くみぞうの日々 改め Yへの手紙

2021年秋に夫Yが亡くなりました。あの世に行ったとき、夫に話したいことたくさんあるので、忘れないように書き留めます。

「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」

2005-07-31 21:13:49 | 映画
あちこちで書かれているように、要は如何にしてダース・ベイダーが誕生したかという話。
アナキンが暗黒面へ落ちてゆく様が見ていて歯がゆい。んだけども、その直接的な理由ってのが「女かよ!」とも思うわけで…。ダンナはどうも納得がいかないと言ってた。私はああ、いるいる。こういう男。と思いながら見た。

身近で例えれば<彼女が妊娠したので、もっと金が必要だと思って犯罪まがいの仕事に手を染めてしまい、かえって彼女に愛想をつかされてしまう。自分が悪いにもかかわらず、それを認めず彼女や心配してくれる友人たちに逆切れ>ていう男(笑)
ね?いるよね。こういう奴。
これが庶民レベルの男なら問題なくても、アナキンのように強大な力を持った男がそうなってしまったため銀河系すべてが巻き込まれるハメに。はた迷惑な男だよ、アナキンったら。

迷惑ではないけど、あんたのせいで…と思ったのがオビ=ワン。彼の詰めの甘さも問題。トドメはしっかり刺さないと…。弟弟子の不始末は兄弟子が、きちんと責任持って始末せんといかんのでは?いや、でも、「弟だと思ってたのに」「愛してたのに」と言いながら、瀕死のアナキンを置いていくってある意味、トドメを刺すよりもっと酷いかもしれんな。

C3POやR2D2の記憶を消したり、死んだジェダイと交信できる術をヨーダがオビ=ワンに教えたり、ルークとレイアが別々に引き取られたり…と最後は4作目にうまく話がつながるような細かい設定がてんこ盛り。
ここまでオチを全員が知りつつ見る映画ってのも珍しいかも。「なるほど、そういうことか」といちいち確認しながら見てしまうのだ。

前作でもその強さを見せてくれたヨーダが、今回も強い強い。議長(皇帝)と互角に渡り合ってるんだもん。議長が怪しいってけっこう前から気づいてたみたいだし。ほかのジェダイが易々とやられてゆく中、余裕で身をかわしてたし。それに、ヨーダってジェダイの中でも偉い方なんだから前線に出ずに、でんと構えて総指揮をとればよかったんじゃないかと。ダンナ曰く「上の方の人が現場に出てくると困るんだよな」。確かに。

そうそう。スターウォーズって「遥か未来」じゃなく「遥か昔」のことだったとは知らなんだ。

ちぇん子・4歳

2005-07-30 16:07:55 | 
昨日7月29日は、ちぇん子の4回目の誕生日。
血統書も何もない、純粋な雑種(笑)のちぇん子だけど、知り合いの家で生まれたので誕生日が分かっているのだ。
毎年、この日は朝、昼、晩、缶詰食べ放題デーと銘打って、誕生日を満喫してもらうことになっている。
ところが!
私がすっかり勘違いしていて、今日(つまり30日)が29日だと思い込んでいたため、せっかくの誕生日が普通の一日になってしまった可哀想なちぇん子。
そういえば、何度も私のところへやって来ては不満げな顔でみゃーみゃー泣いていたなあ。
すまんすまん。

ということで、仕切りなおして今日の朝から缶詰をあげている。
喜び勇んで食うかと思いきや、これが大して嬉しそうでもない。もしかして、拗ねているのかもしれない。だけん、ごめんって言いいようやん。

猫の4歳は、人間でいえば30歳代らしい。てことは、同年代ってことか。
そう思うとなんだか感慨深いもんがある。しかし、ちぇん子は相変わらず知らん顔をして自由気ままに家の中を歩き回っているのである。

※写真は、ダンナの下着が入ってる引き出しに入り込んだちぇん子。中身をかき出してまで中に入りたかったらしい。

寝返り!……かな?

2005-07-28 15:29:54 | 育児
今月末でめでたく6ヶ月をむかえるというのに、全く寝返りを打とうとしなかったふきぞう。
のけぞって途中まではひっくり返るのだが、身体の下になった腕をどうしたらいいのか分からないらしく、そこから動けない状態。しかも、うつ伏せがキライらしい。
寝返りしないならしないで、突然歩き出すとかいう荒業をやってのけてくれれば面白いのに。などと勝手なことを思っていた。
それが、昨日くらいから、どうやら寝返りっぽいことをしている。
「ぽい」というのは、まだしっかり現場を押さえてないので断言できないから。
見てない間に、いつの間にかうつ伏せになって泣いていたので、恐らく自分で転がったはいいけどキライなうつ伏せになってしまったので、どうしていいのか分からないといったところなんだろう。

昨晩も多分2度ほど寝返ってるはず。こっちも寝ぼけ眼なのでハッキリと見ていないんだけど、コロンコロンと転がってた気がする。
2度目はうつ伏せから更に転がって、また仰向けになってた…と思う。
夢うつつの状態で「おおお、ふきぞう初の寝返りやん」と思った私は、隣でぐーすか眠ってるダンナを起こして「ねえ、ねえ、今寝返りしたよ!!!」と報告。
すると
「だれが?」
って…。私が寝返りしてどうするんや!ふきぞうに決まっとるやんか!
「ふきぞうだよ!!!」
するとすると

「オレも金曜に寝返りうった」

と勝ち誇ったように言った後、再び夢の中へ(笑)
わはははは。
あんまり可笑しくて夜中に一人で笑ってしまったよ。

ダンナは眠ってるときに話しかけると、トンチンカンな答えを返してくれてかなり笑かしてくれるのだ。数日前も、後から布団に入った私が話しかけると

「ふきぞうと競争してた!」

という返事。

「何の競争?」と聞くと

「どっちが先に大きくなるか!!!」

どうも、ダンナはふきぞうにライバル心を持っているらしい。
ふきぞう、父ちゃんに負けるなよ!

と、まあ話が逸れてしまったけど、ふきぞうも寝返り打つようになって、どうやら人並みだったということが判明。つまらんなあ(←おい!)
次はハイハイだっけ?こっちは目が離せなくなって大変だけど、やっぱり成長するのは楽しみなだな。うん。

7月11日~27日のごはん

2005-07-27 21:44:25 | おうちごはん
<7月11日のごはん>
・スペアリブ塩焼き
・小松菜と油揚げのおひたし
・ピーマンとハムの和えもの
・豆腐と椎茸のすまし汁
・ごはん

<7月14日のごはん>
・ゴーヤチャンプル
・キャベツとニンジンのコールスローサラダ
・トマトのスープ
・ナスの味噌煮

<7月16日のごはん>
・枝豆
・モロきゅう
・山芋とマグロのトロロ
・ナスの生姜醤油
・日本酒

<7月17日のごはん>
・オードブル(トマトのブルスケッタ、タコのマリネ、ナスのオリーブ和え)
・牛肉のトマトソース煮込み
・ガーリックパン
・赤ワイン


<7月19日のごはん>
・ゴーヤの肉詰め
・焼きナス
・冷奴
・カボチャの冷製スープ
・ウリの塩漬け


<7月20日のごはん>
・トウモロコシ
・ニンジンとコンニャクのキンピラ
・モロヘイヤと桜海老のかき揚げ
・豆腐とワカメの味噌汁


<7月22日のごはん>
・鰻ごはん
・オクラの冷製スープ
・セリと牛肉のゴマだれ和え
・トマトとキュウリ


<7月23日のごはん>
・タコのトマトソースパスタ
・鯵のカルパッチョ
・イワシのパン粉焼き(写真掲載なし)



<7月24日のごはん>
・ピーマンの肉詰め
・モロヘイヤのスープ
・ホタテとスズキの刺身
・アサリのワイン蒸し
・トマトとキュウリ

ピーマンはベランダの収穫物。


<7月25日のごはん>
・鶏肉、ニンジン、サヤインゲンのレバーペースト炒め
・カマスの塩焼き
・豆腐とワカメの味噌汁

カマスは塩を振ってベランダで日干しに。味がしっかりして美味しくなる。
レバーペーストも自家製。

<7月26日のごはん>
・ナスのわすれ煮
・ゴーやとシメジのカレー炒め
・モロヘイヤと鰻肝
・トマト
・モヤシとワカメの中華スープ

<7月27日のごはん>
・ギョウザ
・揚げだし豆腐(カボチャ、ナス)
・枝豆
・オクラとトマトの和えもの

恐怖のシシトウ

2005-07-26 22:01:13 | ダンナのベランダ
ベランダの収穫物であるシシトウを焼いて食べた。
何も考えずに「いっただっきま~~すvv」とガブリ。

……………。

うわっ、辛~~~~い!!!!!(大泣)

そう。大当たりのシシトウだったのだ(涙)

辛いっていうよりも痛い。
口の中も喉もヒリヒリ。ほかの食べ物の味がサッパリ分からないほど。

すっかり怖気づいた私は、あと5本残ってたのに手をつけることができなかった。
ダンナが食べたけど、そのうち2本が当たりだったみたい。
6本のうち3本が当たりってことは、2分の一の確立やん。
ベランダでそんな恐ろしいシシトウができてしまうとは、あな恐ろし。

杉浦日向子さんが……

2005-07-25 21:38:08 | Weblog
亡くなられました。
今日はネットをつないでなかったので、夕方に友人から携帯メールをもらうまで知りませんでした。
も~~すごいショック!!!!
つい何日か前に全集を読み返したばかりだったのに…。
漫画の筆は折っても、洒脱なエッセイで楽しませてくれてたのに…。

仕事で最後に担当してた雑誌で1年近く巻頭エッセイを書いてもらったことがある。決まったときはすごく嬉しくて嬉しくて。上司を差し置いてでも、自腹切ってでも挨拶に伺おうと意気込んでいた。だけど、杉浦さんの事務所から「わざわざ来なくてけっこう」と言われちゃって。今思えば、あのとき無理にでも押しかけてご挨拶しておけばよかったなあ。
連載中も入院されたりして具合よくなかったみたいだし。でも、まさか亡くなるとは思わなかった。46歳だって。いくら隠居したといっても若過ぎ……。

池波正太郎さん、司馬遼太郎さん、藤沢周平さん、白石一郎さん…に続いて、杉浦さんまで鬼籍に入ってしまうなんて。江戸の雰囲気を伝えてくれる大好きな作家さんたちが次々といなくなってしまうのは悲しい。

ご冥福をお祈りいたします。


「姑獲鳥の夏」

2005-07-24 22:22:24 | 映画
出演:堤真一 、永瀬正敏 、阿部寛 、宮迫博之 、原田知世 ほか

※ネタバレしてます。

あのオチをどーやって映像化するのか。それを見たいがために映画館に足を運んできた。
原作ファンが多い作品だからキャストには賛否両論あるだろう。かく言う私も、堤真一が京極堂ってのがどーしてもピンと来なかった。実際映画を見ても、ううむ…って感じ。
だって顔の色つやがよすぎるんだもん!京極堂といえば、顔色悪くって痩せてて世界中の人々が死に絶えたような仏頂面じゃないと。千鶴子さんの不在を関口に突っ込まれて動揺するシーンも違和感ありあり。キャラが違うぞ~~。

猿くんこと関口が一番イメージにピッタリ。原作にあるウンザリするほどの一人語り(ぐるぐる回るマイナス思考)がナレーションででも入れば、関口の胡乱さがもっと強調されてよかったのに。
榎さんも「猿!」って呼んでくれなかったし。残念。
榎さんもちょっと期待はずれ。もっと暴れてくれると思ったのにな。すっごくマトモな受け答えしてんだもん。会話が成り立ってるし、ちゃんと挨拶もしてるし。こんなの榎さんじゃな~~~い!!原作どおりの榎さん演じたら、原作知らない人には意味不明過ぎるのかもしれないけど……。
結局、誰が見ても分かるように京極堂にしても関口にしても、榎さんにしても普通のキャラになってんのよね。個性が全然発揮されてないのだ。

レギュラー陣に比べると、原田知世やいしだあゆみなんかは、すごくよかった。原田知世は和服姿がすっごくキレイ。梗子と涼子のミステリアスな感じがうまく出てたんじゃないかな。そして、予告CMで怖い怖いと評判だった、いしだあゆみ。本編でも十分怖かったヨ…。京極堂より迫力満点(笑)

あの長い複雑な話をよくぞ2時間でまとめたのはスゴイ。スゴイんだけど不明なとこもいくつか。
なんで梗子が牧朗をナイフで刺したんだろう。すごい唐突なんだよね。内藤との現場を押さえられたから、とか、涼子との過去があったから、とか関係なく。涼子は死んじゃったけど、梗子がどうなったかも分かんないまま。????と思いつつ帰って原作読んでやっと納得。原作だとお母さんも死んじゃったんだった。ていうか、原作の方がもっと悲惨な結末だった。
原作知っててこうだから、読んでない人にとっては、どうだったんだろう?ちゃんと理解できたのかなあ。それにオチ知ってるのと知らないのとでは、全然印象が違うハズ。

原作者の京極氏も毎度お馴染みで出演。ただの軍人役かと思いきや、エンドロールで「水木しげる」役だったと判明!ホントに水木大先生が好きなのねえ…(笑)


「不味い!」

2005-07-23 23:13:19 | 
小泉武夫著。

ジェラルミン製の胃袋を持つと豪語する小泉氏の今まで食べた不味いもの語り。美味いものについてのエッセイは多々あれど、不味いものについて一冊書いてしまうなんてさすが。
不味いものについて、とは言いつつもカニや鰻など美味しかった食べ物についてもちゃんと言及している。とろけるような美味しさを語った後に、同じ食材でも信じられないほど不味いものがあったという展開。読みながら生唾ごくん…となった後に「うわっ、こりゃ食いたくねえわ!」となるんである(笑)
しかも、どうして不味いのか、ということについて(油の酸化や臭いの原因など)分かりやすく説明してくれてるので「なるほどね」と納得できる仕組み。
それにしても世の中には、「なし、そげなもんば食うとね?」という代物が山のようにあるもんだ。スウェーデンのシュール・ストレミングだの中国のホンオ・フェだの、読むだけで倒れそうなくらい不味そうなんだもん。

自分自身の記憶をひっくり返してみると、今まで食べたものでひどく不味い!という食べ物はそう思い当たらない。強いて言うなら小学校の給食に出たプリン。記憶がおぼろげなので、どこがどう不味いとはうまく言えないけど、とにかく吐きそうな味だった気がする。恐らくすごく評判が悪かったんだろう。二度と給食のメニューに出てこなかったから。あれは一体なんだったんだろ?給食のおばちゃんが実験的に作ったプリンだったのかもしれん。

それ以外の不味いものといえば、自分で作った料理となってしまうからマヌケにも程がある。人が作った料理なら「不味い!」と文句言えるのに自分だと言えないので、憤りの持って行きどころがなく辛さ倍増。「何でこんな味に?」「何が悪かったんだろう?」という思いが頭をグルグル駆け巡り、切ないことにお腹はグーグー空いているのだ。目の前にある不味い自分の手料理しか食うものがないんだもんな。

不味いものを食べると気分が落ち込む。哀しくなる。誰かに八つ当たりしたくなる。それなのに、きっと不味いだろうと思いつつも果敢にアタックしまくる小泉氏の食への冒険心には脱帽。


くっ、くろい!!

2005-07-22 22:13:29 | カルチョ
ボボやジラの移籍情報を見ようと久々にミランおふぃ猿をのぞいてみると、こんな写真が…。
バカンス明けのこの時期、毎度お馴染みの光景ではあるけど。
それにしても、黒いなあ。パオロさんったら。たっぷりバカンス楽しんで来たんだろうなあ。嫁と子どもの世話(?)で、大変だったろうなあ。なんて余計なことを思ったりして(笑)

これまた余計なお世話だが、ボボの髪型も気になるなあ。ヒゲ面も胡散臭いし…。ミランのアタッカンテ張るなら、もちょっと小ざっぱりしてくれんものかと。ああ、ヨンのさらさらヘアーが懐かしい(涙)

なんて言いながらも、シーズン始まってドカンドカンと活躍してくれれば文句はありません。勝てば官軍。

ECブログはじめました。

2005-07-21 22:11:44 | 育児
冷やし中華はじめました。みたいな感じ?(全然ちがう)

実は…というほどでもないんやけど、布オムツ生活を始めてからEC(エリミネーション・コミュニケーション/トイレット・コミュニケーション)っつーものをやっているのだ。横文字で書くと何やら小難しそうだが、要するに赤ちゃんをトイレに連れてっておしっこしっしーさせるっつーこと。目新しいことじゃなく、昔、じいちゃん、ばあちゃんのころにはよくやってたことだと思う。
私も赤ちゃんのころ、亡き祖母がしょっちゅうオムツはずしてオマルに座らせてくれていたらしい。ので、1歳半くらいでオムツがとれたとか。

詳しいことはComfy BabyEC/トイレット・コミュニケーションを参照。布オムツについて勉強中にこのHPにたどりついて、そこでECを知ったのだ。そんでいっちょうやってみっか、とやってんだけど。最近はずいぶんうまくいくようになったので、調子にのってComfy Babyで募集していたECブログのブロガーに応募してしまったんである。わははは。
そんなわけでECブログばやっちょります。興味がある人はのぞいてみてくだされ。
うんちとおしっこのことばっか書いてるけどね~(笑)