こんにちは。
クチュールアクセサリーブランド
『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。
今月中旬より約2週間、New Yorkへ行ってきました。
前回は行ったのは2004年でしたので、6年ぶりです。
2000年~2004年まで住んでいたので、
旅行という感覚はなかったのですが、
観光ビザで入国をする際に、
今更ですが、「もう住んでいないんだった・・・」と実感しました。^^;
2週間といっても、
New Jersey州の「Princeton」 や Pennsylvania州の「Philadelphia」へも
足を伸ばしたので結構ハードなスケジュールでした。
6年ぶりのマンハッタン。
地下鉄の移動手段を選ぶ時の勘は鈍ってはいたものの、
少し歩けば感覚を取り戻すことができ、
当時の事を思い出しながらダウンタウンからアップタウンまで
歩きまくりました。^^
今回、一番訪ねたかった場所が
Queens地区にある「The Noguchi Museum」。
私がNY在住の頃、リニューアル中で行くことができなかったのです。
イサム・ノグチは
詩人である野口米次郎と
アメリカ人作家のレオニ・ギルモアの間に産まれた
日系アメリカ人の画家・彫刻家です。
(画像はオフィシャルサイトからお借りしました。)
アメリカ生まれでありながら、幼少期を日本で過ごし、
13歳の時に単身アメリカに渡り、
途中コロンビア大学医学部に在籍したりしながらも美術学校に通い、
個展を通して才能が認められ、
芸術家としての道へ進もうと決心したと伝えられています。
ミュージアムの1Fでは
石・ウッド・メタル・クレイ等の力強い彫刻作品が常設展示され、
2Fは企画展。
自然光がたくさん入り込むエリアでは、
光りによる作品の陰までがアートに見えてしまうほど
計算しつくされたような自然の美を感じることができます。
庭園には、小石が敷き詰められ、
玄武石や花こう岩の作品がゆったりと置かれ、
白樺の木との調和が日本を感じさせる美しいものでした。
マンハッタンの側にあるとは思えないほど
落ち着いた時の流れを感じることができる
素敵なミュージアムなので、
ご興味があれば是非みなさんも訪ねてみてくださいね。