こうたろうつれづれ

生活からの気付き・思いつきなど

今日は暇なのでもう一本

2010-11-02 16:40:41 | 日記
平針の里山は開発か保全かを勉強する絶好の場である。
去年の暮れに開発の許可が下りた。
そして、この10月から工事が着工されたのだけれど、
この間は何を意味するのだろうか?
ここからの推測が勉強になると思っている。
本来は開発資金を十二分に確保した上で開発事業は行われる。
資金的な影響で事業計画は滞らない。
まず第一に考えられるのは施工業者の選定が難航している。
名義の会社は所有者で埋められているが実際に工事を請け負う会社が見つからない。
自然環境を破壊する事業に市民の理解は得難いと考える世の中になっている。
手続きが整えば事業が行えるものでもないのだ。
伐採の作業を行う会社はなんとか出来ても次はどうだろうか。
多くは資金の流れと同じように岐阜からやって来ているようだ。
岐阜にはお金を使ってする仕事がないのだろうか。
名古屋の緑を食いつぶして食いぶちにあてている。
自分の家の前で立ち小便をする人はいない。
これから数億の工事代金が発生するけれどそのお金はどこからくるのか?
こんな事を推測する事が経済の勉強の一方法にならないだろうか。
保全では飯が食えないから開発は必要だとの考えと、
このまま開発を続けると地球規模で生命を維持できない環境になる。
両者の考えはCOP10のテーマそのものである。
10か月の間に何が考えられたのか、
それを推測する事がCOP10のテーマを考える事になりはしないか。
身近な事例で考え易いと思う。