何なんだろう

4月17日に入った新人君、こちらの言葉で「ほが無い」
既に2週間。
店長が教えたんじゃ自分でサッサと遣って、新人君は後ろでボ～っと立っていることが多い。
それじゃぁいつまで経っても進歩がない。
主任はそれが気に入らない。
昨日から私が指導に入ったけれど、今まで店長に何を教わったのやら
何にも覚えていない

始業時刻には遅れてくる。
入った日に始業時刻は守るように言ったのに…

始めて30分経った時には
新人君「トイレに行っていいですか？」
私　　「行っても良いけど、今遣っていること1分もしないで終わるじゃない
　終わらせてから行きなさい。」

その後30分も経たない内に
新人君「眠気覚ましにコーヒー飲みに行っても良いですか？」
この前主任から「飲んでもいいから買って持って入りなさい」と言われたばかりなのに。

私　　「一生懸命遣ってたら眠いはずないじゃない。覚える気はあるのね」
新人君「はい、ちょっとだけ行ってイイですか？」
私　　「だいたい始めたばかりに言う事じゃない」

暫くして
新人君「タバコ吸いに行っていいですか？」
私　　「もういい加減にしなさいよ」
人が教えているのに…
私　　「ボーとしてるから、あ～だこ～だって気が散るのよ。もっとまじめに遣りなさいよ」

また暫くして外に出る口実を言ったから
私　　「ふざけるんじゃない何も覚えていないじゃない。
　　　　メモを取って、復習しているのね。予習してきているのね
　　　　みんなそうやって覚えて来ているのに…」

離れている所で聞いていた主任、店長に「もう上がらせなさい。T(私の事)さん血管が切れるが」

店長　「もう上がって良いです。」
新人君「イヤ～～～」
店長　「上がってください。もうそんなことじゃ仕事になりません。
　　　　仕事をする気はないじゃないですか～」
新人君「イヤあります…」
店長　「もう良いですから上がってください。」


昨日は9時半には帰って行った。
私　　「明日来るだろうかね～」
店長も主任も「さあどうだろうね～あんな子だから平気な顔してくるかも…」

で、今朝7：45
「おはようございます」
主任と店長、私、三人で顔を見合わせて

私　　「仕事する気はあるの？コーヒは買ってきたね？」
新人君「はいあります。入る前に飲んできました。」
私　　「あなた、お金が欲しいんでしょう？そのために働いているならもっと真面目に遣らないとね。」
新人君「はい。」
私　　「だいたい、ボ～と突立っている暇なんてないんだよ。次から次から仕事はあるのに…
　　　　次は何をするって段どりながら遣らないといけないからね。」

今日はノートを観ながら遣ろうとするので
「しっかり予習・復習してきなさい」

「ハイ」返事は好いんだけどね～



今晩やっと読み終えた
洋画家、三岸好太郎・節子の生き様を澤地久枝さんが書き下ろいしたもの。
ちょっと時間が掛かったけれど、読み進むにつれて興味が湧いてきた

　表紙は三岸節子作画『自画像』