
映画「武士の一分」を鑑賞しました~。
木村拓哉主演の映画「武士の一分」を鑑賞しました。 12月の中旬ころに観に行ってきました。山田洋次監督作品の「たそがれ清兵衛」、「隠し剣 鬼の爪」・・・と続く時代劇3部作のラストということもあって、興味があったので行ってきました。
<スタッフ>
監督 山田洋次 製作総指揮 迫本淳一
脚本 山田洋次、平松恵美子、山本一郎
撮影 長沼六郎 音楽 冨田 勲
原作 藤沢周平 『盲目剣谺返し』
<キャスト>
木村拓哉 檀れい 笹野高史 岡本信人 左時枝 綾田俊樹 桃井かおり
坂東三津五郎 緒形拳 赤塚真人 大地康雄 小林稔侍
<ストーリー>
下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は、妻の加世(檀れい)とともに幸せに暮らしていた。しかし、藩主の毒見役を務め、失明してしまったことから人生の歯車が狂い始める。妻が番頭の島田(坂東三津五郎)といい仲であることが判明し、絶望のなか離縁を決意。愛する妻を奪われた悲しみと怒りを胸に、新之丞は島田に“武士の一分”を賭けた果し合いを挑む。
<公式サイト>
http://www.ichibun.jp/
【感想】
時代劇で、盲目ということもあってか、割と静かに話が進んでいくなとまず感じました。主人公の木村拓哉演じる三村新之丞は、毒見役でその毒にあたって失明してしまいます。主人公が盲目というのもあるのかもしれない。表現の表し方も、激しい動作とかでなしに、言葉とかもし出す雰囲気・・・“気”で表すしかないので、静かなかんじになるんではないだろうか。
木村拓哉は、普段の演技は私はあまり好きじゃないんですが、この映画では割と好感が持てました。盲目になってからは特に凄みを増して、静かだけれども、妻を責めるのも言葉でなく、見えなくなった目で責めている・・・妻の加世が「そういう目で見ないで下さい」といったほどに恐かったです。
殺陣もなかなかサマになってました・・・考えてみると、木村拓哉って剣道をしていたんですよね~。稽古をつけてもらう緒形拳との立ち回りも見事だったし、坂東三津五郎との果し合いの時もかっこよかったですね。
中間の徳平(笹野高史)は、もうぴったしですね~。ごくごく自然に空気みたいな感じなのに、あの存在感---。三村新之丞と妻・加世(檀れい)、そして徳平との3人トリオの普段のやり取りは、ホッと息をつかせてくれました。
噂話大好きの叔母・以寧役の桃井かおりは、またよかったですね~。憎まれ役を気持ちよく演じている。
三村の妻・加世に手を出した坂東三津五郎は、悪役なんだあ・・・と思ってもどうしても私の中のイメージがそういう風に見えないので、どうしても悪役になじめませんでしたね・・・。もっともっと“悪役”な感じに見せて欲しかった気もします。
全体的にはキレイにまとまっていたと思います。ラストもハッピーエンドで良かったし^^
つがいの鳥を飼っていたり、着物に今で言うアイロンをかけているところとか、その時代の生活を感じさせてくれるシーンもあったのはよかったですね~。
私もこの映画見てきました。
かずさんと同じに、普段のキムタクは、あんまり好きじゃないんだけれど、この映画では、なかなか良かったんじゃないかな、って思いました。
この映画では、徳平(笹野高史)が凄く良かったですよね
latifaさんも観られたんですね~^^
殆ど同意見で嬉しいな♪♪
私も、徳平(笹野高史)が一番好きです