだけ楽しそうに食事をしてくれると、疲れていても、誰にも言えなくて疲弊していることも、薬が少々合わずにつらいのも、なんだか報われる。
食とは偉大だ。
そして娘も。