***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

1泊2日@草津温泉&白根山

2011-09-26 23:26:13 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

『ロックロックこんにちわ!』を断念して、
行ってきました草津温泉。

 

へ行く前に(笑)

こちらは途中のサービスエリアでの光景。

フェラーリがズラーリ。
でも運転しているのは、みんなお腹の出たようなおじさんバッカ(汗)
若い人はこういう高級車に乗ることに魅力を感じなくなったのか、
したくても出来ない世代格差による経済状況のためか...

 

 

で、

~お医者さまでも草津の湯でも~
と謳われた有名な草津温泉は、今までスキーの時にちょこっと寄っただけで
ちゃんと観光で来たのは初めてです。

こちらは、草津温泉の代表的な源泉である湯畑。



毎分約4000リットルが湧出するという源泉の風景も初めてなら、

そこから流れ落ちる湯滝の姿も初めて。

立ち上る湯気と硫黄の香りの中、記念写真を撮る観光客が列をなすそこは、
まさに有名な温泉地のど真ん中というカンジでございました。

 

しばし温泉街をプラプラと。

 

草津温泉にはこういった共同浴場が18箇所もあるそうです。

 

お昼は温泉街のお蕎麦屋さん三國家で。

 

お蕎麦2、5人前で950円(蕎麦のみ)
「2、5人前って言ったって実質2人前も無いんじゃないの」とタカをくくっていたら、
しっかり2、5人前、いや3人前くらいあって(携帯は大きさの目安のつもりw)、
ダンナも私もお腹一杯(汗)

お蕎麦自体も美味しくて、選べるおつゆ(400円)の都汁が濃厚で、
これも美味。それでいてリーズナブル。
大満足でした。

 

 

宿に入る前に寄ったのは、日帰り入浴施設の『大滝の湯』。

 
(参考写真です)
こちらは、温度の異なる浴槽に順に入る"合わせ湯"です。
このお風呂は39度から45度に分かれた5つの浴槽があるんですが、
でも入れたのは3番目の43度の浴槽まで(汗)
44度以上は私には無理ですわ(大汗)

雰囲気は先月行った酸ヶ湯のミニミニ版というカンジで、
とっても居心地が良かったです。

 

 

そして、日が暮れた湯畑。

 



昼間とまた違った、ちょっとロマンチックな風景を見せてくれました。
カップルのそぞろ歩きにも最適ですね(笑)

 

 

お宿は湯滝の正面にある、部屋数9室の小さな温泉旅館。

 



お部屋は広縁がないので、ちょっと窮屈な印象かな。

この日はかなり気温が低かったため、ヒーターを入れたところ、
まだ準備ができてなかったようでなかなか稼働せず、
何度か係の人に来てもらったところ、
「9月に使うことはあまりないんで」と少々迷惑そうな様子。
天気予報をチェックして、それによって準備しておくのが
旅館として当たり前な気がするんだけど(汗)

お夕食は、どれもひと工夫してあり、なかなか美味しかったのですが、

 

この天ぷらのお皿がいけません。
 
6ヶ所も欠けてます。
ダンナのお皿も同様。もちろんそれを意匠とするものではなく、
家でも絶対に使わないような欠けだらけのお皿を客に出す旅館の
無神経さにはガッカリでした。

ついでに言わせてもらえれば、
お料理を全部下げてから白いご飯とお味噌汁だけ出されても困りますわ。
お味噌汁をおかずにご飯を食べろと?(汗)

 

と、いろいろ言わせていただきましたが、
こちらのお宿の湯畑を源泉にしたお湯、これは素晴らしかったです。

 

お風呂自体は、大風呂、貸し切り風呂のどちらも特別趣向を凝らして
いるわけではないですが、まったりトロトロのお湯が本当に気持ちいい。

さすが日本の名湯、草津の湯という感じでありました。

 

翌日、

朝食はこの旅館の売りでもある、湯畑を眺められる食事処で。



湯滝を遮るようにノボリが立ってたのがちょっと残念(笑)

 

 

朝食後は、湯畑を見守るかのように建つ光泉寺へお参り。

本堂の手前にある釈迦堂がとても素敵です。
このお寺、今まであまり花を咲かせられなかった人、
遅咲きながらもう一度花を咲かせたいと願う人に人気なんだそうです。
御利益あるかな~(笑)

お寺の階段からは湯畑が一望。
正面の三角屋根の旅館が泊まった宿です。

 

こちらは湯畑のすぐ近くにある『白旗乃湯』

今回唯一入った共同浴場です。


                        (参考写真です)
脱衣所の仕切りがステンドグラスだったり、
壁板の組み方が凝ってたりと、とっても趣のあるお風呂でした。
お湯も良かったですよ~。

 

草津を離れる前に寄ったのは、あちらこちらから温泉が湧き出ている
『西の河原公園』

 

一見荒涼とした風景の中に点在するエメラルドグリーンのお湯には
なぜかお賽銭がたくさん。

ここだけじゃなく、草津は本当に至るところから湯煙が立っていて、
いるだけでホンワカ癒されます。
余生はこんなとこで過ごしたいな~、なんて思ったりして(笑)

 

 

草津から白根へ。

白根山の湯釜を見るため白根火山ロープウエイに乗車(往復1,500円)

湯釜近くのレストハウスまで車でも行けるんですが、
ロープウエイからの景色が見たかったので。
山は紅葉一歩手前。見頃の時期はさぞ混むでしょうね。

 

山頂駅からレストハウスまで、舗装路ではなく熊笹の山道を歩きました。
ほんのり赤く色付いているのはナナカマド。
こういう風景大好きです。

 

レストハウスから遊歩道を登って湯釜展望台に到着。
ミルキーブルーの色が綺麗です。
ちなみにこの水をグラスに入れてもミルキーブルーには見えないそうです。
当たり前か(といっても何で当たり前か分からんw)

それにしても、火口湖の風景って絶対【BURN】を思い出させるわ(笑)

 

 

こちらはレストハウスの反対側にある弓池。
ここはやっぱり紅葉か新緑の季節に訪れてみたい場所ですね。

帰りのロープウエイで、草津温泉の清月堂さんで買ってきた
花インゲン豆のご飯をパクついたら、結構お腹一杯になっちゃったので、
お昼は抜かし、

 

帰路、立ち寄った軽井沢の万平ホテルにてティータイム。

 

フルーツてんこ盛りなのが、お値段(いくらか忘れたw)の割にゴージャスっぽくて
嬉しかったです(笑)

 

 

というカンジの、結婚記念日のささやかな1泊旅行でありました。