早く大人になりたい。
昔からずっと あんなに思っていたのに、
いざ 目の前にすると
もう少し子どもっぽく
子どもらしく 生きれば良かったなと
思ってしまう自分がいます。
こんにちは、二回生漕手の古澤です。
明日 20歳になります。
最近 週末はずっとボートレース。
先週はたくさんの入部宣言があって
「僕は!」「は!!!」
「ボート部に!」「に!!!」
「入ります!!!」「わーーー!!!!」
懐かしかったです。
私もちょうど1年前にやりました。
正直 最後は、あれをやってもらいたくて
入部したところもあります。
だからこの間 新入生が次々に
わーーー!!!!ってしてもらっているのを見て
私ももう一度 やってもらいたくなりました。
今年からは、迎える側です。
「強くなりたいから」
そう言って 私はボート部に入りました。
文字に起こすと なかなか凛々しいですね。
でも本当は、そんなに格好の良いものじゃないです。
一番大事なことは言いにくい。
大事だからこそ言い辛い。
私もそうです。
自分の中にある 、
繊細で弱くて 壊れやすくて
でも愛おしくて 絶対に譲れないところ。
これだけ生きれば 何となく分かってきます。
そこを否定されるのはとっても怖い。
先輩に説得されていた時も
入部宣言の時も
私は 一番大事な所は言えませんでした。
まだそんなに 強くなかった。
1年前、
私はボート部と もう1つの部活で迷っていました。
だけど 決め手になったのは、
いつかこの人たちに
大事なことが言えるだろうか
ということでした。
私は、
いつかここで言いたい と思いました。
ここなら言える きっと受け止めてくれる、
そう思えたのは
ボート部でした。
強くなりたいです、そう話した時
本当は 言葉の裏に たくさんの思いがあって
私は崩れてしまいそうでした。
だからあんなに 言葉は強気だったのでしょう。
ただのおチビちゃんが何言ってんだ、
そんなこと 誰も言いませんでした。
少なくとも、私の前では。笑
京大ボート部
そういうところです。
とっても すてきなところです。
昼休みは総人広場で
5限後は京大体育館前で
赤Tシャツの人たちが イベントしてます。
「ボートに乗ってみたい!」
その思いがあれば、相談に乗ります。
赤Tシャツの人に 声をかけてみてください。
照れ屋さんは Twitterでも大丈夫、
連絡ください。
すてきな先輩に 会いにおいで。
一歩踏み出したかったら ここへおいで。
みんな待ってる。
私も待ってる。
二回生 古澤文子