くらも天狗 第二巻

世の中の出来事全般に意見を申す

安倍首相の天皇退位に関する私的諮問機関は奇妙な方向に向かっていないか

2017-04-13 15:27:34 | 天皇制
天皇が御簾の中で呟いて臣下にやらせるなどは中世の時代ならいざ知らず現在の法治国家ではあってはならないことである。天皇自ら法に反することされるのは問題である。安倍首相は早速私的諮問機関などを作って対応している。この機関も最初の内は賛否両論などと報道されていたが、何時の間にか実行機関となり、称号にまで口を出しているし、三種の神器を天皇の財産などとしようとしている。会議の進行から見ると明らかに事務方の提案に動かされている。退位する大儀を議論するのではなく、産経新聞の記事によると、「陛下ご心労と国民の共感」を持ち出している。心労とは何を指しているのだろうか?神々に平穏祈っているのに相次ぐ災害の起きることに心労を感じていおられるのか?今の皇太子がさらに祈りを捧げるとは考えられないが!それとも家庭内のことなのか国民にはさっぱり分からない。退位に対して国民が共感を覚えていると言うだけの理由をどこに求めているのだろうか?また一代限りと言うことの説明もどもにもない。最初の問題に帰り議論すべきであろう。

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