リトルカブのエンジン組み立て その1の続きです。
組み立てたリトルカブのクランクが回らなかった原因を探ります。
まず始めに取説にもあるのでシリンダーを疑います。
とりあえずバラします。
どこが干渉するのか良く分からないので観察してみると…
シリンダーのスカートにコンロッドが干渉した跡が(゜Д゜)
そしてコンロッドにも干渉した跡が(゜Д゜)
強化コンロッドで太くなった分がスカートと接触してしまうようです。
コンロッドやシリンダーのスカートはキック程度の力でどうこうなるものではないと思いますが、心配なのはピストンとシリンダーの摩擦です。
引っかかった状態でキックすると干渉点が支点になってピストンがシリンダー側面に押しつけられます。このような力の掛かり方は想定されていないと思うのでシリンダーに傷がついてオイル上がりの原因になってしまうかもしれません。
ピストンはほぼ無傷
シリンダーは少し擦れた跡ができてしまいました
最高の状態だったシリンダーが
でもこのくらいの傷なら問題なさそう
まずはこのまま進めてみます。
干渉するスカート部分はグラインダーで削りました。
両サイド干渉の跡があったのでこんな感じになりました。
やっぱり擦れた跡がちょっと気になるな(-_-;)
ともかくこれで干渉の問題は解決したと思うので組み立てました。
キックしてみると…
干渉せずちゃんと回りました\(^_^)/
試運転のためにマフラーを取り付けます。
焼き付き防止剤を塗っておきました
燃料コックONにしてキックすると…
キック一発始動!!!
アイドリングもとても安定しています
壊れた機械が復活するのは感動です(ToT)
頑張ったかいがありました
白煙もなくオイル上がりもなさそうです。よかった(*^_^*)
あとはカバー類を取り付けて終了です。
カバーを取り付ける際にリミッターカットについて気になったことがありました。
このカブは4速信号の大元の配線をカットしてリミッター解除してありました。
画像中のピンクの配線です。
リトルカブのリミッターは4速時に回転数が上がり過ぎないようにしてリミッターを掛けているので、もちろん大元をカットすればリミッターは外れます。
しかしこれだとメーターの4速ランプが点灯しなくなってしまいます。
インジゲーターは全部光らせたいじゃないですか( ̄▽ ̄)ノ
要は4速の信号がCDIに入らなければいいのです。
右カバー内のCDIを出して
カプラを抜いて
ピンクの配線を抜きます
そのままでは芸がないので熱収縮チューブで端子をカバー
大元の配線はガムテープを剥がして
接続
これで完成(^_^)v
ちゃんと4速でランプが点灯します④
最後にステップ
繰り返す転倒で曲がっていたのが気になったのでヤフオクで中古を入手しました。
これを取り付ければ完成というところで…
シフトペダルと干渉して付かない(゜Д゜)
実はこのステップはスーパーカブ用なのです。
曲がっていてわかりにくいですが、よーく見比べるとリトルカブの方が左側長いです。
こればかりはどうしようもないので元の曲がったステップを取り付けました。
買ったステップはうちのカブの取り付けることにします。
うちのカブのステップ曲がってるので
最後までスマートには行きませんね
でもなんとかエンジンは直ったのでめでたしめでたし
M君のリトルカブ修理はこれにて終了です\(^_^)/
組み立てたリトルカブのクランクが回らなかった原因を探ります。
まず始めに取説にもあるのでシリンダーを疑います。
とりあえずバラします。
どこが干渉するのか良く分からないので観察してみると…
シリンダーのスカートにコンロッドが干渉した跡が(゜Д゜)
そしてコンロッドにも干渉した跡が(゜Д゜)
強化コンロッドで太くなった分がスカートと接触してしまうようです。
コンロッドやシリンダーのスカートはキック程度の力でどうこうなるものではないと思いますが、心配なのはピストンとシリンダーの摩擦です。
引っかかった状態でキックすると干渉点が支点になってピストンがシリンダー側面に押しつけられます。このような力の掛かり方は想定されていないと思うのでシリンダーに傷がついてオイル上がりの原因になってしまうかもしれません。
ピストンはほぼ無傷
シリンダーは少し擦れた跡ができてしまいました
最高の状態だったシリンダーが
でもこのくらいの傷なら問題なさそう
まずはこのまま進めてみます。
干渉するスカート部分はグラインダーで削りました。
両サイド干渉の跡があったのでこんな感じになりました。
やっぱり擦れた跡がちょっと気になるな(-_-;)
ともかくこれで干渉の問題は解決したと思うので組み立てました。
キックしてみると…
干渉せずちゃんと回りました\(^_^)/
試運転のためにマフラーを取り付けます。
焼き付き防止剤を塗っておきました
燃料コックONにしてキックすると…
キック一発始動!!!
アイドリングもとても安定しています
壊れた機械が復活するのは感動です(ToT)
頑張ったかいがありました
白煙もなくオイル上がりもなさそうです。よかった(*^_^*)
あとはカバー類を取り付けて終了です。
カバーを取り付ける際にリミッターカットについて気になったことがありました。
このカブは4速信号の大元の配線をカットしてリミッター解除してありました。
画像中のピンクの配線です。
リトルカブのリミッターは4速時に回転数が上がり過ぎないようにしてリミッターを掛けているので、もちろん大元をカットすればリミッターは外れます。
しかしこれだとメーターの4速ランプが点灯しなくなってしまいます。
インジゲーターは全部光らせたいじゃないですか( ̄▽ ̄)ノ
要は4速の信号がCDIに入らなければいいのです。
右カバー内のCDIを出して
カプラを抜いて
ピンクの配線を抜きます
そのままでは芸がないので熱収縮チューブで端子をカバー
大元の配線はガムテープを剥がして
接続
これで完成(^_^)v
ちゃんと4速でランプが点灯します④
最後にステップ
繰り返す転倒で曲がっていたのが気になったのでヤフオクで中古を入手しました。
これを取り付ければ完成というところで…
シフトペダルと干渉して付かない(゜Д゜)
実はこのステップはスーパーカブ用なのです。
曲がっていてわかりにくいですが、よーく見比べるとリトルカブの方が左側長いです。
こればかりはどうしようもないので元の曲がったステップを取り付けました。
買ったステップはうちのカブの取り付けることにします。
うちのカブのステップ曲がってるので
最後までスマートには行きませんね
でもなんとかエンジンは直ったのでめでたしめでたし
M君のリトルカブ修理はこれにて終了です\(^_^)/