随想録とメモランダム

温泉と旅行と漫画とアニメが大好きなフェミニストが、日々とりとめもなく思うことを書き連ねるブログです。

生存報告

2005年04月26日 | 日記
◆JR福知山線脱線衝突事故◆

知人・友人の方々へ

私は無事です。
私も家族も上記の事故には遭遇しませんでした。

だけど多くの方が亡くなられ、負傷したことにかわりはありません。
ここに犠牲者の方々へ心から哀悼の意を表します。

今はこの件に関してはこれ以上書けません。辛くて涙が出そうですから。

モブログのテスト

2005年03月15日 | Weblog
テスト

・・・一度モブログと言うものを試してみたら、後日コメントがついていた。
何だろうと思って見てみたら「無修正動画」とかいうポルノサイトの宣伝だった。

つまりコメントでスパムと言うわけか。
糞業者は逝ってよし

「随想録とメモランダム」移転のお知らせ~私は著作者人格権を放棄しない~

2004年11月19日 | Weblog
この度、当ブログ「随想録とメモランダム」は随想録とメモランダム ver.2
http://www.doblog.com/weblog/myblog/29453/へ移転します。

理由は、gooブログの利用規約に、著作者人格権に関する規定、
即ち「第10条(著作権)
2.会員は、当社に対して、自己が投稿した記事及びコメントに関する著作者人格権を一切行使してはならないものとします。」
という条項には到底承伏できないからです。

私、自分の文章を勝手に改変されるのは嫌です。

法に定められた著作者人格権は3種類あります。

公表権……自分の著作物で、まだ公表されていないものを公表するかしないか、
するとすれば、いつ、どのような方法、形で公表するかを決めることができる権利

氏名表示権……自分の著作物を公表するときに、著作者名を表示するかしないか、
するとすれば、実名か変名かを決めることができる権利

同一性保持権……自分の著作物の内容又は題号を自分の意に反して勝手に改変されない権利

(はじめての著作権講座 著作者にはどんな権利がある?)

最初から規約をよく読んでおけば良かったのですが、
Livedoorブログ規約改定騒動の件で、念のため自分とこの規約をチェックしておこうと思い読み直すまで気付きませんでした。
迂闊でした。やはり規約は何度も何度も読み返しておくべきものなのですね。

しかし私がここへ移ってきた当時、私はとにかく移転先を求めて急いでいたのです。
ネットストーカーまがいの連中によるネット被害から逃れるために。

そもそも、著作者人格権を行使するな、などという非常識な規定が
人気のあるブログサービスにあるなんて、
当時ブログ初心者の私は夢にも思っていませんでした。

しかし、世の中とは奇妙なものですね。
LivedoorBlog以外にも権利侵害規定!ブログ著作権規約を全チェック
によると、権利侵害規定のあるブログサービスは他にもたくさんあるようです。

では、なぜ会社側は客であるブロガーたちを怒らせてまで、
このような非常識な規定を盛り込むのでしょうか?
著作者人格権:何が問題で、どう書くべきか?
によると、企業の目的は以下の二つであろうとのことです。

「・RSS、アンテナ、ランキングなどで元データを改変した上で公開する目的

・サービスの宣伝のために、ユーザーの記事を紹介する目的」

『問題は、この目的のために「著作者人格権を行使しない」という言葉はふさわしいのか』ということです。

断じて否!絶対にNO!

「では、上記の2つの目的は、著作者人格権とぶつかるものなのだろうか? 
私は違うと思う。それは、著作権法そのものに基づく見解である。」

という訳で、私は引っ越します。
それでは皆様、ごきげんよう。

憲法24条改悪の危機

2004年11月13日 | フェミニズム
憲法24条見直し

キックオフ集会は大成功!によると、
「男女平等と個人の尊厳を憲法から消させない!!
 ★STOP!憲法24条改悪キャンペーン☆キックオフ集会★」
は、幸い大盛況で満員となり、熱気のある集会となったとのことである。
少しホッとした。
さすがにここまで社会が右傾化するとやはり皆も危機感を持つだろう。

ただ、闘いはまだまだこれからだ。
今の小泉政権は「神道政治連盟」に加盟している議員が牛耳っている極右政権なのだから。

○ちなみに、11月11日付の英文朝日(International Herald Tribune/asahi)に、
11/4付け朝刊家庭面「憲法24条見直しNO! 婚姻は両性の合意 夫婦は同等の権利」
(竹信三恵子記者)の英訳の記事が載っている。

BACKLASH: Revisionist thinking
By MIEKO TAKENOBU, The Asahi Shimbun
(International Herald Tribune / Asahi
2004/11/11)
http://www.asahi.com/english/opinion/TKY200411110176.html

この問題についての分かりやすいお勧めの本
憲法24条+9条―なぜ男女平等がねらわれるのか

表紙

●直前まで紹介し損ねてすみませんでした。
AVCが、2004年度後期 アジア理解セミナー【連続講座:全6回】
( 単発の参加も可能です)
【社会変革とジェンダー Social Transformation and Gender】
を11月13日土曜から始めます。

-------------(アジア理解セミナーより引用)-----
第1回 11月13日(土)19:00-21:00

「文化」「伝統」とジェンダー
― 女人禁制に取り組む ―

 講師: 源 淳子さん
      (関西大学人権問題研究室、
      大峰山女人禁制の開放を求める会共同代表)

(講師からのひとこと)
2004年7月、自然がはぐくんできた「文化的景観」として「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界文化遺産に登録されました。
しかしこの登録には、重大な問題が含まれたままです。
エリアの中の通称・「大峰山」の「女人禁制」を容認したことです。
「女人禁制」は、男女平等を否定した女性への人権侵害です。
昨年12月、開放を目指す運動を始めました。
2004年3月末までに賛同の署名12,418筆が集まりユネスコをはじめ「大峰山」に関わる寺院や公的機関に訴えてきたのです。
これからも「女性」「伝統」「宗教」をキーワードとして世界に訴えていきたいと考えています。

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他にも「開発」「雇用」「政治参加」「イスラーム世界の女性たち」「国境を越えた連帯」など、多種多様なテーマでセミナーが催されます。

お勧め参考文献:女人禁制―現代穢れ・清め考


●さて、10月29日の衆議院内閣委員会の会議録がアップされた。
民主党の小宮山洋子議員が、クローン胚の研究容認や男女共同参画の問題、少子化、
それと国立女性教育会館(ヌエック)の統合問題などについて質問しているものだ。
特にこの箇所は必見である:

---------------(男女共同参画について)------------------
小宮山(洋)委員 
先ほど申し上げたように、誤ったジェンダーに対する考え方がいろいろ言われている中で、
各自治体なども非常に困っているという現状がありますので、
ぜひ、つくったときの基本精神に立ち返って、
このときの議事録などをホームページに掲載するとか、あるいは各自治体に周知をするとか、
そういうようなこともしていただければと思うんですが、いかがでしょうか。

○細田国務大臣 
誤った認識に基づく議論がだんだんと、私自身も拝見していますと、
ジェンダーという言葉が、耳なれない言葉から、
しばしばいろいろな論文ですとか新聞、雑誌にも出てまいりますし、
テレビなどでも聞くようになったわけでございますので、
非常に一般化しつつあるなという感じもいたします。

 ジェンダーに敏感な視点を定着させることは、
すなわち男女が個人としての能力を発揮する機会の確保や
性別による固定的な役割分担等が男女の社会における活動の選択に影響を及ぼさないことにつながり、
男女共同参画施策を推進する上での基盤となるものでありますので、
次期基本計画においても明確に位置づける必要があると考えており、また、
例えば今言われたようなホームページその他広報とか、
そういったところでもそのような考え方をしっかりと国民の皆様にお伝えしてまいりたいと思います。

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---------(少子化について)-----------------
○小宮山(洋)委員 
最近では、このようにまとまってジェンダーのことをきちんとお答えいただいたのは初めてだと思って、
大変うれしく思います。
ぜひ、きょうの議事録も各自治体などが見られるように、
名取局長にもよろしくお願いをしたいと思います。

 そして、男女共同参画と少子化の問題について、
ちょっと伺いたいと思うんですけれども、
少子化が現在進んで、一・二九に合計特殊出生率がなっていますが、
これは女性が外で働くようになったからだというような誤った見方をされることもあります。
ところが、統計などで見ますと、働く女性の方がより出産をしているというデータがございますし、
所得が上がった方が子供の数が多いということが諸外国の例などを見てもございます。

 少子化対策と男女共同参画社会の実現ということの関係をどのようにお考えになっているでしょうか。

○細田国務大臣 
御指摘のような意見も、つまり男女共同参画が進むと少子化が進むのではないかという意見はあることは承知しておりますが、
これまでにOECD諸国において行われました調査結果等におきましては、
女性労働力率が高い国や男性の家事、
育児分担度合いが高い国ほど合計特殊出生率が高いという傾向も見られます。

 このような状況も踏まえまして、本年七月に、
参画会議に少子化と男女共同参画に関する専門調査会を設置しておりまして、
データ等の分析を通じて、少子化と男女共同参画のかかわりを明らかにすべく検討を始めたところでございます。
総理からも、男女共同参画については、少子化対策等、関連の問題も視野に入れて、
広く国民の理解を得られる施策を推進するように指示を受けております。

 男女共同参画と少子化対策を軌を一にして進めていけるように、
専門調査会での検討を鋭意推進して、
その得られた結果を次期基本計画に盛り込んでまいりたいと思います。

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==========ヌエック統合問題について---------------------
○小宮山(洋)委員
男女共同参画社会についてもいろいろお聞きいただいたかと思いますけれども、
これもその中の一つとも言えると思うんですが、
独立行政法人国立女性教育会館の統合の問題について伺っていきたいと思います。

 政府の有識者会議、これは特殊法人等改革推進本部、内閣にあるものですが、
その有識者会議と、総務省の政策評価・独法評価委員会などで、
独立行政法人の合理化等が議論されております。

 その中で、独立行政法人国立女性教育会館も見直し対象の法人として検討されているということですけれども、
どのように見直そうとされているのか。

(略)
○田村政府参考人 
ただいま申し上げましたように、それぞれの独立行政法人の主要な事務事業の改廃について検討する。
したがいまして、その中ではやはり、業務のあり方として四つの法人が類似性がある、
あるいは統合した方がもっと効率的になるのではないか、こういう議論が行われております。

○小宮山(洋)委員 
類似性があるというお話がしばしば出ているんですけれども、
やはり青少年に対するものと、女性の、
先ほどから申し上げている男女共同参画を進めるものというのは、
基本的に私は違うと思うので、
宿泊施設を持っているとか研修とかいろいろなことがありますけれども、
この青少年の関係のものは団体で過ごすことを割と主な内容としていたり、
いろいろ私は違うと思うんですけれどもね。

衆議院会議録
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集英社は極右の圧力に容易く屈した

2004年11月11日 | 漫画
「国が燃える」計21ページを削除・修正へ 休載問題

「国が燃える」計21ページを削除・修正へ 休載問題 (朝日新聞) - goo ニュース

 以前「それは余りにも残酷な映像で」でも言及した、本宮ひろ志「国が燃える」バッシング事件について、このような残念な展開となってしまった。

参考:国が燃える 1 (1)

 集英社は斯様にまで弱腰で小心者の出版社だったのか。
集英社に圧力をかけた宗教団体や「南京大虐殺なかったで厨」に対して心から憤りを感じると同時に、
集英社の不甲斐無さに対しても腹が立つ。

このまま黙ってはいられないので、
2004-11-06 なぜ『復刊ドットコム』から『国が燃える』リクエストは削除されたか
を参考にして、
たのみこむ
に、本宮ひろ志『国が燃える』(雑誌掲載版)の出版をたのみこんでみた。

ただし、投票するにはまず参加者登録してからでなくてはいけないのが、ちょっと面倒くさい(´д`;)
参加者登録のページ

いずれにせよ宗教団体や極右の暴挙を野放しにしておくわけにはいかない。
今こそ漫画ファンもこの理不尽な圧力に対し声をあげるべきときだと私は思う。

国が燃える 5