これって好き系?

古今東西、好き系なものを発表していく交換日記です。

東京タワー(k)

2005年11月19日 | ブック系
巷で話題のリリー・フランキー著『東京タワー』を、仕事で読む。

……私は心が冷たいのかしら?
あんまりピンとこなかった。

や、最後のほうとか確かに泣けるけど、
ああいう話はみんな、誰だって泣けるでしょう。

詳しい感想は書きませんが、
ああいう親子関係の話だったら、
重松清の『流星ワゴン』のほうが私は好きかも。
あと、「ボク」と「オカン」の話より、
私は「オカン」と「オトン」の話のほうがグッときた。

でも、一番グッときたのは、装丁です。
あの装丁はすばらしいね。

読書の秋?(u)

2005年10月18日 | ブック系
本はたいてい買って満足して
読まないタイプな私です。
借りるほうが焦って読みます。

最近買った文庫本は、



『トーベ・ヤンソン短篇集』



遠藤周作『恋することと愛すること』



『バーナード・リーチ日本絵日記』

どれも斜め読み。

あと、ブエナビスタの人に
ナルニア国物語の『ライオンと魔女』の文庫ももらった。
これも半分くらい読んだ。

児童文学が好きです。
『チャーリーとチョコレート工場』のヒットを受けて
ロアルド・ダールの諸作品を読み直したいところ。
あと、伊坂幸太郎の新作読みたいですね。面白そう~。


ちなみに
紀伊国屋の先週のトップ10はこんな感じ。
骨盤教室が気になる。

1 新・人間革命第14巻 池田大作
2 ブロコリマガジン別冊アジアツア-ノ-ト
3 告白 チャ-ルズ・ロバ-ト・ジェンキンス/伊藤真
4 東京タワ- リリ-・フランキ-
5 チョコレ-ト工場の秘密 ロアルド・ダ-ル/クエンティン・ブレ-ク
6 野村ノ-ト 野村克也
7 東京奇譚集 村上春樹
8 ドラゴン・イングリッシュ基本英文100 竹岡広信
9 骨盤教室 寺門琢己
10 ポケット六法平成18年版

これがTSUTAYAになると
こうなる。なんか若え!って感じですね。

1 東京タワ- リリ-・フランキ-  扶桑社
2 野ブタ。をプロデュース 白岩玄 河出書房新社
3 恋バナ 赤 Yoshi スターツ出版
4 恋バナ 青 Yoshi スターツ出版
5 きょうの猫村さん 1 ほしよりこ マガジンハウス
6 ハッピーバースデー 青木和雄、吉富多美 金の星社
7 あおぞら 星野夏 ポプラ社
8 小悪魔な女になる方法 蝶々   大和出版
9 その日のまえに 重松清 文藝春秋
10 風の盆幻想 内田康夫 幻冬舎

ほいで、
今更ですが『ダ・ヴィンチ・コード』とかも
どっぷり浸かって読みたいね~。
誰か持ってませんか?


クリエイターちゃん:スピリチュアル編(f)

2005年07月22日 | ブック系
正直、ここ数日買おうかどうしようか迷っているのが
佐内正史氏の最新写真集「a girl like you 君になりたい」



40人も載っている。

蒼井優 彩名まい 貫地谷しほり 伴杏里 上野樹里 三浦葵 片瀬那奈 宮あおい 品田ゆい 小板橋愛美 長澤瞳 高橋マリコ 清水ゆみ 末永遥 沢尻エリカ 悠美 鈴江奈々 石田未来 上戸彩 東野翠れん 加賀美聖良 川村亜紀 小向美奈子 ティアラ 市川由衣 鈴木葉月 杏さゆり 相武紗季 長澤まさみ 松下萌子 香椎由宇 大友みなみ 奥田恵梨華 加藤美佳 加藤ローサ 麻生久美子 上野なつひ 石原さとみ 岡本綾 太田莉菜

モロ女の子の写真集みたいなものは、
そりゃーいくつか欲しいものもあるのだけど(酒井若菜とか)、
それを自宅に隠し持ってるってのは、けっこう恥ずかしいもの。

でもここまで「これでもか!」ってこられると嬉しい。ガッツポーズです。
中身はやっぱさすがだね、いい写真を選んでます。

欲しいものは、自腹で。たぶんこれはプライスレス。


←前回の続き


▼デリシャス・モンスター社



このかわいいWebサイトからは想像もできないが、シアトルのヤリ手企業。

グラフィックデザイナーのマイク・マタスと
プログラマーのウィル・シプリーが共同で創立したということで、
なんかすごい会社かなーと思いきや、本社はシアトルのカフェ『ゾカ』
ようするに、まったり系IT企業をリアルに体現してる会社。

この会社の主力製品は、「デリシャス・ライブラリー」というソフトで
自分の手持ちの音楽を管理できる「iTunes」の、いわば書籍版。
自宅の本棚の書物のバーコードを読み取るだけで、
その本の詳細がDBサーバーから受信でき、管理できる。

自分だけでなく、iTunesのプレイリストを共有するように、
誰が何の本を所有してるかも分かるようになったという。
ある意味、誰でも個人図書館を開設できるというもの。
しかもわざわざ「何の本を貸し出し中か」
という管理機能まで搭載されてるようだ。

日本では「それの何がすごいわけ?」と思われるだろうが、
アメリカの国民文化では非常にウケて、
すっかり人気のソフトになり、一躍有名になっちゃった会社だ。

企業活動はどうであれ、なーんかまったり感がいい。
日本じゃITで一儲けしたら、六本木ヒルズ移転だ!ってなりそうなもんだが、
カフェってのは非常に羨ましい。
そういうのやってみたいですねェ。いつかは。

▼岡本太郎



なんだかんだ言って、結局いちばんクリエイチブだなーと思うのは、岡本太郎。
正直、岡本太郎作品にはくわしくないけれど、
岡本太郎は精神論者だと思う。

この、最近発売された、奥さんの遺作にもなってしまった語録集を読んでいると、
「あーその通り!」とか
「うん!アンタ最高!」とか思えてくる。
下手でもいいんだぜー芸術はーとか書いてあると、非常に癒される。

次の岡本太郎の言葉は、非常に心に残った。

芸術愛好家は
誰かが新しいものを創り出してくれるだろうとばかり待っていて
自分が創ってやろう、という気持ちをもたない


こういう言葉に同意してしまうのは、
いつか俺がA-BOYの階段を登り詰めてやろう、
という野心がどっかにあるからなのかもしれません。

みんなサヴィニャック好きだよね。(u)

2005年06月06日 | ブック系
芸術新潮の特集がサビニャックで。


はて、このタイミングでどうしてかしらん?と
思ったら、サントリーミュージアム天保山で、
大規模にレイモン・サヴィニャック展をやっているんですね。
展示数もかなり多いそう(トラックバックさせていただいた記事参照)。
2006年以降巡回ありとのことなので、そのうち東京にも来るでしょう。
たのしみだー。

わたしは、チョコのやつとAIRFRANCE、オランジーナとか好きです。

さて、おにぎりですが。
なぜ、おにぎりなんでしょう。
疑問ですが、出されたお題に答えるのがルールなので
真摯に取り組みたいと思います。
おにぎり、おにぎり……

kさんがおっしゃってるクリームチーズのは
確かにうまい!あれは衝撃ですよ。
で。
コンビニでついつい買っちゃうのがツナ。
ツナならいいか、ツナでいいや、みたいなところでツナ。
妥協案としてツナをいつも食べてますね。
あとは、赤飯……。
もち米が好きなもので。


……。
……。
……と、やはりあまり広がらず、
相手の守りが堅いので、
最終ラインにとりあえず戻すぜ的な感覚でFさんにパス。

キミは夜通し遊べる年齢か?(f)

2005年05月23日 | ブック系
フジロック第六弾発表。

俺的にはすでに今年のフジロック、じゅうぶんに固まってきているので、
もうここまで来ると「なんでも来てくだされ」状態。
石野卓球、琉球ディスコ、ブライアンあたりが観られる
オールナイトフジの時間帯はとても楽しそう。

なのだが、ここ最近「歳を取った」と言うにはまだまだ暴言な年齢なのだけれども、
徹夜っつーもんができなくなってきている。

数年前までは夜通し遊んでも朝方に吉野家で牛丼食ったら、
デコに肉マークでパワーアップしちゃうほど底なし元気だったのだが、
もうきっちり自分の中の定時には眠くなる。
25歳過ぎたら人間徹夜できませんよーとは良く聞くセリフだが、
そういうのは個人差あれど存在するひとつのボーダーラインなのかなーと。
なんてことを書くと「情けねえなあ小僧ッ!」とか言われそうだが。

まあ、仕事と遊びは違うので、まだまだフジロックで「うひょ~!」ってなれるが、
それとは別に、実際引き篭もり稼業なので、なおさら将来に不安を抱く。
体力を付けにジムにでも通おうか真剣に悩み中。
あるいは苗場のフジロック会場に自転車入りする清志郎に見習い、
毎朝5km以上はサイクリングとかも悪くない。

●好き系のお題変更。テーマは「好き系漫画」

男のくせに岡崎京子作品が好きな俺は、
リバーズエッジやヘルタースケルターのような世の高い評価を受けている作品よりも、
最新単行本「女のケモノ道」のような
ノンフィクションで胡散臭くて毒があって面白い「女トーク」系マンガが好感触である。



この単行本は今から10年ほど前、岡崎氏が31歳~32歳ころの雑誌連載作品。
フリートーク×ミニマンガで構成されたものを一冊にまとめたものだ。
女性誌CREAという媒体をうまく利用し、
時にはブランド賛歌、時には辛口オシャレ批評と、
コロコロと狙い撃ちしてくる。
たぶん相当おもしろがって描いていたんだろうなあというのが伝わってくる。
岡崎氏の交通事故直前まで続けられていた連載なので、
彼女のファンの人は特に思い入れが深まる一冊だろう。

この類で言えば名作「東京ガールズブラボー」や「くちびるから散弾銃’96」などもそう。
創作ではなくリアルだからこそ作者の心情が伝わってくるので面白い。

今の状況をよしもとばなな氏も後書きに書いていて、
やはりマンガ家としての復活は難しいのだろうと思った。
だから簡単に「復活して欲しい」とかは言えないのだが、
自分自身をネタにするという意味においてやっぱりすごい人だよなーと思った。

デザートの格を考えてみる(f)

2005年04月15日 | ブック系
モー娘矢口がフライデーで自主脱退。
任期満了を「卒業」とするならば、
この場合「中退」とすべきだろうと、知り合いの日記で読む。
たしかに。なっちが「停学」だったかどうかはさておき。

●「Fくんもパフェの似合う女が好きなんでしょ?」
と、Uさんこと『泡盛の似合う女』は言う。
「なんだそれ。パフェの似合う女ってどんな定義よ?」
「決まってんだろゴラ!そよ風の吹きそうなパフェの似合う女だよッ!」
「どんな女か知らねえよ。むしろ俺がパフェ好きですよ」
「んだとゴラァ!オメエのこたーどーだっていいんだよ!このキモ・ヒッキー小僧がッ!」
と、そっから取っ組み合いの大喧嘩である。
血で血を洗うように生きる我らがkuf.の未来は赤い。

●俺的パフェの似合う女、東野翠れん。デルモ系フォトグラファー。
写真家とはいえやはりそのナイスでキュートでポワ~ンなルックスも人気で、
最近出版されたホンマタカシ氏の撮った写真集、
アムール翠れん」のほうに世間の目が行きがち。


なのだが、東野翠れんの処女作となった写真&エッセイ集、
ルミエール」。


もけっこうすてきな本である。
最初は「ダメダメッ!無理しちゃダメだよ翠れんちゃん!」
と思わず勝手な心配をしたが、
翠れんの書く詩は想像よりスノッブでもなく、おとぎ話過ぎず、
引き篭もり系の俺にでさえスーッっと染みいる
「ちょっとステキな」詩も持っていると思った。
彼女のファンで、この類の本に抵抗をもたぬ男子には教えておきたい一冊、
つか一緒に二冊だな。

● 本物のパフェというものを調べてみる。
パフェの語源はフランス語で"parfait"、英語で言えば”パーフェクト”。
季節ごとに最上級のフルーツで盛られた究極のお菓子。
つまり「パフェの似合う女」の俺的定義とは、
「最上級のお菓子が似合う女=六本木ヒルズの似合う女=そこいらの居酒屋には存在しない女」
ということになったのだ泡盛の似合う女よ。

● つうわけで、次のお題は「どんなコンビニ・デザートが好き系?」である。
俺は、基本的にアロエ・ヨーグルト。
徹夜明けのお肌にもいいかも~とうっとりする引き篭もりである。

旅好きだけど荷造りは下手。(u)

2005年04月14日 | ブック系
春だし、旅に行きたい。
最近、雑誌を開けば出ている金沢21世紀美術館にも行きたいし、
ゆくゆくはパラオで映画を撮りたいという的場浩司に
負けないほどに(多分…)パラオ熱も相変わらず。
『ニライカナイからの手紙』を観ると竹富島にも行きたいね。
台湾で屋台三昧もいいなー。なんて。

ということで。
好き系癒し本も旅もので。
最近ヒットは、「LOVE ARCHITECTURE」


旅エッセイ+建築+写真と3拍子揃ったステキ本。いいですね。
東野翠れんなどなど近頃ハヤりなデルモ系フォトグラファーですが、この本も
最近は塚本監督作『ヴィタール』で女優としても活躍中なモデルKIKIちゃんの作品。
美少女おされモデル好きなFさん的には、いかがっすか?

あとね。
もともと書こうと思ってたのは、
昨年の夏に創刊されたらしいおフランスの子供雑誌『MiLK』がやばい。
しょっちゅう、書店でチェッキって(古い?)ますが
コレ、最高にかわいいんですよぅぅうう!
ぱらぱらめくるだけで癒されまくりよ!
日本でいうところの「mammoth」的な雑誌ですよね。

……子供っていいよね。