大型免許(二種)を取得したので、初めてバイクの免許など取得した頃の
ことを思い出して書いてみようかと言ったものの、そうこうしている内に
けん引二種免許を取得してしまいました。元は大型二種免許取得で
各サイトを調べているうちに『全ての免許取得を目指す人たち』の存在を
知ったり、お世話になった教習所に、大型二種免許取得の報告とお礼を
兼ねた電話を入れた時に「最後の教習から6ヶ月以内なら新たに入所金
払わずに練習できるからね、たまには乗りに来てね」と言われた事もあり
「んじゃ一度、牽引車でも乗ってみるか」って感じで昨年の12月19日に
乗ってみました。最初は直線のバックを練習とのことでした。教官の見本
運転で、普通のバックと違い直進を保つには被牽引車の向かった方向に
ハンドルを切る、等教えてもらい、自分で実際にやると結構難しい・・・・・・。
「曲がったままハンドル修正しないと、うしろ(被けん引車)はもっと
曲がります」と教官氏。「ふむふむ」と私。1時間の練習だったので直線
バックのみで終了です。練習してて思ったけど、これってパレットフォークの
動く時の感覚に似ていないかな?手で持つほうが牽引車、フォークのほうが
被けん引車。押す時がバックと同じ。倉庫で働いている人で、パレットフォークを
普段動かしている人は慣れるの早いかも。で、年が明けて2月6日(月)
たまたま仕事の帰り道に府中運転免許試験場の前を通りましたので、「1回しか
練習してないけど試験受けてみようか?」と思い、試験場に入り先ずは目の
検査。ちょっと深視力検査やばかったな。検査官が「あぁ~、ちょっと
ずれましたねぇ」「あっ、2回OKでしたから次で決めてね」「はいOKです」
てな感じで合格。予約は一番早い2月20日(月)。けん引免許の試験は
月・水・金のみだそうな。試験当日、私の順番は5番目(だったかな?)。
二種免許だからと言って『客室付のトレーラーで試験』って事も『荷台の上に
お客に見立てた人形が立ててあって、倒したら不合格』って事もありません。
自分の番までホームに下りる渡り廊下で試験の様子を見ます。でも肝心の
方向変換は手前の山が邪魔で見えない。S字は見えるけど、一度右折の後、
直ちに左折してS字に入るという超難関のようだ。順番になり車に乗り込みます。
シフトパターンは大型車だけど1速とバックが対になったヒューランドパターン
じゃなくて、前進は普通車と同じでバックが2速の左隣ってパターンでした。
「3速から2速へ入れる時バックへ間違えそうだな」と思いながら試験開始。
馴らし中の左折でハンドルを切るタイミングを確認。踏切を越えて方向変換へ。
最初はハンドルを逆に切るタイミングを誤り全然入らず。次はチョット早めに
ハンドルを切ったら上手くいきました。けど、どのタイミングでハンドルを
戻したらよいのやら。結局戻すタイミングが遅れ荷台部分が曲がったまま、
凹に入ってしまいました。なのでチョットだけ元に戻る感じで動いた直後にT字路の
上方向へ修正舵を当て真直ぐ(ハンドル操作が忙しい)に。で、もう一度凹に
入りながら車体を直列にします。そのお陰で、脱出する右方向にはうまい具合に
スペースがバッチリできました。試験官に「入りました」と言うとドアを開けて
確認しています。「じゃ右に出て」・・うまくいったようです。直線50キロ。
次のカーブの減速も4速から3速へダブルクラッチで「ぶぉんっ」と決めて
難しそうなS字へ向かいます。入口に来てみると「ゲッホントにここ通るの」。
肝は後の荷台を最初の右折が終わった段階で、いかに直角にしておくか?
と判断して、チョット鋭角気味に右折。次のS字進入の左折も鋭角気味に入ります。
とりあえず左後輪は通過したようです。あとはゆっくりゆっくり、手押し車を押して歩く
お婆さんよりもゆっくりって感じでS字を通過。で、外周路に出ると試験官に
「二種免許なんだからもっと元気よく走りましょう」と言われてしまいました。ゆっくり
S字を走ったので、試験官のお昼休みの時間が短くなちゃうのかな?。
方向変換もS字も、けん引車で走るのは初めてなので超初心者の走りだったようです。
やっと発着地点に戻り車を降りて試験官の所へ行くと「合格予定です。ただ
二種免許ですから安全確認が終わったら、もっとスムーズにスピードを上げましょう」
と注意事項はありましたが、一発試験をホントに一発で合格となりました↓。
費用は試験場↑で6550円、教習所が1時間で7500円の合計14050円
仮免許や路上教習等は無いものの大型二種の時と比べると6%くらい
もっと苦労するかと思ってたけど、だいぶ安く済みました。
しかし、今回のけん引二種免許合格は単なるまぐれ当たりです。入所金が
免除される6ヶ月以内に再び教習所に行って、きちんと理屈がわかって
車庫入れなどが出来る様になりたいなと思います。