『ありがち日記』

アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件 下巻』

 
すっかり忘れていました😓
下巻を読んで1か月くらい経過しています…
まずは、東京創元社さんのサイトから本の内容です。

名探偵アティカス・ピュントのシリーズ最新作『カササギ殺人事件』の原稿を結末部分まで読んだ編集者のわたしは、あまりのことに激怒する。ミステリを読んでいて、こんなに腹立たしいことってある? 原因を突きとめられず、さらに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想もしない事態だった──。ミステリ界のトップランナーが贈る、全ミステリファンへの最高のプレゼント!

上巻がまさしく作中作『カササギ殺人事件』そのものに対して、
こちらは編集者のわたしが主人公の現実の世界。
まるで「カササギ殺人事件」をなぞらえたかのような事件が起き、
それをアティカス・ピュントのようにとは行かないまでも、
事件の真相を明らかにしようと奮闘する姿が描かれます。
「カササギ殺人事件」の作者が実際に殺され、
しかも原稿の大事な部分、結末だけが無くなっている。
原稿を探すと同時に、犯人捜しをもする。

上巻の最後で「えぇ!?これで終わり!?!?」となりましたが、
なるほど、こんな面白い仕掛けがあったとは…

まあ、怪しいと思っていた人物が、だんだん豹変していったところで、
やっぱりなぁという感じ。
最後は手に汗握る展開でしたけど、ちゃんと答えが出て良かったですよ…

でも実は、上巻のアティカス・ピュントが素晴らしかったんで、
下巻の現実のお話は少し退屈に思えてしまった自分がいました。
これは人それぞれかもしれませんけど、良いところでお預けを喰らい、
結末を知るためにそれほど興味のない話を延々と聞き続けるような。
(それは言い過ぎかな)

でも、上巻ほどの衝撃が無かったというのが本音です。

久しぶりに本格的なミステリを楽しんだので、楽しかったです。
やっぱり好きなジャンルはどんどん読んじゃいますね。
アガサ・クリスティの読んでいない作品を読んでみたくなりました。
しかし、いろんなものが積読状態なので、それをまずは消化せねば。。。

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