ヒース・ペディーゴのプロフィール

ヒース・ペディーゴ
異名:もう一人の三角十段
年齢:？？？
身長:？？？
体重:７７ｋｇ
アマＭＭＡ戦績：無
プロＭＭＡ戦績：６戦６勝（５一本、１ＫＯ）

アメリカでまた新たなる中量級の強豪が登場。
ヒース・ペディーゴその男だ。
現在、マット・ヒューズを中心に展開する、アメリカで最も熱い階級－７７ｋｇで戦うペディーゴは、
若い（らしい）ながらも、ペディーゴＭＡという自らがトップのチームで、ローカル戦線で猛威を振るっている。
以前までは独特の動きをする変則的な選手と評価されていたが、それもそのはず、須藤元気とたまにトレーニングするとの事。
現在プロデビュー以来、フックンシュートを主戦場として闘って６戦無敗５一本１ＫＯと驚異的なレコードを誇っている。
対戦相手のレベルもさして高くないのは確かだが、ＭＭＡでは誰も見た事がない動きをするという事で海外のファンからは前から知られていたよう。
というのも、デビュー四戦目でのエリック・アッカー戦では、
なかなか極まらない飛び三角をリングで極め一躍注目を集め、
次戦では見てた人が「ＷＷＥのようだ」という、スピニングヒールフックでアンディ・メジャーの足を破壊して勝利し、その名をフックンシュートのファンに定着させた。
次戦もチョークで完勝し、関節による一本勝ちが得意なグラップラーとの印象がしっかりついたが、
一番最近の試合でホイス・グレイシーが主催するケージファイトの一大イベントのファイトフェストに抜擢されるとファイトスタイルは豹変。
以前一度足関で下した相手に、
これまでグラップルをメインに闘ってきた選手とは思えないような強烈なストレートで追い込み、凶暴なパウンドを叩きおろし終始圧倒してＫＯ勝ち。
線の細い体からは想像もできないパワーで対戦相手を一方的に破壊した。
その姿からは「変則的な関節の選手」というイメージは微塵もなかったが、観客に強烈なインパクトを残したのは確かだ。
彼の格闘技のルーツは彼が孤児だったところから始まり、
引退した選手に格闘技を教わり、フックンシュートのランキング戦に出てここまで這い上がってきたという。
そのハングリー精神が、今の彼の圧倒的な強さを創り上げているのかも知れない。