紅茶館喫茶

QuinRoseさん・Operettaさんの作品好きのブログ。

『ハートの国のアリス』 マンガ 1巻

2008年10月10日 | ハートの国のアリス
相当前に出たんですが、『ハートの国のアリス』のマンガの感想です。

ネタバレ有りなので、ご了承の上でお読みくださいませ。

『ハートの国のアリス』 マンガ 2巻 感想

『ハートの国のアリス』 マンガ 3巻 感想







ねえ、知っています?

ゲームには常にルールがあるんです。

最初から強制的に決まっている―。

あなたはもう、知っていますよね?







マンガの始まり方はゲームと全く同じで、上記のペーターの語りで始まります。

ペーターがナイトメアに手助けしてもらうシーン。

アリスを『ハートの国』に導くために、アリスのいる世界へとつなげてもらうシーン。



日曜日の午後。

アリスは姉のロリーナと一緒に過ごしていました。

それは平和的な、まったりとした空気の流れる時間。

アリスはこの時間を他のどの時間帯よりも愛しています。

アリスはロリーナのことを慕い、尊敬しています。

その一方では、容姿も性格も頭脳も自分より優れているロリーナに、コンプレックスを抱いていました。

実はアリスには以前、恋人がいて、その人と別れることになった理由の渦中にはロリーナがいました。

アリスの元彼はロリーナのことを好きになってしまい、そのことをアリスに告げました。

で、その元彼はロリーナにアッタクするのですが、ロリーナは見向きもしませんでした。

そのことが、アリスをひどく傷つけました。

アリスはその元彼に熱をあげていた程なのに、ロリーナは彼を全く無視。

自分と姉の格の違いを、嫌でも見せ付けられてしまいました。

そして更に、アリスのロリーナに対するコンプレックスはつのっていきました。


アリスは昼寝をしていた時に、ゲームの夢を見ました。

夢の内容をロリーナに告げると、ロリーナはアリスに「トランプをしよう」と誘います。

そう言った後、ロリーナはトランプを取りに行ってしまいました。

一人、庭に残されたアリスはまた睡魔に襲われます。

うとうとしていたそんな時、二足歩行のウサギを発見。

夢を見てると思い込み、アリスはまぶたを閉じます。

すると状況は悪化。

「そこ!追いかけるところですよ!?」

声をかけられ目を開けると、今度はウサギ耳の男が出現。

ウサギ男、ペーターはアリスを抱え、そのまま庭の片隅の大きな穴に飛び込みました。

アリスは『ハートの国』に連れさらわれました。

行き着いた先は時計塔で、そこでアリスは小瓶の中の薬をペーターに口づけでのまされます。

こうして、アリスは無理矢理、ゲームに参加させられてしまいました。

『元の世界に帰れるか否か?』というゲーム。

ペーターが残した小瓶は、アリスの心そのもので、小瓶には液体がたまっていきます。

小瓶の中の液体は『ハートの国』の住人と関わることで増えていき、小瓶の中が液体で満たされた時、

アリスは元の世界に帰れるチャンスが来るのです。






読んだ感じだと、ブラッドと最終的には引っ付くのかな~と。

ブラッドを意識しまくりでした、アリス。初っ端から。

時計塔に一応滞在してるから、ユリウスの線も無いともいえないんですが、

物語の進行からして、ブラッドのルートです。

1巻はそんなに物語進んでません。じっくりと描いていくみたいですね。

テンポは少々遅いです。

ホワイトハートから出てる小説を読んでから、マンガ読んだ方が断然分かりやすいです。



(↑こちらの公式ノベライズ小説をぜひ!!)

というか、アリスの真相部分を知ってから読んだ方がいいです。

気が遠くなりそうなテンポなので・・・。

真相を知る前に、マンガを売る人も多いんじゃないかな~と思います。

真相がいいのに。

何巻ぐらい出すんだろう・・・?

背景も綺麗に描かれていて、絵もかわいいです。

原画家さんの絵にも近いです。それがなによりなのです。

2巻の発売がとにかく待ち遠しい限りです。


↓こちらの動画を見たらゲームの内容がすぐに分かります。




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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お返事。 (百合姫)
2010-01-17 17:12:10
>鈴蘭さん


コメントありがとうございますっ!!
はじめまして、管理人の百合姫です(^^)

ご要望がありましたので、私なりに【アリス】シリーズのマンガについて語らせて頂きます。


■ハートの国のアリス(1巻~4巻発売中)

(著/ほしの総明)
(出版元/マッグガーデン)
(掲載雑誌/月刊コミックブレイドアヴァルス)
(価格/500円程度)

このマンガ版のアリスの性格は、若干ゲーム本編のアリスの性格と違います。ゲームのアリスは終始冷めていて、素敵な殿方から少々過激なスキンシップを受けている時も、淡白な応答をする女の子です。しかし、このマンガ版のアリスは、あまり突っ張っていなくて、性格もかなりマイルドな感じになっております。(冷めたツッコミが少ないのです。普通に恋する女の子の反応を見せてくれます)

マンガ本編はブラアリフラグが立っています。ブラッド絡みの内容は、ほぼマンガオリジナルです。それ以外のキャラルートは比較的オリジナルではなく、ゲーム内での好感度が低い状態で発生するイベントをマンガに盛り込んでいます。

ただ、ゲーム本編に頻出するコメディ&お色気はほぼ無し・・・なんです。なので、ゲームプレイ後に読むと、物足りない感に襲われると思います。ほしの総明先生の描く『ハートの国のアリス』はあくまでも【ハトアリ入門編】として読むことをオススメしますよ(^^)




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