夏休みも残すところ10日余りとなった8月20日(日)、平成29年度高知県器楽コンクールのピアノ独奏・連弾の部が高知大学教育学部附属小・中学校で行われました。
このコンクールは、日頃からピアノの練習に励んでいる県内の小・中・高校生の発表の場として、毎年8月に開催されています。
小学生は、独奏の部に171人、連弾の部に20組(40人)が参加し、学年ごとに演奏が行われました。順番を待つ間も指を動かしながら、練習の成果が発揮できるように集中している姿が見られました。
小学生の演奏と審査は、附属小学校で行われました。第1・第2音楽室は涼しい会場で演奏や鑑賞ができましたが、冷房設備のない体育館は、気温34度の中、審査員や観客の皆さんは扇風機や団扇で暑さをしのぎながら子ども達の演奏に耳を傾けていました。
附属中学校の音楽室では、中学生、高校生の演奏と審査が行われました。中学生は、独奏の部に31人、連弾の部に5組(10人)、また高校生の独奏の部には8人が参加しました。
学年ごとに表彰式が行われました。審査員代表の講評の後、最優秀、優秀、優良などの表彰状が全員に贈られました。最優秀受賞者は、12月26日(火)に高知県立美術館ホールで開催される「最優秀受賞記念演奏会」に参加します。
コンクールの運営をしているのは高知県音楽教育研究会の皆さんですが、10名程の中学生の皆さんもボランティアでお手伝いをしてくださいました。昼休み、短時間で弁当を食べ終わると、また午後の部の会場に移動していました。
猛暑の中で演奏した子ども達をはじめ、観客や関係の皆さんに改めて拍手を送りたいと思います。