携帯破壊者~FOMA destroyer

三ヶ月に一度書くくらいの日記コーナー。

ExtraVaganzaが面白い

2006-11-14 22:04:25 | Weblog
放置プレイもいいとこですな…まあいいや。
MIXi始めちゃうとどうにもねぇ。
あと感想とか書くよりもプレイを優先したかったのもでかい。

先月末に発売したゲームなんだが、これが面白いのなんの。
プレイする速度が遅いもんで、半分くらいしか読めてないが、ちょこっと雑感を書いておこうと思う。


つねづねノベルタイプのゲームの醍醐味は分岐にあると思っている。ただ読み進めるのでなく、プレイする側からの働きかけ――「読み解く」行為が介在することで物語の動きが左右される。これ。あるいはチュンソフトの「街」。あるいは「ピュアメール」。あるいは「蒼色輪廻」。

EVも、メインの流れはあるものの、選択によって実に様々な方向に転がっていくのが楽しいタイプのシナリオだ。ある展開では路傍の石程度の重要度だった人物が、ある展開では不倶戴天の敵となり、莫逆の友となる。ある展開では頼りない巻き込まれ主人公が、ある展開では山を覆うごとき気概を見せる。ひどく図々しくうんざりするような面も見せれば、涙ぐましいほどに純朴だったりもする。
この、振り幅の広さが快感だ。物語の構造に指を突き込んでいるようなスリル。

いや、まいった。やめ時がないよこのゲーム。

でまあ面白いんだが、それでもいくつか。

そういう仕組みなので、話を腰をすえて読むというタイプではない。たとえばシナリオの厚みなら、同社の前作「ゴア・スクリーミング・ショウ!」に一歩も二歩も譲ると思う。あくまで仕掛けの面白さが先に立つ感じ。まあ今のところだが。
「ゴア!」との比較で言えば、声にもちょっと不満がないではない。具体的には男性ボイスがないこと。
このゲーム、女性よりもむしろ男性のほうがキャラが立っている傾向があるので、これはぜひつけてほしかった。
あとは…猪口有佳が出てないくらいかなあ?
どうもこのままこの勢いで最後までプレイしちゃう気がするので、つづきはまた終わったときにでも。


っつーかこのアオリで、同日発売のLamentoが全然できてない…
いちおう動くのは確認したんだけど…ううん。
事前情報を絞ったのが仇になったかなあ。