2013.8.22(木)
ステロイドを使わずに、順調に回復して来ていると思っていた矢先のことでレオンも飼い主も戸惑ってしまいました。結局、この日にステロイドの注射を打ってもらい、翌日からステロイドの錠剤を1日1回、胃薬と抗生物質の錠剤と1日2回を服用して経過を見ることになりました。
2013.8.23(金)
レオンは、突然見えなくなったので、怖がって自分からは全く動こうとしませんでした。もともと、怖がりで慎重な性格だからでしょう。トイレへは、タイミングを見計らって連れて行ってあげてたのですが、看護疲れで爆睡した隙に部屋が大変なことに…
我が家は、ほぼ全ての部屋はフリーで自由に行きさせていて、トイレには一人で勝手に行ってもらっていたために、初めはトイレの間隔が全く分からなかったです。観察の結果、オシッコは、3時間おき、ウンチは6~12時間ぐらいかな?レオンは、トイレの間隔が長いです。カイリは、もっと頻繁に行ってますね。
2813.8.24(土)
荻窪の病院での診察時に抗処方された抗生物質が、合わないこともありので、その場合には別の抗生物質に変えましょう~と言われていたのですが、食後3時間くらいは息が荒くなったり、食欲減退・便がユルくなるということを伝えたら、念のために出していたので、抗生物質だけ止めて、ステロイドと胃薬だけを続けて様子をみましょうと言うことになりました。
初めて聞く身体の器官名だったり、病名だったりで、飼い主もシニアに突入の世代としては、辛いものがあります。木曜日にも同じ説明を受けたのかも知れませんが、パニクっていたので、この日始めて眼振が、『前庭疾患』と言う病気の症状だと理解しました。『前庭』と言うのは耳の付け根あたりにある平衡感覚をつかさどる部分のことを言うようです。だから、レオンは目が見えなくなってから、真っ直ぐに立てなかったり、耳をパタパタと振ることが出来なかったのかと納得。
斜頸と呼ばれる状態だと思いますが、極端に首を曲げっぱなしの状態は、だんだんと少なくなり、首を伸ばして寝るようになり、立って耳をパタパタと音をたてて左右に振ることが出来るようになったので、症状のピーク時は過ぎて回復に向かっているのだと思います。
眼振の原因としては、脳腫瘍と免疫性の病気があるそうで、レオンの症状から脳腫瘍の可能性は、低いとのこと。原因を調べるには、MRIで調べるしかないようです。今は、全身麻酔をするタイミングではないですが、いずれ体力が回復したらMRIの検査をした方が良いでしょうと言われてます。
多分、目が見えないのは炎症が、視神経を圧迫しているので神経の伝達が妨げられているため、炎症がなくなれば神経の伝達が上手く伝わる様になって見えるようになるのでは?と言うことです。レオンの同腹の兄弟犬が、すでに免疫性の目の病気を発病しているので、同じ免疫性の病気の可能性が高いとのこと。病名は、『免疫性円形性角膜炎』だと聞いています。いつかは、レオンも目の病気になるのかも?と覚悟はしていたものの、やはり実際に発病されるとかなりショックを受けますね。