一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

御聖体

2016-09-30 07:27:15 | カトリック
御聖体とはなんですか?
映画のワンシーンの中でミサの最中にミサに与る信者が丸くて小さなパンを司祭から頂くシーンがあります。
そのパンが御聖体です。
カトリック教会の中を見渡すとまず十字架そして中央の祭壇の上にある櫃の中に、御聖体は安置してあります。赤いランプが灯され聖体が安置されていることをアピールしています。
いったい、あのパンはなんでしょうか。
なんで御聖体と呼ばれるのでしょうか。
私達カトリック信者の最大の教義にして、最大の信仰をもって敬うその御聖体こそ、イエズス・キリストなのです。
イエズスを象徴しているのではありません。御聖体こそが真のイエズスなのです。
ただパンの形をとっているだけで、ミサの中で司祭を通してただのパンがイエズス・キリストに実体変化したのです。
これが私達の信仰です。疑いはありません。
カトリック信者のいう「信じる」とは、疑いが少しあっても「信じている」ということではありません。そこに、目の前にあたかもあるように、「信じている」のです。教会の教えだから信じているのでしょ?と言われますが、その通りです。子供が母親の言うことを信じるように、私達カトリック信者は母なるカトリック教会の教えを信じています。
さて、その御聖体ですが、これはカトリック信仰の中心です。
世の終わりまでイエズス様は私達と共にいらっしゃることを約束なさいましたが、御聖体を仰ぎ見るときにこれを強く感じます。
そして教会の中に入るとき、まず御聖体に目を向けて跪く人もいれば、礼をする人もいるのは、御聖体がイエズス・キリストだと確信しているからです。
もしカトリック信者と名乗ってても御聖体をイエズス・キリスト御自身と信じていない人は、信仰が足らないか、その信仰は正しくなく名ばかりのカトリック信者といことになります。
不信仰で罪人だと自ら認識している私でさえこの御聖体の前で胸を打つしかありません。
ここに一枚の写真があります。恐らく戦時中の貴重な写真ですね。
これは司祭が丁度、先ほど申し上げた聖変化をしてパンを実体変化させたあと、御聖体を挙げている写真です。
ミサに与っている人の緊張感と信仰とイエズス・キリスト(御聖体)に対する崇拝が伝わってきませんか?

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