うちのこどもは、異常ともいえるほどホテルが大好きだ。
きっと前世はホテルにかかわっていたに違いないと思うほどだ。
こどもに理由を聞くと「綺麗だから
」
…ええ、うちは雑然としてます。
好きなのはまだほんとに小さな幼児の頃から。
3歳くらいの時、友人とホテルのビュッフェで昼食をとる時こどもを連れて行った。
行きの車の中で、「今日のおひるごはんはホテルでするのよ」と言ったら急に焦り出し、
「ママー!パジャマ持ってこなかったよーーっ!!」
…。泊まるんじゃないのよ…。
それからどんどんホテル好きはエスカレートしていき、「ホテルでご飯」というと必ず
「お泊りする?する?してもいい?」
最近は旅行でホテルに泊まると知ると目をむき鼻をふくらませて、
「2回?3回?5回?」(何泊といいたいらしい)
一度スイートルームに泊まって味をしめてからは、
「お部屋がいっぱいあるところがいい」(!親の心子知らず)
夫が出張の時は必ず
「いいなーパパだけホテルに泊まれて!!」の大ブーイング。
おみやげは必ず「ホテルのカードキー」。
こどものコレクションアイテムになっている。
夫は広州への出張が多いが、そこでよく泊まっているのが
「花園酒店(Garden Hotel)」 *広東語で酒店=ホテル
夫の出張のたびに「どこのホテル??」と聞くこどもは、いつしか
「パパがいつも泊まるガーデンホテル花園
」(じぶんで作りあげた甘い響き)への憧れと期待がものすごくふくらんでいたらしい。
はじめて子連れで広州へ行った時、夫はいい景色を見せてあげよう、と珠江沿いのホワイトスワンホテル(白天鵝賓舘)に予約をした。
当日花園酒店でなかったと知った時のこどもの落胆といったら。
どんなに、「花園酒店はビジネスマンがたくさん泊まる街中のホテルだから」と言っても嫌だの一点張り。
仕方なく両方見せて景色の差を強調し納得させた。
今やこどもの試験前の夫の殺し文句
「試験の結果がよかったら今度の休みにホテルに(強調)泊りがけで遊びに行こう(べんきょうしなかったらつれてかないよ)」
効果抜群である。
はっきり言ってこどもにとってホテルにさえ泊まれれば満足で観光などどうでもいい。
一番お手軽なのはシンセンのローウー駅前のシャングリラに泊まり、美味しいものを食べて親はマッサージ三昧して帰ってくるパターン。
ある時車で九龍塘のあたりを走っていたとき。
こども突然大声で
「わたし、ここの理想酒店
に泊まりたい!!」
香港在住の方ならお分かりかと思いますが…。そのホテルはあれです…。駐車場の前にびらびらカーテンがついてるあれ…。
それは大きくなったらね とも言えず…。
★ブログランキング★ ←参加しています。ご協力お願いいたします。
最新の画像[もっと見る]
-
お菓子の家 18年前
-
お菓子の家 18年前
-
お菓子の家 18年前
-
九九算 18年前
-
なんとか香港に住んでます...。 18年前
-
スターフェリー中環碼頭最後の日 18年前
-
鍋パーティー 18年前
-
肝臓洗浄 18年前
-
猫カフェ 18年前
-
香港でローフード! 18年前
街中の別荘
最近は、香港島にはおされぇなのが、出来たらしいですけど。
高級住宅地の中にあるのでちょっと異様ですが。元々は大金持ちの一軒家だったのが、20年ほど前に香港の将来を憂いたお金持ち達が家を売り払って海外に移住、その後に次々ラブホテルがオープンするようになった、って話は聞いてます。
でもあのエリアって幼稚園や学校もたくさんあって、子供の教育上良くないなあとは思います。うちみたいに間違えて夢見てるうちはいいんですけどね…。
だってお城みたいな建物だったので。
『それは大きくなったらね』
笑いました
ホテル好きなの知ってるから、もっと突っ込まれたらどうしようって…。
あの、OK便利店のレジの下(子供の目線)に
フルーツ柄の四角い箱(男性用…)を並べないでほしいです。毎回、指差されて『ママ~、ここにイチゴあるよ』といわれる身になってください。
本当に、その手の話題って突っ込まれたどうしましょうですよね
私なんて「私イチゴのがいい」って手にとられてしまいましたよ。
あれはまずいですよねえ。
ほんとに子供の目線ですもんねえ。
りんりんさんは、阻止しそこなったんですね