携帯電話とスマート・フォン

外出中に電話が鳴り話をすると、「もしもし」ばかりで話が進行しない。「お話が聞こえないので切らせていただきます」と、ご丁寧な応答もあった。どうやらこちらの声が聞こえていないらしい。早速最寄りの携帯電話のショップに行ってみた。

「故障ですね」と言われ10日間ほど代替機を貸してもらうことになった。無料で修理できれば良いけれどそうでない場合は、9000円程の料金がかかると言われ、それならば、スマート・フォンに変えようかなと言う気持ちにもなった。

子供たちはすでに変えており、友人も最近変えて「便利が良いからあなたも変えたら？」と進めている。

どんな色にしようか、ピンクゴールドもきれいで良いかなとかいろんな思いを巡らしているうちに、修理ができたとの連絡があった。

受け取りに行くと無料でできたとのことだったけれど、スマート・フォンへの気持ちがまだ残っている。

方向音痴の私にはＧＰＳが付いているのも魅力的。でも、いざ使うとなると、どうやって使ったら良いのかわからない。旅行先での電車やバスの時刻は夫が検索してくれるので、通常は通話とメールだけだと言うと、「それではスマート・フォンよりも携帯電話で良いでしょう」と言われた。

やはりそうなのか。ホットしたような残念なような気持ちになったけれど、しばらく様子をみてみることにした。

そうだったのか

肥料はヨシ　土もヨシ　なのにこんなに愛情を注いで育てたのに枯れてしまった。
庭の畳３枚程の畑に７本のバラの苗木を植えたところ、１年目は写真と同じきれいな花が咲いた。ところが、２年　３年経つうちにバラは元気がなくなり枯れてしまった。

どうしたのかと根を見てみると、初めて植えた時の丸く巻いたままの状態で全く成長していない。

そのままにしていた畑は、昨年リタイアした夫が野菜作りを始めて、今は立派な白菜が育っている。

なぜ枯れたのか　気にしていたら、それは深さが足りないと言うことが最近テレビや人の話でわかった。

確かにその通りで、元々地盤の固い所に20ｃｍ程度の盛り土をしただけのところに植えたのだから無理はなかった。ジャスト・ジョイ　シャルルドゴール　プリンセス・モナコ　ブルームーン等々のバラたちには悪いことをしてしまった。
庭のあちこちには、成長の止まったバラたちがひ弱そうに立っている。そうだったのかと、今日はそれらのバラたちの根本を掘り起こして土を入れてやった。

これで、春には芽が出て花が咲いてくれるかな

再起動

家から少し歩いたところに大通りがありＴ字交差点になっている。友達とそこに差し掛かった時に車が立ち往生していた。

運転席にはアラ・フォーと思しき女性が乗っていた。困った顔をして車のキーをしきりに回している。どうしたのかと聞いてみると、突然エンストしたらしい。それはそれはと見かねて、後ろから押してみることにした。女性二人の力では無理なことはわかっていたけれど・・・やはり無理。

なんとかならないものかな～と思っていて思い出したのはＰＣの「再起動」。ＰＣがフリーズしてどうにもできないときに使う手法。＝ちょっと、キーをoffにしてもらってもう一度onにしてもらえますか＝と言うと、彼女はすぐにそうした。するとエンジンがかかった！

ヤッターと言う顔をしてすぐに往来の邪魔にならないように側の歩道に車を乗り上げた。「ありがとうございます！一応念のためにここでＪＡＦを呼びます」と嬉しそうだった。

こちらも安心して散歩に行くことができた。

「再起動」・・・車やＰＣだけではなく人間にも通用しそう。

今年も年が明けて１０日程経ってしまった。私も今年は再起動して昨年とは違った新しい第一歩を踏み出そうかな？