Pamoja na Wakenya !!

青年海外協力隊の理数科教師隊員として、ケニアにやってきました!2年間のケニア生活の記録です。(2008年6月25日~)

帰国後、、、

2010年07月07日 | Weblog
10/07/07(Wed)

ケニアから帰国して、早くも2週間が経った。
帰国した隊員が陥るという噂だった「逆・カルチャーショック」もさほどなく日本での生活を送っている。
もちろん、地味なショック(感動?)は日々あるけど。
たとえば、、、


--街中にて---
街に人が多い!!
みんな(店員とか)言葉遣いが丁寧!!
街灯がたくさんある!!
どこも道路がきれい!!
マンゴー高っっ!!


--家にて---
家のシャワーがよく出る!!しかもすぐにお湯になる!!!
地デジだ・・・!!
日本のお米ってモチモチ!!
サランラップってよく切れる!!
水道水が直接飲める・・・!!!

など。


まぁ、これでも想像していたよりは浮かれず冷静に日常生活を送っている(つもり)。
ついこないだまでケニアにいたなんて、なんだか夢のようだ。

ケニアと日本。環境も生活もあまりにも違いすぎる。
まるで「パラレル・ワールド」のよう。
実在する世界なのだが、同じ時間軸?で進行している世界に思えない。。。



「協力隊」として訪れたケニア。
しかし私がした活動なんてごくごく小さなものばかりで、
「国際協力」なんてエラそうな名前では呼べないようなものばかりだ。
むしろ、ケニアの人々やケニアでの生活から学んだことの方が多かった。
日本とは全く異なる文化や考え方を持つポレポレなケニアの人々との交流によって、
人間的に少しだけ成長できたような気もする。



さて。
2年間の教員生活 in Kenya を終えて、

「今度は日本で教師になる!!」

・・・のかと思いきや、なんと理系の研究職を目指してみようかと思っている。


ケニアで見た、ゴミの散らばったサバンナ。
当たり前のようにポイ捨てされるプラスチック製品。
家庭で燃やされるゴミから発せられる有毒なガス。。。

言わずと知れた素晴らしい自然環境を持つ国なのに、これはかなりショックな現実だった。
それで、

「環境に優しい材料を作れたらいいな~。」

なぁ~んて思ってしまったワケです。。。
まぁ、この不景気でそんなステキな就職口があるかはかなり疑問だが、チャレンジだけはしてみようと思う。
がんばんなきゃなぁ~。



なにはともあれ、ケニアでの2年間の経験を通して今後の進路の方向性を見出すことができた。
私の人生において、本当に貴重な2年間だった。


もちろん、この2年間のケニア生活は私1人で成し得たものではない。
ツライ時にはグチって、楽しいときには一緒に笑って。そんな経験を一緒にした同期をはじめとするケニア隊員。
励ましのメールをくれた、日本の友だち。
そして何よりも、いつでも私を応援して、支えてくれた家族。
家族の協力なしに、この2年間を滞りなく終えることはできなかった。本当にありがとう。


そして、このブログを読んでくださっていた皆さん。
私の日々の駄文に付き合ってくださってありがとうございました。

「ケニアのことをいろんな人に知ってもらえれば。。。」

そう思って始めたこのブログですが、私の地味ィ~~な日常を明らかにしたぐらいで、
本来の目的を果たしていたかどうかは、かなり疑問です。汗。


でも、2年間続いて良かった!(途中やや抜けてるところもありますが。汗。今後ちょっとずつ埋めていく予定!)


長くなりましたが、、、

今回でこのブログは最終回にしようと思います。
繰り返しになりますが、2年間本当にありがとうございました!!


Asanteni sana.
Tutaonana siku moja...