脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

格ゲー雑記・18 夢の終わり

2007年11月08日 | 格闘ゲームとわたし
長きに渡って書いてきたこの格ゲー雑記もこの回でひとまず終了となります。

ネオフリが廃刊になったあとですが、ライターみんなで打ち上げとかそーゆう集会があるわけでもなく、おいらはまた普通の大学生として勉学に励むこととなります。
99の攻略のときなんか、ずっと編集部に詰めていて前期の授業は一つも履修しなかったですからねえwおかげで、4年生になっても単位が足りず結局フル単でなんとか卒業にこぎつけましたがw

KOF2002までは普通にゲーセンに行って対戦してたりしていましたが、就職してからは時間的余裕もなく同時に興味も薄れて今に至るという感じです。ごくたまーに身内対戦とかありましたが、ゲーセンのレバーを握る回数は以前と比べてほんとに激減しました。


改めて振り返ると、KOFをずっと続けてきて、例えば、全国大会に出場したとか勝ちまくってほんとに腕を上げたとか、そーゆう意味ではあまり成果がなかったかと思います。
格闘ゲームというのは非常に限定されたジャンルですが、しかしながら、おいらにくれたものはその狭い枠に留まらず大きく広いものとなりました。

KOFを媒介として、ネオフリのライターさん、編集の方、読者の方、オフ会で出会った方、さまざまな人とのたくさんの出会いがあって、それが自分の成長を促したと。

むろん、結果的にそうなったわけですが、たかがゲームだと侮れませんなあ。なんというか、ちょうど自分の人生でうまい具合に格ゲーが入り込んだ感じです。昔みたいに、オフ会を頻繁にやるとかそーゆうエネルギーは今ではありませんからねえ。


ということで、これからのぽっくの人生は水樹奈々を頑張ります(?)

格ゲー雑記・17 ネオジオフリーク編集部いろいろエピソード(3)

2007年11月05日 | 格闘ゲームとわたし
前回の続きです。
攻略本文自体はそれなりに真面目に書きました。誌面と写真の枚数の関係から、伝えたい情報に対して文字数が少ないという状況がけっこうありましたし。こーゆう時は掲載する写真数を減らして本文を多くするという調整をします。

まあおいらなんかはまだ楽だったと思いますが、新キャラで技数が多かったりすると、その担当のライターさんはきついですわな。写真のサイズも小さくて他と比べても明らかに枚数が少ないページを見ると、その苦労が伺えます。


とにもかくにも、「表現に工夫」とは本文ではなくて、写真についてのコメント(キャプション)やそのページの見出し(キャッチ)に活路を見出すしかなかったわけですな。
99まではキャプションやキャッチに編集の厳しいチェックが入ってあまり個性的な表現はできませんでした。しかし、2000になってからはライターが書いたそのままが通るようになったんです。

実際、ヒドイもんですよw
KOF2000のコンピュータ戦攻略におけるレオナという女キャラの見出しはこうです。
「イヤリングで脳乗ぶちまけ!軍人やめて僕の元にぃぃ!」

…。
痛いなあ。
完全にイカレてますね。攻略じゃねーし。

っていうかですね!「脳乗」ってありますけどこれは編集の間違いでほんとは「脳漿」だったんです!当時、週刊マガジンで藤沢とおるのGTOが連載されてて、その中で、どっか高いところから飛び降りて脳漿をぶちまける、といった表現があったんでそれを参照させてもらったんです!
あ、どうでもよかったですね…。

ええと、そのページに載っている写真のキャプションは…
「生足生足!もうとろけそう、あうあう」

ブブカですか。
それとも、三流エロ雑誌ですか、これは。
こんなこと書いてたら、某所の某氏の某ブログみたいに卑猥なトラックバックがいっぱいきちゃいますわ。


CPU戦攻略のパターンの名称はというと…
「ラブリーキックで辛抱たまらんパターン」
「18歳の誘惑は萌萌で爆発寸前パターン」


何も言うことがないですね、ほんとに。
よくもまあ、こんなことを恥ずかしげもなく書いたもんです。
厚顔無恥の生きた見本ですかね。

っていうか!
ぽっくんは発見しちゃいましたよ!
「萌萌」って言葉はすでにこの時に使っていたんですね!ぽっくんは時代の寵児じゃないですか!


といった感じで、読者の方が苦言を呈したのも無理はないっちゅうことですな。


格ゲー雑記・16 ネオジオフリーク編集部いろいろエピソード(2)

2007年11月01日 | 格闘ゲームとわたし
●みんなでFF
同じ時期に、ドラクエと数ヶ月かそれくらいの違いでFF9も発売されてました。このときって、カプコンVSSNKの攻略やってるときだったけなあ。んで、少なくともおいらはFFを編集部に持ち込んでやっております。真面目に仕事しろって感じですわな。
FF9のミニゲームでなわとびがあって、それがどうしても出来なくて代わりにゆーちさんにやってもらったんですね。「こんなの簡単じゃん」と一笑に付されながらw

いや、ただそれが言いたかっただけです。


●ハンモックでポン
原稿の締め切りが近づくと、泊まり込んでひたすら原稿作成に励むんですね。当然、寝るのは編集部内となるわけですが、おいらなんかは床とか地面で寝れる人なのでそのまま転がって寝てたことがしょっちゅうでした。逆に、ゆーちさんは絶対に地面付近では寝ない人で、必ず椅子を数個並べて寝ておりました。

2000の頃だったですかねえ、楽に寝れるようにとたかさんがふたつほどハンモックを持ってきたんです。おいらもそれを利用して寝たことがあったんですが、このとき、二つ縦に並んだハンモックにおいらと鷹さんが同じ方向に頭を向けていました。

つまり、おいらの足元に鷹さんの頭がくるような格好。

まあここでお約束のように悲劇が起こるわけですよ。おいらは全く気づかなかったのですが、寝ている間にたかさんの頭を蹴るわ蹴るわ…。後でたかさんに注意を受けましたが、やっぱりたかさんはいい人であんまり怒られませんでした。


●掲示板に登場
ネオジオフリークには誰が作ったのは知りませんが、HPもちゃんとあって掲示板やチャットで盛んに交流が行われていました。おれらライターもチャットに混じっては会話することもしばしば。ここでの交流が元で読者さん、ライター、編集の人を一堂に会して開かれたオフ会も何回かありました。
あれから数年経った今でも、お付き合いのある(当時読者だった)友人が何人かおります。

ちょっと話が逸れましたが、当時のHPの掲示板で、おいらの名前が挙がって読者から非難されたことがあったんですよね。おいらの攻略記事はあまりにもふざけ過ぎている!といった内容。

確か、SNKの経営悪化に伴ってネオフリが廃刊になるという状況下、ここで最後に読者の方がライターに対して率直に物を申すという流れがあったんですわ。

そんな中でおいらが槍玉に上がったわけですが、まあ反論の余地はありませんでした。おっしゃる通り!
自分のモットーとしてはなるべく読者の方に楽しく読んでもらえるよう、いろいろと表現に工夫を凝らしてたんですYO(こういえば聞こえはいいはず

一旦CMいきまーす。

格ゲー雑記・17 いろいろエピソード(3)に続く。