"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

佃島盆踊りat国立劇場

2009年11月07日 14時40分17秒 | 暦のおはなし

 旧九月二十一日。二十四節気の【立冬(りっとう)】です。

冬の気立ち始めていよいよ冷ゆれば也
            『暦便覧』(天明八年/1788年出版)

 今日から冬ですか。ちょっと暖かい冬の始まりですが、一週間前、この間の満月の頃はとても寒かったです。日本もそうだったようですが、上海でも最低気温が5℃とは、年末の頃の装いでした。それからまた暖かくなって、これは小春日和なのですね。体調管理に気をつけましょう。
 そんな冬の始まりの日に、真夏の風物詩、盆踊りのお話しです。東京・半蔵門の国立劇場小劇場で11月21日土曜日に、国立劇場が主催する【東京・江戸の賑わい】という
民俗芸能公演が開催され、そこに佃島盆踊り保存会」が出演することになりました。4953_1 二部構成の公演では、第一部が『年中行事に見る江戸。正月を「代々木もちつき(代々木もちつき唄保存会)」。春祭を「神田囃子(神田囃子保存会)」。そして盆を「佃島盆踊り」。秋祭の「江古田の獅子舞(江古田獅子舞保存会)」で締めくくります。第二部は『風流芸の系譜と題して、「小河内の鹿島踊(小河内鹿島踊保存会)」(西多摩郡奥多摩町)と「下平井の鳳凰の舞(鳳凰の舞保存会)」(西多摩郡日の出町)が出演します。
 なかなか一所で見ることができるものではないので、お時間のある方、ご興味のある方は、ぜひお運び頂きたいと思います。保存会会長から伝言のメールがあり「舞台の上で」ということですので、お菓子券やタオルを配る必要もなさそうなので、僭越ながらわたしもたぶん踊ります。

 チケットの入手方法など、詳しいことは国立劇場のホームページ<こちら>をぜひご覧ください。

国立劇場民俗芸能公演【東京・江戸の賑わい

日時=11月21日(木)14時開演(17時終演予定)
場所=国立劇場小劇場
料金=一般3000円、学生2100円
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/2908.html