第2回 やる気UP!UP!分科会 2014/6/25(水)ハープ社にて
今日のテーマは『リズム』です。
吉岡先生と常定先生より、リトミックを通して実践しておられるリズム遊びをご紹介いただきました。
☆まず、吉岡先生からの発表です。
できれば楽しい!!をモットーに!
音楽感やリズム感を取り入れる!との思いからの内容です。
見てまねる事で生徒さんが心を開いてくれるように!
♪1 あたま・かた・こし
① 『トントントンあたま→トントントンかた→トントントンこし→トントントンひざ→トントントンわたし→くださいな』を順に、一定のリズムでトントントンと言いながら手遊びをしながら指示通りに動く。
② ワンフレーズ遅れて動く
③ くださいな!でプレゼントを渡す
♪2 もちつきぺったんこ
① ぺったんこで挟まれないように、こね手がつき手の縦手拍子の中をくぐる。
② ♪3 二人組になります。一人がつき手、一人がこね手で向い合せになり、もちつきの真似をしながら’もちつきぺったんこ’を歌いながら等速を体感する。
♪3 1 2 3 4 のカード
① 4拍子を感じながらカードを触ってたたく。
② 裏拍も感じてカードを触ってたたく。
♪4 餅型のクッション
① 餅型クッションを2拍子・3拍子・4拍子と視覚的に見せながらたたく。
② 即時反応で2拍子・3拍子・4拍子をたたきわける。
♪5 プレリーディングを用いて
① コードを付ける
② 補足リズムをきざむ
♪6 どちらにあるかなの手遊び唄
① どちらにあるかなの唄を歌いながら鈴を手に隠し、鈴の音わ頼りにどちらに隠したかを当てさせて楽しむ。
☆次は、常定先生からの発表です。
♪1 1 2 3 4 のカード (吉岡先生の♪3とおなじ)
① 1 2 3 4 のカードを触りながらたたき真似させる。4から1のアナクルーシスを感じて叩く。
② 1 2 3 4 のカードを触らないカードを休符として含めてたたき、真似させる。
③ 拍子があやしい生徒さんはぶんぶんぶんなどを単純に1 2 3 4 を等速で経験する、。
♪2 等速にきざむ拍子感
①ひざを♩のリズムで叩きながらその中に2(♫) 3(3連符) 4(♬♬)を呼び掛けに反応してリズムをたたく。
(幼児は、♫はくり・なしが解りやすい。)
♪3 ♩ ♫ ♫ ♫ ♫ ♩ など2拍分の8枚のリズムカード(2拍が適切)
① そのまま順にたたく
② 1小節前にめくる事で記憶させながらたたく。
③ 4枚くらいを記憶してたたく。
④クイズ感覚で♩ ♫ これ何だった?で覚えてたたかせる。
♪4 フレーズ遊び
① 軽くにぎった左手から、見えない糸と称し1フレーズを一息で歌いながらスラーを描く。 (呼吸が切れると糸が切れるよと、声掛けしながらワンフレーズを感じる)
リズムをたたくという表現より、’手で歌う’がぴったりの表現ですよ
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② フレーズの交代も良い
♪5 マーチ型リズム練習の数こなし法
① 二人で小節ごとに交代する。
② 三人で小節ごとに交代する。
③ リズムの分担も楽しい。
④ リズム表の中から生徒に選んでさせる。(主体性を養うことができる)
♪6 リトミックの柱となる考え方です。
以上が、発表内容です。
次会の予告
次回『創作』は宮下先生と宮本先生が発表してくださることで終了しました。