横浜山手クチュールアクセサリー 『Churie~チュリエ』の日々

「すべての女性たちの自分らしい美しさをかたちにするお手伝いをしたい」という思いから日々ネックレスを制作しております。

6年ぶりにNew Yorkへ!

2010-03-29 | ・koyukiのこと

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。

 

今月中旬より約2週間、New Yorkへ行ってきました。

前回は行ったのは2004年でしたので、6年ぶりです。

 

2000年~2004年まで住んでいたので、

旅行という感覚はなかったのですが、

観光ビザで入国をする際に、

今更ですが、「もう住んでいないんだった・・・」と実感しました。^^;

 

2週間といっても、

New Jersey州の「Princeton」 や Pennsylvania州の「Philadelphia」へも

足を伸ばしたので結構ハードなスケジュールでした。

 

6年ぶりのマンハッタン。

地下鉄の移動手段を選ぶ時の勘は鈍ってはいたものの、

少し歩けば感覚を取り戻すことができ、

当時の事を思い出しながらダウンタウンからアップタウンまで

歩きまくりました。^^

 

今回、一番訪ねたかった場所が

Queens地区にある「The Noguchi Museum」。

私がNY在住の頃、リニューアル中で行くことができなかったのです。

 

Isamu

 

イサム・ノグチは

詩人である野口米次郎と

アメリカ人作家のレオニ・ギルモアの間に産まれた

日系アメリカ人の画家・彫刻家です。

(画像はオフィシャルサイトからお借りしました。)

 

 

 

アメリカ生まれでありながら、幼少期を日本で過ごし、

13歳の時に単身アメリカに渡り、

途中コロンビア大学医学部に在籍したりしながらも美術学校に通い、

個展を通して才能が認められ、

芸術家としての道へ進もうと決心したと伝えられています。

 

ミュージアムの1Fでは

石・ウッド・メタル・クレイ等の力強い彫刻作品が常設展示され、

2Fは企画展。

自然光がたくさん入り込むエリアでは、

光りによる作品の陰までがアートに見えてしまうほど

計算しつくされたような自然の美を感じることができます。

 

庭園には、小石が敷き詰められ、

玄武石や花こう岩の作品がゆったりと置かれ、

白樺の木との調和が日本を感じさせる美しいものでした。

 

マンハッタンの側にあるとは思えないほど

落ち着いた時の流れを感じることができる

素敵なミュージアムなので、

ご興味があれば是非みなさんも訪ねてみてくださいね。

 

 


2Wayにアレンジ! churieウェディングジュエリー

2010-03-25 | ◆churie◆.Churie Style

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。

 

昨年末、ブログで紹介したお客さま

先週、挙式されました!

 

Baro

今回は、

churie Weddingの中の

こちらのデザインを基にアレンジをしました。

バロック本真珠のパーツを編み込んだものです。

 

お客さま Mさまは、

挙式にシャンパンホワイトの生地に生成りのレースを重ねた

大人っぽい上品な細身のAラインドレスを

ご着用になられるということでしたので、

 

ネックレスはより上品さを出すために

チェーン部分を細く、N_2

バロック本真珠を一回り小さなオフホワイトに変更し、

間隔を少し広げて編み込みました。

 

 

 

Hs

 

 

また、

お色直しでは、

鮮やかな朱に染め上げられた生地に

花柄が全体に刺繍された

胸元の開いたAラインドレスを

ご着用されるとのことでしたので、

 

 

ドレスのお色目に合わせたペンダントヘッドをお作りし、

ネックレスをアレンジしてご活用いただけるようにしました。

 

ペンダントヘッドは、

中央の夜光貝を囲むように、カーネリアンとサンストーンを並べ、

クラシカルなドレスの雰囲気に合うように

重厚感のあるデザインに仕上げました。

 

どちらのデザインも

透明感のある肌をお持ちのMさまに良くお似合いで、

しっとりと上品なコーディネイトになりました。

 

今回は、

Mさまのご友人5名さまから、

結婚祝いのプレゼントというご依頼でした。

 

ご友人さまのお一人が

2008年に放映された番組をご覧くださったことがきっかけで

このようなご縁をいただくことが出来ました。

 

学生時代からの仲の良い友達同士、

それぞれの結婚のお祝いに

工夫を凝らしたプレゼントを送られているというとのこと。

そのような思い出に残る場面に

churieをお選びいただけたことを

本当に嬉しく思います。

 

Mさま、そしてご友人のみなさま

この度は誠にありがとうございました。

またいつでもアトリエに遊びにいらしてくださいね。

お写真を拝見させて頂くのを楽しみにしています。^^

 

 

 


母の日のサプライズ

2010-03-22 | ◆churie◆.Churie Style

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。

 

5月9日の母の日まで、あと約2ヶ月弱となり、

多くの母娘さんがアトリエにいらしています。

 

今年の傾向は、

アクセサリーをプレゼントされること自体を内緒にされている方が多く、

アトリエに着いてからお嬢さまが

ここまでの経緯やサプライズにしていた理由などをお話されています。

 

最初は何が起こっているか分からないお母さまも

次第に状況を把握し、お嬢さまの優しさに感動され

感きわまって感動されて涙ぐむお母様も。

私は涙もろいのでついついもらい泣きをしてしまいます。^^;

お母さまのお気持ちが落ち着いたら

カウンセリングの開始です。

 

今年はネックレスよりも

シルバーワイヤーの編み方を工夫した

ブローチやペンダントヘッドをご希望される方が多く、

個性豊かなデザインが揃い

制作する側としても楽しませていただいております。^^

 

また、シルバークロッシェのチェーンの人気も改めて実感できたので、

只今制作中の春夏コレクション作品に

新しいデザインを追加しようと思いました。

 

母の日ギフトにご注文いただいた作品は

日を改めてご紹介したいと思います。

お楽しみに^^

 


思い出のピアス

2010-03-18 | ・koyukiのこと

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。

 

みなさまは何か思い出の品はございますか?

 

そのものを手に取ると、当時の風景や会話などが

鮮明に思い出されるもの。

私にはいくつかあるのですが、

中でも大切にしているものがあります。318_2

 

こちらのピアスです。

 

これは、ニューヨークにいた頃に

お世話になった恩師からもらったものです。

 

恩師はオートクチュール刺繍の講師だったのですが、

ジュエリーデザイナーとしても活躍されていた方でした。

 

その彼女が私をイメージしたピアスを

彼女自らがデザイン&制作をして、

帰国する私にプレゼントしてくださったのです。

 

このピアスを手に取ると、

恩師に教えられた

オートクチュール職人としての心構えや

作品をつくる前のサンプル制作の大切さ、

課題作品へ評価などを鮮明に思い出すことができます。

 

当時、

恩師からのアドバイスを沢山貰いたいために

課題以外の作品を制作し、

時間外によく恩師のもとを訪ねたものでした。

 

そんな私に対して、

いつも丁寧にアドバイスをしてくださり、

また、彼女自身の経験談なども沢山教えてくださいました。

 

今、私がこうして

ニューヨークで学んだ技術を活かして活動できているのも

その恩師からのアドバイスのお陰だと思っています。

 

実は私はピアスをまだ開けていないのですが、(笑)

ピアスを開けたときには、

最初にこのピアスをつける!と決めています。

 

恩師ともしばらく会っていないので

会いたくなりました。

連絡をしてみようと思います。^^

 

 


季節限定とは知りませんでした! 手作りレーズンバターサンド

2010-03-15 | ・美味しいものぉ♪

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie ~チュリエ~』 デザイナーのkoyukiです。

 

一昨年のテレビ放映をきっかけに

全国の方とご縁をいただくことが出来ています。

先日、

長野にお住まいのお客様、Sさまが

手作りのレーズンバターサンドを送ってきてくださいました!

 

お店で見つけると、必ず買ってしまうほど

レーズンバターサンド好きなので

Sさまからご連絡頂いたときは、とても嬉しく、

しかも、手作りということで楽しみにしていました。

 

Sさまから教えて頂いて初めて知ったのですが、

レーズンバターサンドは、一年中、お店で見かけますが、

実は、寒い時期でないと作ることができないそう。

 

クッキー生地が温度に敏感なのだとか。

 

Sさまお住まいの信州でさえ

12月~3月までの期間限定だそうです。

 

そんなデリケートなお菓子を

手作りでいただけるなんて幸せです♪

 

Sさまお手製のRs

レーズンバターサンドが

こちらです。

 

きれいな化粧箱に

ひとつひとつ丁寧に包装され、

手作りとは思えないラッピングで

開けてしまうのがもったいない

と思いました。

 

お味の方は、

これまた、びっくり!

期間限定ということもあるのでしょうか、

クッキー生地の硬さが丁度よく、歯ざわりが絶妙で、

バタークリームとの相性がとても良いものでした!

甘すぎず、でもしっかりと上品な甘さを感じることができる

手作りならではの美味しいレーズンバターサンドでした。

 

あまりの美味しさに即日完食してしまうほど。(笑)

 

Sさまのお陰で

焼き菓子にも旬の季節があることを知り、

その季節に味わうことの美味しさや楽しみを教えて頂きました。

 

Sさま、

お菓子作りは奥が深く、簡単にはできないものだと思うのですが、

レーズンバターサンド、本当に美味しかったです!

久しぶりに唸りました(笑)

いろいろとお心遣いくださりありがとうございました。

 

いつか実際にお会いした時にお菓子の話なども教えてくださいね。

どうもありがとうございました。