リートリンの覚書

魏志倭人伝・現代語訳11 狗奴国



魏志倭人伝・現代語訳11



狗奴国

原文

其南有狗奴国、男子為王、
其官有狗古智卑狗、不属女王。
自郡至女王国万二千餘里。

書き下し文

その南に狗奴国あり、
男子、王となり、
その官に狗古智卑狗(くこちひく)あり、
女王に属せず。
郡(帯方郡)より女王国に
至万二千餘里なり。

現代語訳

その(邪馬台国の)南に狗奴国があります。
 
男子が王となり、
その官に狗古智卑狗(くこちひく)あり、
女王に属していません。
 
郡(帯方郡)より女王国に至るまで、
一万二千里ほどです。
 


・狗奴国(くぬのくに/くぬこく、くなのくに、くなこく、こなのくに/こなこく)
 大和国で邪馬台国と対立していた国です。





ランキングに参加中。励みになります。
ポッチっとお願いします。
 にほんブログ村 歴史ブログへ

参考

かくも明快な魏志倭人伝 木佐 敬久
富士房インターナショナル

倭人・倭国伝全釈 鳥越 憲三朗
中央公論新社

Wikipedia

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

最近の「魏志倭人伝・現代語訳」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事