昨夜は楽しみにしていた東北六魂祭。
おいらは近くで仕事をしていましたので、終わってからさあ繰り出すぞと夕刻の街に出て唖然。
仙台七夕よりも多い人出、それも往来が激しくあちこちで「押すなよ！」「痛い！」といった声が聞こえ、「ゴミ箱無いし～」とゴミもポイ捨て続出です。
三角コーンで区切った立ち入り禁止区域は踏み荒らされ、警備員も警察官も誘導が出来ないような有様で、交差点付近は信号関係無しに人があふれていました。
途中気分が悪くなった方がいらしたので救急車の待機所へ運んだり、混乱ぶりに現地から『中止すべき！』とツイートしたような状態でした。
この状態、震災当日を否応無く思い出させる光景ですよ…。
市民広場でのステージも、整理券を持った観客以外には見えないように囲いをしたことで、これまた「なんで見せないんだ！」「整理券なんていつ配ったんだ？」と係員に詰め寄る人も居て、喧嘩が起こるかとハラハラしました。
市役所一階に飾られたねぶた飾りだけが、唯一ゆっくり鑑賞できたものとなりました。
結局パレードは一部のみで、あとは中止となりましたが、正しい決断でしょう。
運営サイドの問題点、予想の甘さは多々あるかとは思います。
しかし祭りは今日も開催されますから、観客の安全を第一に、遠くから見にいらした方々を失望させないように、対策を練っていただきたいです。
復興を祈念するお祭りで怪我人が出ては本末転倒ですから…。
そして祭りの後、街はこの通りのゴミだらけ。
実行委員の方々が、黙々とゴミ拾いを続けていらっしゃいました。
東北の復旧・復興を願っての祭りのはずが残念な結果ですよね。
市中心部は震災の被害が比較的軽微だったのに一部（だと思います）の心無い人たちが新たな災害源となって瓦礫（ゴミですが）を増やす。何しに来んだと思います。
確かに主催者側の見積が甘かったのでしょうが（昨今の観光客の減少から客数を少なく見積もりすぎたのでしょう）だからといって観客が何をしてもいいわけではありませんよね。
人々のモラルの復旧も願いたいです。
母親が見たいと言っていたので母親と妹親子で見に行ったのですが、人が多すぎて動けないうえに何も見えず、子供が押しつぶされそうだったので何も見ずに帰ってきました。
地下鉄もえらいことになっていましたね。