1990年代パチンコ・パチスロ実戦記「バラのつぼみ」

私が学生時代に書き留めていたパチンコ・パチスロの実戦データをベースに当時を懐かしむブログにしようと思っています。

当時良く打った機種:ニューパルサー(山佐)

2021-02-28 16:20:49 | 機種情報他
本日2月28日はニューパルサーの日らしいですね。ニューパルサー誕生28周年という事で特設サイトも作られているようです。
それを記念して(?)私も山佐の4-1号機ニューパルサーについて記します。
1992年末に初の4号機として登場したチェリバー(A-Cタイプ)、次いで登場したトロピカーナ(Bタイプ)、ロイヤルタカシーRT(Bタイプ)がユーザーに一番親しまれていたAタイプではなかったため、BIGとREGでコインを増やしていく正統派Aタイプが待ち望まれていた中でデビューしたのがニューパルサーです。ハード的には2-2号機ビッグパルサーから使われている筐体のマイナーチェンジ版で上部パネル部ランプが変更された事とFM音源が採用されました。FM音源の採用によってBIGをカエル絵柄で揃えるとゲコゲコとカエルの鳴き声がしたのも当時としては斬新でした。その後当たり前となるキャラクター絵柄をBIG絵柄として採用したのもこの台が最初だと思います。発売は1993年4月頃と記憶しています。葛西には4月頃に導入したお店が1店舗あったので早い時期から打っていました。最初のうちはリプレイ・等倍返しの有無やリーチ目といった3号機スーパープラネットとの違いに戸惑いながら、どちらかというとスーパープラネットの代わりといった感じで消極的に打っていたと思います。一番受け入れられなかった違いは等倍返しが無くなった事により左リールにチェリーが出現してもボーナスへの期待がさほど持てなくなったことです。3号機までの山佐機であればボーナスフラグ成立後は等倍返し処理が働きチェリー確率が(多分)1/2以上位になっていたため左リールにチェリーが出ただけで微かにボーナスへの期待が持ててハサミ打ちでボーナス絵柄で挟めば更に期待度UP(100%ではない)、その後は中リール入魂目押し必須の激アツTIMEでした。ニューパルサーの場合、逆にチェリー付き挟み目が挟んだ時点でボーナス成立100%だったのが何か物足りなかった様に覚えています。それと他の4号機も同じですがやはり慣れるまではリプレイでプレイリズムが狂ってしまい4号機は避けてしまいがちでした。ですがニューパル人気は凄まじく葛西駅周辺のパチンコ店でも設置していない店はないという位に普及して、パチンコ・パチスロで勝とうと思うと必然的にニューパルを打つことが選択肢に入ってきました。ニューパルにはリプレイ外しと設定判別という2大攻略法がありました。リプレイ外しについては完璧にこなして十数枚の増加でしたが小役を取るときも割とシビアな目押しが強いられたので私はリプレイ外しをすることはほとんどありませんでした。また、4号機の攻略法としては後にスタンダードとなる小役カウンターを利用した設定判別の方ですが、これもニューパルが初めて判別が発見された機種ではなかったでしょうか?設定判別法はパチスロ攻略マガジンの方で発見されました。発見後1年位経った後にはBIG終了後に何枚手入れを繰り返すといった手法でクレジットの枚数調整を行い効率よくかつ簡単で分かりやすく判別ゲームを稼ぐことが可能になりましたが1995年の時点ではちょっと記憶が薄れてうまく説明できませんが全然洗練されていない非効率な判別方法しかなかったためニューパルで設定判別をすることはあまりありませんでした。2000年に発売された後継機のニューパルサーRではリプレイ外し・設定判別共に簡単になっていたので存分に活用させていただきました。
また、何枚手入れといったスマートな手順も攻略マガジン誌で開発されたため必勝ガイド誌はいつまでも洗練されていない方の手法を利用せざるを得ないばかりか洗練されているマガジン誌の手法を批判する始末で非常にダサくガイド信者の私は当時本当に悲しい気持ちでガイド誌を読んでいました。
両攻略法を利用しないとなると必然的に正攻法で勝ちを目指さなければいけません。幸い設置店は当時腐るほどありましたので設定状況の良さげなお店で良さげな台を選んでひたすら粘るといった正攻法で勝ちを拾っていたと思います。
数多にあったリーチ目はというと、通常時はDDTとリーチ目限定効果(リーチ目をたくさん覚えるのがめんどくさかったので・・・)を兼ねて常に左リールにカエルチェリー7の7を上段に狙い中リールはベルの目押しが必要なのでカエルを狙い右リールはオヤジ打ちをしていたので左リール上段7からのリーチ目で気が付くことがほとんどでした。中リール下段にカエルが止まると右リールは上段か下段にボーナス絵柄が止まればリーチ目(カエル上段時は同時にベルが揃うので非リーチ目)なので少しだけ期待して右リールを止めていました。
以前このブログに書いた新台導入時のエピソード以外には今でも記憶に残っているようなインパクトに残る思い出はありませんが、1993年~1996年頃においてニューパルサーは間違いなくパチスロ界のメインストリームであり、当時パチスロを打っていた人達の記憶にはありふれた日常の1アイテムとして強く印象が残っている機種ではないでしょうか?
誕生30周年時にはどんなイベントが開催されるか今から楽しみですね。