LiveInPeace☆9+25

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

[熊本地震](2)複数の断層が動くかつてない群発地震

2016-04-25 | 安倍政権

※[熊本地震] 安倍政権は、被災者支援に全力をあげるべき(リブ・イン・ピース☆9+25
2016年4月21日)より転載。
http://www.liveinpeace925.com/commentary/kumamoto_quake.htm

  熊本・阿蘇・大分と九州全域で勃発した巨大地震は観測史上異例ずくめです。気象庁は「内陸で起きた地震としては、これまで例を見ない活発な活動が広域に起きており、震源域は東日本大震災より広い」と発表しています。

 14日午後9時26分ごろ震度7の地震(マグニチュード6.5)が発生しました。日奈久(ひなぐ)断層北部での地震です。その後16日午前1時25分ごろに震度6.5(のちに7に修正)の地震(マグニチュード7.3)が発生。当初14日の地震が本震とされましたが、実際は前震であり、16日の地震が本震と修正されました。16日の地震は布田川(ふたがわ)断層帯が動いて起こりました。さらに16日午後7時11分には別府-万年山(はねやま)断層帯が動き震度5弱の地震が発生しました。21日時点で震度7が2回、6強が2回、6弱が3回、5強が3回、5弱が7回、4が75回、計92回、震度1以上の地震がわずか一週間で781回の地震が襲い、しかも複数の断層が動くというかつてない地震です。震度7の地震が連続する事態は全く初めてのことです。3つの断層帯に加えて今回の地震で初めて明らかになった「未知の断層」も動いています。前震、本震などの従来の概念が通用しないのではないかという専門家の意見もあります。続いて阿蘇山が小規模噴火しました。一連の地震との関係はわかっていません。中央構造線断層帯が動き始め、日本列島全体が地震活動期に入った可能性があります。今も全く収束していません。

※熊本地震発生前の4月3日放送のNHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ 日本に迫る脅威  地震列島 見えてきた新たなリスク」は最新のGPS観測データを用いた研究に基づき、日本列島全体が大小のブロックによって分断され、マントルの動きによって日本列島の地盤が変形しており、巨大地震が引き起こされる可能性を指摘している。番組では、活断層が確認されていない地域での地震の頻発(鳥取)などかつてなかった新しい地震動についても伝えている。

(ハンマー)


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