12月13日にバスケットボールの試合を観に行ってきました。
取材というわけでもなく、個人的な興味でしばしばJBLの試合には
足を運んでいますが、今回は東京から栃木県鹿沼市の
フォレストアリーナまで遠征をしてきました。
今年から新しくできたリンク栃木のホームゲームで、
昨年の覇者アイシン・シーホースを迎えるということで、
NBAでプレーして話題になった田臥勇太選手と
アイシンの現・日本No.1ガードの柏木選手のマッチアップを
どうしても観たくなったからです。
試合の4日前に前売券を入手したのですが、
聞いてみると、その後、すぐに完売になっていて、
当日は何と「立ち見」チケットの販売となっていました。
初めての場所なので、ちょっと早めに到着して
現地で昼食でも、などと思っていたら、試合開始2時間前に
到着してしまい、「早すぎたかも…」と思いきや、
その時間にして数百人が入場待ちの加熱ぶり。
東京の代々木でも、天皇杯やプレーオフでは超満員になりますが、
シーズンゲームの開始数時間前にこの状態には驚きでした。
当日の結果は、場内は95%のアウェー状態で、残念ながら
応援していたアイシンが94-101で破れてしまいましたが、
翌日の2戦目で101-68で勝ち、王者の実力を見せつけました。
12/23には、同じ栃木県の宇都宮市体育館でオールスターも行われ、
今、栃木のバスケは加熱しています。
ちなみに結果は、EAST120 - 98WEST。
バスケというスポーツは、スピーディで得点も多く入り、
観ていても非常に楽しいスポーツですが、
日本では、プロスポーツとして、大衆にいまひとつ馴染みがありません。
bjリーグというプロリーグができて、以前からのプロリーグであるJBLとの
区別が明確でないというのもありますが、
やはり、BS以外のテレビで放映されていないことが
大きな原因と言えるでしょう。
実際、日本のバスケット人口を考えてみると、
ミニバスから始まり、男女を合計すると、サッカーや野球を抜いて、
競技人口はトップのスポーツです。
プロの試合も観に行けば、非常におもしろいはずです。
しかし、チームの維持が難しく、撤退する企業も少なくありません。
これはバスケに限らず、他のスポーツにも言えるのですが、
日本のスポーツビジネスがうまくいかない最大の原因は、
スポンサーとなる企業メリットが何もないことにあると言えます。
アメリカなどでは、企業がプロスポーツのスポンサーを降りるときは、
ほぼ、その会社が経営を断念したときとも言われています。
つまり、やり方によっては、それだけのメリットがつけられるということです。
確かに、国土の広さを考えたときの宣伝効率、放送局のシステム(日本の
場合は民放がほぼ同じ内容の番組を並列に放映している)などの
違いはありますが、やはり何とかならないかと思ってしまいます。
大陸に比べて、地理的にも文化的にも難しい部分はありますが、
各々のスポーツ協会には、官僚的な役人業務にならずに
スポーツの発展に向けて、頑張ってもらいたいと思います。
この記事は
http://lesateliers.jp
にも掲載されています。
取材というわけでもなく、個人的な興味でしばしばJBLの試合には
足を運んでいますが、今回は東京から栃木県鹿沼市の
フォレストアリーナまで遠征をしてきました。
今年から新しくできたリンク栃木のホームゲームで、
昨年の覇者アイシン・シーホースを迎えるということで、
NBAでプレーして話題になった田臥勇太選手と
アイシンの現・日本No.1ガードの柏木選手のマッチアップを
どうしても観たくなったからです。
試合の4日前に前売券を入手したのですが、
聞いてみると、その後、すぐに完売になっていて、
当日は何と「立ち見」チケットの販売となっていました。
初めての場所なので、ちょっと早めに到着して
現地で昼食でも、などと思っていたら、試合開始2時間前に
到着してしまい、「早すぎたかも…」と思いきや、
その時間にして数百人が入場待ちの加熱ぶり。
東京の代々木でも、天皇杯やプレーオフでは超満員になりますが、
シーズンゲームの開始数時間前にこの状態には驚きでした。
当日の結果は、場内は95%のアウェー状態で、残念ながら
応援していたアイシンが94-101で破れてしまいましたが、
翌日の2戦目で101-68で勝ち、王者の実力を見せつけました。
12/23には、同じ栃木県の宇都宮市体育館でオールスターも行われ、
今、栃木のバスケは加熱しています。
ちなみに結果は、EAST120 - 98WEST。
バスケというスポーツは、スピーディで得点も多く入り、
観ていても非常に楽しいスポーツですが、
日本では、プロスポーツとして、大衆にいまひとつ馴染みがありません。
bjリーグというプロリーグができて、以前からのプロリーグであるJBLとの
区別が明確でないというのもありますが、
やはり、BS以外のテレビで放映されていないことが
大きな原因と言えるでしょう。
実際、日本のバスケット人口を考えてみると、
ミニバスから始まり、男女を合計すると、サッカーや野球を抜いて、
競技人口はトップのスポーツです。
プロの試合も観に行けば、非常におもしろいはずです。
しかし、チームの維持が難しく、撤退する企業も少なくありません。
これはバスケに限らず、他のスポーツにも言えるのですが、
日本のスポーツビジネスがうまくいかない最大の原因は、
スポンサーとなる企業メリットが何もないことにあると言えます。
アメリカなどでは、企業がプロスポーツのスポンサーを降りるときは、
ほぼ、その会社が経営を断念したときとも言われています。
つまり、やり方によっては、それだけのメリットがつけられるということです。
確かに、国土の広さを考えたときの宣伝効率、放送局のシステム(日本の
場合は民放がほぼ同じ内容の番組を並列に放映している)などの
違いはありますが、やはり何とかならないかと思ってしまいます。
大陸に比べて、地理的にも文化的にも難しい部分はありますが、
各々のスポーツ協会には、官僚的な役人業務にならずに
スポーツの発展に向けて、頑張ってもらいたいと思います。
この記事は
http://lesateliers.jp
にも掲載されています。