*笑む~*の土笛・吹いてぇ~♪

五十路ミセスのオカリナ・ユニット‘笑む~’笑顔と癒しの音色を、お届けするボランティア活動をライフワークに「日々是好日」

* 秋月・承平堂ぎゃらりー‘木と陶’展にて~

2008-03-22 23:05:29 | オカリナ演奏
久々の長距離?一人ドライブ・・・秋月までの道中、耳のお供に沢山のCD抱え込んで、いざ出陣!
ポカポカ陽気のお彼岸日和に、車も多く渋滞モード・・・386号線沿いのコース変更して、太宰府→吉木→朝倉の裏ルート?選択
ナビ装備の無いマイカー・・・時として不便な事もあるがエコ・エコと省エネ推奨の、この時代に贅沢は敵!
ましてやアナログ人間の私にはイチイチ停車しての操作は、ロス・タイム・・・その分、進行した方が、まだマシかな?
人間ナビの選択は正しく、出発して1時間20分余りで秋月に到着した。
温泉旅行に行く途中立ち寄ってくれると言ってた友人夫妻ともタイムリーな合流!
春の訪れが少し遅い秋月の桜の蕾はまだ固く、田んぼの畦道に咲く菜の花の黄色がとても鮮やかでした。

ぎゃらりーの作品を拝見した後は、早速‘オカリナ・ソロ’演奏で~す♪
10人足らずのお客様でしたが、さほど広くない‘ぎゃらりー’には、ちょうど良く、又、音の響きがとても素敵でした~
選曲は、会期中にバースディを迎えた陶芸の主のリクエストで宗次郎さんの‘水心’‘故郷の原風景’と、黒田藩の支藩であった秋月藩にゆかりの‘黒田節’他、2曲です。

演奏の後、家具職人の鈴木氏から、しみじみと‘オカリナへの思い入れ’を語って頂いて、今日の出会いに偶然と思えない不思議な御縁を感じました。
20年前に亡くされた御嬢さんが当時小学生で、入院中にオカリナが欲しいと言われたが楽器店には在庫が無く、やっとの思いで取り寄せたそうです。
お友達が、お見舞いに来る度に嬉しそうに吹いてた様子が忘れられないとの奥様の語りに、私も13年前に亡くした長男の思いがオーバーラップして、目頭を押さえました。

亡き我が子の事を語り合ううちに、今日が初めての出会いとは思えないようなフレンドリーさ・・・形見には持ってるが吹き方が分からないとおっしゃるオカリナの運指の説明などをして亡き御嬢さんの代わりに是非、息を吹き込んで下さいネ!と約束しました。

やがては、満開の桜並木となって賑わいを見せるであろう‘杉の馬場通り’を後にして、この自然豊かな城下町‘秋月’が、ますます大好きになりました。