郵便事情

今日、同居人のミュンヘンに住んでいる友人からクリスマスカードが届きました。
投函日を見ると、見えなくて申し訳ないですがミュンヘンから出した日は12/17（写真上）、
封筒の後ろを見るとグダンスクに到着した日が分かりました、12/24（写真下）。
１週間でミュンヘンからグダンスクに来たようですが、そこから先が長い。
ポー国内のでの配達がすごく遅いのです。
今日1/9に我が家に着いたということはグダンスクのどこかにに11日間留まっていた訳です。

日本国内では普通郵便は遅くても2～3日、早ければ翌日には着くことに慣れているためこの郵便事情には驚きました。
実際に、インターネット代金や電話の引き落としの請求書が普通郵便で毎月来るのですが、ポー国内から投函しているにも拘わらずひどいときは３週間かかって届きます。
当然、請求書が届いた頃には銀行口座からお金は引き落とされた後です。
これでは、請求書の意味は果たしていません。
先日は、請求内容に間違いがあってクレームを会社に出したのですが、その頃には既に口座からお金はチェックオフ済み。

同居人もポー国の郵便事情にはあきれております。
配達もこのあたりには毎日は来ていないようです。
だから、郵便物は長い間どこかの郵便局に眠っているのだと思います。


↑最寄の郵便局、半年位前に場所も移り新しくなった。

ポー国の人たちは共稼ぎが多いため日中は家に誰もいないお宅が多いです。
なので不在者配達通知を持って郵便物を取りに行く人は多いです。
我々もその中のひとりでよく郵便物を取りに行きます。
（私は大抵は在宅しているのですが、居ない時やトイレに入っている時に限って郵便物が届けられる）
行くと必ず窓口は長蛇の列。まるでディズニーランドで乗り物待ちしているかのようです。
係りの人の動きはどんなに人が待っていようともマイペース。
全然急ぐ様子もないし、荷物も煩雑に置かれている様子で全然整理されていない。

一度、我々が荷物を取りに行った時に、係りの人はなかなか見つけられず「探したけどないから、明日また来て」と言われました。
その時は日本からの荷物だった為、私は係りの人の足元に置いてあった箱に日本の郵便マークを見つけました。
そして、同居人にその箱をチェックしてもらうようお願いしたら、その箱が我々の郵便物でした。

ポー国の郵便事情はサービスはいまいち、届くまでにも時間がかかるしでうまく機能していないような感じがします。

　今日のポ語　

poczta　（郵便、郵便局、郵便物）

”ぽちゅた”

去年は郵便局のストライキがあったためしばらく郵便物が来ない時がありました。
昨年のクリスマスあたりも何かの事情で郵便配達されない時がありました。
日本の優れた郵便事情に慣れていると、郵便が毎日来ないということに抵抗がありますね。