More than imagination

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NTTDoCoMo FOMA普及版700iシリーズ発表

2005-02-06 01:25:29 | NTTDoCoMo
NTTDoCoMoが、2月2日「700iシリーズ」の発表を行った。
本来、700iと言うのは、どういったものかと言うと、FOMAは現在ハイスペック機種として90xiシリーズが発売されているが、こちらは端末コストが高く、売れれば売れるほどキャリアとしてはマイナスになり、購入する側としても、それなりの値段であり簡単に手を出せなかったりする中、価格を1万円ほど抑えた700iシリーズをこのたび発表した。
700iシリーズは機能面を90xiシリーズより落とし、FOMA普及をモットーとし、価格面を下げ、購入者にもリーズナブルな価格で提供したい。と言うことで、開発が決まった。
では、今回発表された700iシリーズがどれだけスペック面で落としたのか、検証してみる。

F901iC⇒F700i
アウトカメラ有効画素数:204万画素CCD⇒128万画素CMOS
メインディスプレイ:2.4インチTFT液晶(QVGA)26万色⇒2.2インチTFT液晶(QVGA)26万色
サブディスプレイ:1.0インチ有機EL(96*96)6万5536色⇒0.9インチモノクロSTN(97×37)
連続待ち受け時間:570h⇒550h
その他:指紋センサー/AF非搭載
新機能:ワンタッチアラーム、癒し効果の演出

N901iC⇒N700i
アウトカメラ有効画素数:200万画素スーパーCCDハニカム⇒103万画素CCD
メインディスプレイ:2.3インチ6万5536色TFT液晶(240*345)⇒2.3インチ約6万5000色TFT液晶(240*345)
サブディスプレイ:0.96インチ4096色STN液晶(30*120)⇒1インチモノクロSTN(120*30)
連続待ち受け時間:430h⇒430h
その他:引き続きデコレーションテレビ電話/抗菌コート
新機能:Disneyモード/着せ替え

P901i⇒P700i
アウトカメラ有効画素数:202万画素νMAICOVICON⇒125万画素νMAICOVICON
メインディスプレイ:2.2インチ6万5536色TFT液晶(QVGA)⇒2.2インチ6万5000色TFT液晶(QVGA)
サブディスプレイ:1インチ4096色STN液晶(96*64)⇒0.9インチモノクロSTN(96*25)
連続待ち受け時間:500h⇒460h
その他:着せ替え非対応

SH901iC⇒SH900i
アウトカメラ有効画素数:202万画素CCD⇒126万画素CCD
メインディスプレイ:2.2インチ26万色ASV液晶(QVGA)⇒2.2インチ26万色モバイルASV液晶(QVGA)
サブディスプレイ:なし⇒0.6インチモノクロSTN(72*12)
連続待ち受け時間:370h⇒370h
その他:AF/ドキュメントビュアー非搭載

今回、全機種背面ディスプレイがSTN液晶になっている。
現在、STNとTFTや有機ELではかなりの額に差があるようだ。また、カメラも1Mピクセル台に落ち着き、ディスプレイも2.2~2.3インチとなっている。
また、全機種FeliCaが非搭載となっているのは、現時点ではコスト面がデカく、今回のような低価格端末には向かないと言うことで、スルーされたが、FeliCaこそが多少のコストを考慮しても普及端末に搭載すべき機能ではないかと思う今日このごろ・・・

追記
3Dサウンドは非対応で、アプリ30KB/スクラッチパッド200KBとなっている。

☆NTTDoCoMo
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0202.html

D901i 2月1日発売

2005-02-06 01:20:51 | NTTDoCoMo
NTTDoCoMoより901iシリーズ第4弾として三菱製端末D901iが、2月1日に発売された。
このたび、FOMA初のスライド式を採用し、OSにはF901iCと同じ「Symbian8.0」を搭載している。SymbianOS自体は、三菱にとっては初の採用で、操作感や見た目は殆どF901iCと変わらない。
また、スペック面も901iシリーズ最高のF901iCに引けを取らず、有効画素数200万画素CDハニカムAF付きを搭載、液晶もシリーズトップタイの2.4インチTFT液晶を採用している。
3Dサウンド技術もF901iC,N901iCと並びSonapticの3D音源技術を採用している。
注目すべき点は、「静止時の電池持ちが600時間」と言う点にあり、これはシリーズトップである。

D901iCは、デザイン面を抜かせば、F901iCと殆ど変わらないできとなっている。
特に注目すべき点がOSの統一化(共同開発)により、F901iCを使っていれば、D901iも迷う事無く使える点と、モッサリ感の解消により、少なからずN901iCに搭載されている、「LinuxOS」よりはサクサクである。
そんなわけで、スライドタイプが好みの方は、迷う事無くD901iを選んでも間違いないのではないだろうか。ただ、FeliCaが搭載されていないため、お財布ケータイとしての機能は果たせない事になる。

☆三菱電機
http://www.mitsubishielectric.co.jp/mobile/foma/d901i/

1月28日 N901iC発売

2005-01-31 22:08:00 | NTTDoCoMo
え~っと記事の方を書いてるうちに発売に至り、公開をやめようかとも思いましたが、もったいないので(ぇw)、少々初期の物に変更を加えて、公開します。

N901iCは、FOMA NECシリーズでは初の「iモード FeliCa」搭載機種で、OSには今後NEC/Panasonicで主流となっていく、「LinuxOS」が採用されている。他にも「Sonaptic製3D音源技術」(F901iC・D901iと同じ)が採用されている。
またビジュアル面では、特別な形状変化はないもののボディーに抗菌加工が施されているとの事。
TV電話の付加機能として「デコレーションテレビ電話」と言う機能が搭載されたが、この機能自体は、TV電話の画面にデコレーション可能であるといった、ごく平凡な機能・・・・

スペック
メインディスプレイ:約2.3インチ 6万5536色 TFT液晶QVGA+(240×345pix)
サブディスプレイ:約0.96インチ 4096色STN液晶(30×120pix)
アウトカメラ:有効画素数200万画素CCDハニカムカメラ
インカメラ:有効画素数11万画素CCDカメラ
外部メモリ:miniSD
カラーバリエーション:ビターチョコ、スパイクブルー、シェルピンク、パウダースノー

今回のモデルは、完全なマイナーバージョンアップで特別な進化を遂げておらず、全機種のN900iSでも十分と言う人も多いかと思う・・・大きく違う点は、901iシリーズで統一された仕様が反映されていることくらいではないだろうか・・・・それでも、発売日には各店舗で完売したとかΣ(・ε・;)

auとツーカー、災害伝言板を1月31日にオープン~体験サービスも

2005-01-27 18:18:27 | 携帯電話
ドコモに続いてKDDIとツーカーも、携帯電話を使った災害伝言板を開始。iモード災害伝言板と相互リンクする。
☆ITMediaMobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0501/27/news035.html


「災害伝言掲示板」とは、ドコモが携帯電話で被災地からの安否情報の登録を受け、それを全国から見れるようにしているサービスである。このサービスが始まった理由としては、何かの災害が起こった後、安否の情報を問い合わせる電話が殺到し、トラフィック負荷が膨れ上がり、繋がり難くなったり、最悪の場合は回線が落ちるなんてこともある。(年末年始の通信規制も同じ理由)
音声通信とパケット通信では、パケット通信の方が若干トラフィックが少ないので、このようなサービスを始めたと思われる。
今までは、ドコモ端末のみ登録や確認が行えたが、ドコモのシェアが50%を超えているものの、残りの半数近くは利用できないのであった。しかし、今回からauとTu-Kaの参入により約80%の端末が対応となった。

どのようにして、ドコモと連携するかと言うと、ユーザーはまずは、auの「災害伝言掲示板」にて、番号検索を行い、該当しなかった場合には、ドコモの「災害伝言掲示板」にアクセスし、再検索するといった仕組みである。
サービス開始は1月31日~

さて唯一対応していない、ボーダフォンだが予定はしているものの目処が立っていないといった状態だ。昨年は「災」の年であり、今年も決して起きないとは言い切れない状態。一刻も早く対応してもらいたい。

☆au by KDDI 災害用伝言サービス
http://www.au.kddi.com/notice/dengon/index.html
☆TU-KA 災害用伝言板サービス
http://www.tu-ka-tokai.co.jp/dengon/index.html
☆NTTDoCoMo iモード災害用伝言板サービス
http://www.nttdocomo.co.jp/info/dengon/home.html

フルブラウザScope、1500万ダウンロードで一時公開中止に

2005-01-20 18:19:12 | 携帯電話
フリーのiモード向けフルブラウザScope。パブリックプレビュー版公開後、アクセスが殺到してダウンロードが一時中止になったが、ユーザーからの反響が続々届いているという。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0501/20/news029.html


提供開始日の15時から一気にダウンロード率が高まった原因としては、ITMediaを始め、各ニュースサイトが一斉に報じたからであろう。そして、18日15時までにトータルでおよそ1500万人がダウンロードをしたとのこと。iモードユーザーが約4300万人に対して1500万人なら約35%の人がダウンロードした事となる(再ダウンロードも回数に含める)。
その中には、当然movaユーザーもいるだろう。フルブラウザをmovaで利用するなんていったら、パケ死どころの騒ぎじゃなくなるだろう。
また、24日12時よりサービスを、26日12時よりダウンロードを再開する予定との事だが、24日のサービス再開時にまた高負荷がかかれば当然の如くサービス延長もあり得るだろう。
さすが、無料
また2月中旬を目処に、正式版を発表するとの事で、こちらはFOMA 900iシリーズのみ対応予定で、更に色々な機能が採用されるとの事。正式版でも、無料での提供との発表も行っている。

想像以上レベル 15/100

☆ITMediaMobile