Dairy Japan 北海道支局

デーリィ・ジャパン北海道支局です。編集作業の状況、取材の様子や裏話、そして各地の農場の庭先の出来事などをお伝えします。

ある方法を試してみたらメス出生率が6.8割に!

2006-12-20 08:45:26 | Weblog
「ここ3年、メスが多いんですよ」という石狩管内のSさん。
以前はその逆で、年間のメスが生まれる率は3.5割くらいで閉口していたそうです。
ところが、ある方法を試してみたら、一昨年は5.7割、去年は6.2割、今年は6.8割がメスだったそうです。
その方法を聞いちゃいました。

「これは信じるかどうかなんですが…」
と前置きしたうえでSさんは、二つのポイントを教えてくれました。

①できるだけ発情の初期段階のうちに授精すること。
②精液を融解するお湯の中に、磁石(パーネット)を3本、磁極を揃えて束ねて入れること。

「いずれにせよ、発情の早期発見が絶対条件ですよ」とのことでした。

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2 コメント

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追記ですが。 (S)
2006-12-30 17:08:01
分娩後の周産期病の予防の徹底と粗飼料の使い方(給餌の仕方)が早期発情発見の大きな手助けとなっています。
特に周産期病の予防は効果が絶大です。
分娩後の初回発情が間違いなく早くなります。
詳細は酪農学園大学の小岩教授に効いてみてください。

分娩後に特に問題を感じないという場合は粗飼料の使い方を検討されてはいかがでしょうか。
追記ありがとうございました (北海道支局)
2007-01-04 16:07:10
乾乳期管理、移行期管理は本当に大事ですね。