夏の嵐

といっても、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画の話じゃありません、念のため。（^^;;;;;;　
（※無駄に長いです。しかもどーでもいい人にはどーでもいい話なので、そこんところひとつよろしくです）




ソレは突然やってきた・・・
　　　　　　そう、まるで雷を伴う夏の嵐のように。



この夏突然嵐にオチてしまったわたし・・・（^^;;;




なんかね、書きたいことがいっぱいあり過ぎてなかなかまとまらなかったです。
５日に参戦したコンサートについていきなり書こうかとも思ったのだけど、その前になぜこんなことになったのか（^^;）、なぜ嵐なのか、少し書きとめておこうかなと。
ココを読んでくださっている人の中には昔からリアルにわたしを知っている方々もいるわけで、そういう人たちにドン引きされないかしらん？と気になりつつも、ちょっと言い訳させてー！という感じでしょうか。（^^;;;


・・・最初はずいぶん自問自答もしたんです。
やっぱりイイ大人がちょっと恥ずかしいのかな？と。
これまでいろんなモノにハマってきたけれど、「ジャニーズのアイドル」っていうのはまぁ自分でもびっくりしているし。

たしかに近年ＳＭＡＰは普通に好きだったし、Ｖ６の歌（「way of life」とか）にグッときたし、昨年のプロ野球のオールスター戦の始球式に、本来メジャー式に往年の選手などを起用してほしいと思っていながらタッキー＆翼が登場した時は、彼らならキレイでカッコイイから許せると思ったことも認めるけれど、まだどこかで「ジャニーズ」とか「アイドル」というカテゴリーに自分でも抵抗があったのかもしれません。

わたしは子供の頃から“アイドル”に夢中になって部屋にポスター貼ったりするタイプじゃなかったし、特にジャニーズ関連だと、あの団扇はやっぱ無理でしょ、となんとなく気恥ずかしいというのもあったから。（ファンの方々すみません今は皆さんの気持ちすっごいわかります）

実際わたしの周りのリアルな知り合いで、ジャニーズ関連のファンだというのは、姪っ子がＮＥＷＳファンだというくらい。
友人ではまずまず共感してくれた人が１人、まぁ（キャスターとしての）櫻井翔くんはいいわね、と言った先輩が１人、他の友人達には「うっそーなんでー？？」と言われ、巷では主婦が１０人集まれば少なくとも２～３人は嵐ファンだという統計がある（ホンマか）と言われてるらしいのにわたしの周りは当てはまらないみたいなんですよね。
先日なんてダーリンが仕事先で、わたしも以前仕事をご一緒させていただいたクリエーターの方々に「ルールーさんは元気？」と訊かれ「もう最近嵐にハマってるんですよー」とダーリンが言うと、「ルールーさん、そっちの方向イッちゃったんだー」と言われたらしい。。（苦）


そんな、わたしにとってはまだまだ微妙にハードルが高い「ジャニーズアイドル」カテゴリーの中で、嵐に関してはもともとちょっと異質な位置づけでした。
バラエティーなどで見られる彼らのほんわかユル～イ雰囲気というか、アイドルなのにおっとりしていて、ガツガツしているところもなくて、それぞれが実はいろいろと才能があるのにひけらかすこともなく、５人が非常に仲良さげなのがなんとも微笑ましく、品性も感じられてツボだったんですね。
でもそれはあくまでバラエティーなどで見せる「素」の彼らがまぁジャニーズの中では１番好きかな、と思っていた程度。
突出してキラキラと輝くスター性のある人たちというより普通な感じがしていたし、だいたいが背の高いムードのある男の人が好きなわたしにとっては、彼らはなんというか異性としてときめくタイプでも全然ないんです。

ただ、リーダーの大野智くんに関しては、あのホワンとしたムードと受け答えにいつもニマニマさせられていて、しかも絵が上手かったりいろんな才能があるのにとても謙虚なところが高感度大で、嵐の中でもとりわけ気になる存在でした。


そんなふうに彼らの人となりはもともと気に入っていたものの、特に彼らの本業？である歌のことなんかにはあまり興味がなくて、つい２ヵ月くらい前に友人から、「サクラップを聴きに嵐のコンサートいつか行きましょうね」と言われた時も「サクラップ？何それ？？」状態だったし、これまでヒットしていた彼らの楽曲で特に心酔したモノもなかった。。


そんなわたしがついに遭遇してしまったですよ！
いやー、もうアレを観た瞬間は目からウロコ状態でした。


きっかけは、大野くんがこの夏出演したドラマ「魔王」から。
そもそもわたしが好きだったのは（いや、今でも好きだけど）韓国の俳優のチュ・ジフンくんだった。
彼の出演した「宮（クン）」というドラマに非常に（というか異常に）ハマって、役柄だけでなくて実際の人となりもかなり魅力的な彼自身にもすごく注目していたわけです。

身長が１８７ｃｍもあって、モデルでもあるから身のこなし、立ち居振る舞いがとても美しくてなんとも品がある。
半端じゃない読書家で知識も豊富でそれでいてユーモアもある、人としてとてもバランスのある人で、世の中にこんなに完璧な男の人がいるんだ！とすっかり羨望の的になってしまったわけです。

そんな彼が「宮」の次回作として選んだのが、ドラマ「魔王」

何度かこのブログ内でも名前は出てくるものの、字幕をずっと見続ける余裕がなくて結局まだ途中までしか見てない韓国ドラマなんですけど、そのリメイクを日本でやることになって、しかも主演の２人がジャニーズと聞いた時には、日本のＴＶ局ってなんでもジャニーズを出せばいいと思ってるんだから、って最初は┐(-。-;)┌ヤレヤレマイッタネ ってな感じだったのは正直なところです。
でも、あの大野くんがジフニの演じた弁護士を演るのかと思ったら、あまりに素の彼からは想像がつかなくて俄然興味は出てきました。


「魔王」をご覧になっている人はわかると思うんですけど、大野くんの演技ちょっと凄いですよね？
わたしも最初からなかなかやるじゃんとは思っていたものの、本格的に彼の演技に魅せられたのは中盤に差し掛かってからのことでした。
しおりが事務所のドアの前に待っていた時の、一瞬嬉しいのだけど困ったような戸惑う表情の成瀬領。（←あ、これ役名です・笑）
あれを観た時「オオッ！」と思いましたよ。
急にそれまで以上に大野くんのことが気になって、もう１回第１話から巻きで見直しましたもん。

で、そうなると何気なく聴いていた嵐が歌う主題歌のニューシングル「truth」も俄然気になってくる。
もう連鎖連鎖です。（^^;;;

８月２０日発売の初回限定版にはＰＶのＤＶＤが付いているらしいのに、もうネットの予約販売はどこも完売。
店頭に行けばまだ売っているのかもと、お店のオープン直後に買いに走って最後の１枚を手にした時は、もうよかったーとへなへな状態でした。


で、結局はＤＶＤ付初回限定版を手にできたわけですが、実はこの「ネットで完売」状態だったとき入手するのを諦めていて、でもなんとかＰＶの映像が観てみたいな～とYou Tubeとかなにげに探していた時に偶然見つけたんです。

大野くんがコンサートのソロで踊りながら歌っている、「TOP SECRET」の映像を！！
（※気になる方はご自分で探してくださいね^^;）

ひぇぇぇぇーっ！これがあの大野くん？？？


重力を感じさせないとよく評されるキレのあるダンス。
伸びやかで透明感のある、あまりにも美しい歌声。。
普段の癒し系の彼からは思いもよらない鋭く、そしてキレイな眼差し。。。


もうね、びっくりしました、チラッと「ああ見えてなにげに嵐の中で歌も踊りも一番上手い」という噂は聞いてはいたんですよ、でもあまり関心がなかったんです、なんていうか上手いと言ってもアイドルレベルなんだろうと思っていたから。
でもその彼のパフォーマンスのスキルは、わたしの想像を遥かに凌駕するものでした。
ホント、さっきも書いたとおり目からウロコってヤツです。
「TOP SECRET」だけじゃなくて、「Rain」「Song for me」とソロはとにかく見応えあるし、歌もカッコイイです。


たぶん、普段との“ギャップ”がハマるポイントなんですかね。
普段の癒し系の姿、コンサートなどクリエイティブなシーンで見せる“才能”の爆発。
もうこの人の纏っている空気感は奇跡に近い。



そんなわけで他にもいろいろ見ているうちに、これはもうコンサートそのもののＤＶＤが観たい！と、ＤＶＤを結局３本購入したんですけど、それを観ていて、これは大野くんだけじゃなくて、嵐のみんながけっこう凄いんだ！ということにようやく気付いたわけです。

歌とダンスは大野くんがやっぱり一番凄い。
でも他のメンバーもそれぞれにアイドルの枠を軽く飛び越えている。
何よりわたしは彼ら５人の声質の混ざり具合が、なんともイイ感じだなと思うのですが、ファルセットでハモル部分とかけっこうマジで凄い。

あとは１度でも彼らのコンサートを、たとえＤＶＤででも体感したことのある人は誰もがそう感じると思うんですけど、観終わった後に満たされるあまりに清々しい、幸せな気持ち♪
彼らが本当に仲良くて、コンサートをすごく楽しんでいるのが観ているこちらも気持ちいい。。
もう絶対楽しいに決まってる！


わたしは音楽に対する造詣ってあまりなくて、流行っていたりちょっと耳にした音楽の中で自分が心地よかったりスゲェ～って思ったもの以外ほとんど知らないので、音楽性がどうのこうのなんて話はいっさいできないのですけど、自分ではけっこう趣味はいい方だと思っていて（^^;）改めて聴くと嵐の楽曲ってなかなかカッコよくて凄いのが多いんですよね。
一般的にシングルカットされてヒットしている曲はこれまでサラッと聴き流していたけど、今思うとデビュー曲の「A・RA・SHI」なんて、アイドルのデビュー曲としてはメチャクチャレベル高い気がする。
他の曲でもそうだけど、櫻井くんのラップもカッコイイし、それにメロディーで大野くんがメインでかぶさったりするともう最高ですね。


５人の声の混じり具合で言うと、わたしが一番好きなのは、まだそんなに聴き込んでないから他にもいっぱいあるとは思うのですけど、今のところ歌そのものもカッコよくて大好きな「RIGHT BACK TO YOU」


ＤＶＤのシーンで一番なんだかわからないけど幸せな気分になるのは「ARASHI SUMMER TOUR 2007 FINAL Ｔｉｍｅ」の中の、「Love Situation」を歌うときに、大野くん＆松潤、櫻井くん＆ニノ＆相葉ちゃんの二手に別れてムービングステージで歌うシーン。
交互にメインで歌って、歌ってない方がダンスを披露するのだけど、そのダンスもカッコイイし、ステージが上下に重なってすれ違うところとか、なんとも言えない温かく幸せな気持ちになって涙が出そうになります。（←ちょっとアホ^^;）


他にも挙げるとキリないほどいっぱいあるのだけど、ＤＶＤ的にはＣＤにも収録されてなくて他のＤＶＤにも入っていない大野くんのソロ「TOP SECRET」と松潤のソロ「La familia」（←松潤のメンバーへの気持ちがキュンとなる凄いイイ曲）、櫻井くんの「Anti-Anti」と、一番ＭＣではツボだった「ポシェット談義」が入った「2004 嵐！いざッ、Now Tour!!」」が貴重かなーと。

ていうか、嵐メンバーになるには高所恐怖症だとなれないって感じ？（^^;;;



・・・とまぁ、そんなこんなでどうしても生でライブが観たくなって５日の国立競技場に初参戦したわけですけど、その感想はまた次の機会ということで。（^^;;;



ところで、You Tubeでは音楽シーンだけではなくて、昔のバラエティーの映像なんかもいろいろ観たんですけど、こういうバラエティーの彼らがまたホント楽しいです。
バカバカしいことでも一生懸命やっていて、性格と品の良さが窺い知れるし、とにかく５人が本当に仲が良くて絆が深いのが羨ましい。

こういうのを知っちゃうと、わたし的にはそんなわけで？大野くんがフェイバリットメンバーなわけですけど、だんだん全員のことが好きになるから本当に素晴らしい♪
たぶん２４時間テレビでニノが言った「６人目の嵐」になりながら、彼らの輪に一緒に入っている気分にさせられるからなんだろうな。
彼らはあの５人で『嵐』なのであって、「あの５人の嵐」だったから今の彼ら１人１人の個性がイイ感じになったんだと思う。


もうホントに今まで嵐に注目していなかったのがなんだかすっごく損した気分の今日この頃なので、掘り下げていろいろ知りたくて、ただ今のわたしのデンジャラススポット？は、本屋とAmazonだったりします。
ヤバイヤバイ大人買いしちゃいそう。（^^;;;



・・・そんなわけで、彼らの才能、スキルの高さに純粋に感動してしまったわたしは、彼らのエンターティメントをこれからも目一杯楽しんでいきたいと思っているのであります。
今日はとうとうファンクラブにも入ってしまった。


まぁ、だからといってココが嵐ネタばかりになることはありませんが、たまには出てくるかもしれないので、引かないで温かく見守りつつついてきてね。（^^;;;;;;
つーことで、よろしくです～
（嗚呼、まだまだ話足りない）



おまけ

こんなこと書くと、もう全国の大野くんファンに殴られそうだけど、大野くんの目元を見ていると、大学生の頃のわたしの写真にソックリで、そんなところも親近感を感じたりして。
あ、今現在はお化粧していたりでそんなこと全然ありませんので、リアルな知り合いからのクレームは受け付けませんが。（^^;;;;: