Live Love Life

Hikariのにっき

覚悟

2006-03-11 | Weblog
電車の椅子に座った瞬間、ほっと息をついた。

あぁ、私は意外に冷静に受け止めているのかな。

逃げ出したいと思いながらも、本当は嫌なことばかりじゃないって、
分かっているんだ。

やってみないと、どこへもいけない。

みんなのこと、色んなこと、もっと知りたいとも思うし。

自分の中でぐるぐる渦巻いている感情のわりに、
私は覚悟ができているのかもしれない。


ただつらいだけだったり、ただ希望に満ち溢れていたり、
そういう幼い感情は、もう捨てた。


私も少しは、大人になったってことなんだ。きっと。


結論は急いで出しちゃいけない。
いつだって、自然なわたしで。


恋には突然落ちられても、愛は突然には生まれない。

そんなことをふと思った。

コトコト煮込んだスープみたいに、
雪解けを待つふきのとうみたいに、

ふと気付いた時に、ちょうどよい加減になっているものかも。
心地よい関係になっているものなのかも。

そんなこと思ったりした。

でも、最初から、「あ、なんか心地いいな」
って思える人もいて、人たちもいて、

私はそう感じられたとき、とても不思議な気持ちになる。
なんだか胸がきゅうっとなって、目を細めたくなる。

懐かしい感じがする。

幸せは懐かしい。きっと私が私である前から知っている感情で、
そんな気持ちを私にくれる人は、
私が私である前にも、大切な人だったんじゃないかと思わせる。

だけど、幸せはこわいことだと、まだ心のどこかで思っているし、
幸せと悲しみは同じ場所に棲んでいると思う。

何が言いたいのかよく分からなくなってしまった。











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