台風一家

鶏料理屋 アレルギーの過去

またまた週末のランチに鶏料理屋に行ってしまった。

やっぱり私は卵かけご飯。
安い!と言うのも魅力ではあるけれど、やはり美味しい!
出汁醤油もすごく私好みの味なのだ。

しかし、こんな私も小学校低学年の頃卵アレルギーを起こした事がある。
給食で出されるカチカチに茹で上がったゆで卵は、私の喉の水分を奪い、飲み込むことすら困難な危険な食べ物だった。
おまけに当時の給食システムはお残し絶対禁止。
もはや恐怖の時間である。
そんな中出されたゆで卵を無理やり口に詰め込み、牛乳で流し込む…。
異変が起きたのはそれから数十分後だったか。
とにかく全身が痒いのだ。
かいてもかいても痒みは治まるどころか発狂しそうな状態に。
たまらなくなって保健室に駆け込むも、先生としてはひたすら塗れる場所に痒み止めを塗るくらいしか術はなく…。
先生の判断で、痒みに苦しみながら病院へ向かう際の、級友たちの好奇の目が未だに忘れられない…。
そこでのやり取りは覚えていないが、病院の先生が注射を一本打った途端、嘘のように痒みが治まり、アレルギーだと言うことになったのだ。
子供ながらに薬の凄さを痛感した一件である。
あれから数年間は卵が怖い時期があったのだが、今では卵が大好物である。
今更卵アレルギーなんて言われたらかなりのショックを受けるだろう。

伴侶は鶏南蛮を注文。
味見をしたがこちらもたいへん美味しかった。
どうか、二度とアレルギーなんて出ないで、長くお料理をたのしめますように…。
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